旅が好き・そして日々の時間で気の付く事を。

旅では人々の生きた来た跡を訪ねてみたい。
時間が出来たので、今までにしなかった事に手を出してみようと思う。

「春風」その曲は中学校で習った。

2024-03-20 17:08:43 | 日記
 元歌はフォスターの「主人は冷たい土の下 Massa's in De Cold Ground。」

 60年前の同級生に母親が日本人で父親が半島人の在日二世の友人が居ました。その家は貧しくつつましい生活をしていました。小中と同級生の彼はその歌が好きだと言っていました。一人で「オールドブラックジョー」を口ずさんずいるのを聞いたことが有る。差別はそこにありました。
後年、成年になった友人と巡り合い、数人の親しい人達と一緒しました。元気そうな母上にもお会い出来ました。現在の消息は分かりません。
 もう一人の在日二世の同級生は、北朝鮮の帰国事業であちらの国に行ったとか聞きました。悲惨な状況を想像しますが現状は分かりません。
かの国とは微妙な関係が続いています。嘆かわしい事です。

 この曲はペリーが浦賀へ来た時の鼓笛隊が演奏したと記録されているとか。
鼓笛隊で一度聞いてみたい。
讃美歌になったり、日本語の歌詞は色々あるらしい。

 懐かしい曲なった。年を重ねると様々な思い出がよみがえる。



「ハニー句会」 2024年三月例会

2024-03-09 16:45:24 | お仲間たちと

吉川正紀子
広げたる枝に咲かせて梅の花
芽吹きして山々笑う支度すみ
横着の手が届かない蕗の薹

高尾田山人
春椎茸を擬人化で呼び春子さん
いつの日か別れる運命春炬燵
振るときのリズムはチャチャチャ種袋

門屋定
立春や一番搾りグィと呑み 
つる薔薇のてんてんてんの赤芽かな
菜種梅雨貯水が増えて有難う

新井文子
垣根越し甘き泣き声通い猫
空高く音符を描く小灰蝶(しじみちょう)
脳トレも三日続かず山笑ふ

二神重則
襟立てて土の匂いや春少し
蝋梅の香りの壁に足止め
黒雲の帯を留める栗の毬(いが)

長井知則
堀江小弥生の似合うおさげ髪
初雷や我家のルンバ俺の番
大谷ロスの年休は春の雪


玉乃井永
技術書の行間遠く目借時
花遍路人生最高の家出
一、二と孫と石段木の芽時