旅が好き・そして日々の時間で気の付く事を。

旅では人々の生きた来た跡を訪ねてみたい。
時間が出来たので、今までにしなかった事に手を出してみようと思う。

庚申庵での講座、蝋梅が咲いて

2021-01-25 11:34:13 | 日記
お庭には蝋梅が咲いていて良い香りがありました。

 講座は興味深い内容が多く、どれも参加したかったのですがこのコロナ騒ぎで、今回の「予章記を読む」が最初になりました。また、ニンターネットを使った遠隔講座も初めてです。

この近く魚町4丁目で生まれたとか戸籍に書いていたが、最早知っている人も町の名前も無くなった。

 講座では、三つ子が出来て不吉だから海へ流し、河野さんのご先祖が助かって活躍する。世界中にある貴種流離譚の一つかな。
予章記も太平記と同じ時代の記述があり名和氏や児島氏の名前が出る、伯備線だったか姫新線だったかに名和の駅名があったような。また、昨年津山の院庄館跡に児島高徳の跡を訪ねた。

 庚申庵では渡部章正さんの写真集を頂きました。懐かしい写真がありましたので紹介です。

道後温泉の正面左側、今はすっかり変わっている。

懐かしい、正面入っ処の受付?。今もこのままかな。


「ネオン坂」と呼ばれていたらしい。松が枝町。
昭和33年の売春防止法施行にいたるまで遊廓があったところ。坂道を登っていくと時宗・踊り念仏「一遍さん」の「宝厳寺」があります。



「ハニー句会」 2021年新年句会を開きました。

2021-01-09 17:49:37 | お仲間たちと
今回は難解な句が多かったが聞けばなァン~ダ。


上甲彰
注連縄と餅あり今日のミンマかな
注連縄の向きに言ある父逝きぬ
手みやげに滋養あるよと寒卵

二神重則
見慣れたる筆跡淋し雪の雲
凩は色葉も混ぜて通り過ぎ
手拍子を世界と合わすコンサート

八木健
この鳥は飲んでないのに千鳥足
ヨイショする紅葉に冬の字をつけて
実と葉では読み方違う銀杏かな

向田将央
お年玉お礼お手紙懐かしや
数の子を作り過ぎたねなあ母さん
師走ゆえ三歩進んで二歩進む

玉乃井永
皺くちゃの笑みに笑みするお年玉
取り合わせ推敲重ね日脚伸ぶ
煮凝や釣果に亡父(ちち)の得意顔

長井知則
あつもりに姿を替えしお年玉
千両に負けじと桜三分咲き
元旦もステイホームや炬燵の密

吉川正紀子
お値打ちは顔の皺より柿の皺
睨まれる電車の中の風邪の咳
お年玉喜んだ子が親となり