苦労して取り外したシリンダーヘッドを苦労して取り付けた。
冷却水ホースを取り付けながら点検していると、ポンプからシリンダブロックへ流すホースが塞がっていた。突いてもビクともしないので交換することにして、状態を見るために切り裂いた。
なんとピッタリ入っていたのはステンレスの棒だった。
このホースは何年か前に交換したように思っていたが、まさか私が棒を入れるはずがない。してみると前所有者の時代からこうなっていたのだろうか。
水の通路が塩で塞がっているどころではない、この棒は水を止めるために入れたとしか思えない。エンジンがオーバーヒートするのは当然だ。世の中分からないことだらけ。
シリンダヘッドの下部に、目的が分からない、パーツリストにも載っていないフレキシブル管が付いていた。辛うじて手が入るスペースしか無いので、外すのは簡単だが、復旧するのは至難であった。
スペースがあれば何のことはないのだが、鏡を見ながら30分苦闘した。
総じて、普段しない妙な体勢で妙な所に力を入れるので、特に下半身はくたくたになる。心地よい疲労感であると言えなくもない。
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