旭岳に登った時に、どういう訳かベテランと間違われた。
「○○岳はどれですか」
「初めてで、全く知りません」
「熟練者とお見受けしましたので・・・」
「いえ、ど素人です」
今どきの登山ファッションとは異なって、上は普通のカッターシャツ、下は作業ズボンといういで立ちが誤解の原因だったのだろうか。おまけに左の靴には、剥がれたアウトソールを縛るためにピンクのリボンを巻きつけていた。
登山靴を補強した。雌阿寒岳で右、旭岳では左のアウトソールが剥がれた。どちらも中間地点だったので、後半の歩きは難渋を極めた。右の次は左だろうと予測して対策を講ずるべきだったが、ど素人の悲しさ、考えが及ばなかった。
直ぐにホームセンターで接着剤を買って応急に貼り付けてあるが、接着剤は水に弱いので、上にシリコンを盛った。
靴底が摩耗していれば貼りなおすところだが、あまり使っていないのでまだまだ使える。この靴でますますベテランに見えるかもしれない。
３０年物の８畳間のエアコンが２年前から動かなくなっていた。去年買い替えようか迷ったが、１年に数回しか使わないのでやめた。しかし今年はその数回が我慢できそうにないので買い替えた。
作業の人が、車から降りるなりダウンジャケットのようなものを着始めたのでびっくりした。ファン付きの作業服だった。「これなしで屋外の作業は考えられない」と言っていた。
工事完了後、作業服を脱いで汗を拭いていたが、きょうは風もあったので、いっそ薄着の方が涼しかったのではないだろうか。