ろろろ川のおと

ながらへば またこのごろや しのばれむ

崇徳院

2023年01月09日 20時54分14秒 | 日記

 包丁を研いだ。研ぎ場が建物北側の日陰なので、今日のような風のない暖かい日でなければやる気が出ない。4本研いだ。

 何を思ってか、娘がLINEに牡蠣を片栗粉で洗う動画を上げた。つられて、今夜は牡蠣フライにした。片栗粉がもったいないし、粉を落とすのがちょっと面倒なので、きょうも塩で洗った。

 田辺聖子著「小倉百人一首」に青年と中年の二人が登場する。青年は崇徳院の「瀬をはやみ・・・」、中年は藤原清輔の「ながらへば・・・」が良いという。
 若い人には崇徳院が受けるのだろう、何かの対談で芦田愛菜も「ながらへば・・・」が好きだと言っていた。
 老年の私は当然「ながらへば・・・」で、このブログの概要にしている。

 崇徳院といえば怨霊伝説と落語の「崇徳院」を想起する。怨霊伝説は勿論、落語のくだらないサゲも無ければいいのに。