笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

藤原実資の「小右記」を読んでみることにした!

2024年03月10日 12時05分40秒 | 読書
「光る君へ」の第9回「遠い国へ」は、圧巻の脚本でしたね~。
中途半端な権力では大切なもの守れないことを道長が噛みしめた回、彼のその後の歩み方のターニングポイントになる回でもあるんだろうな、と思えました。
父である兼家の「権力」使い方と道長の「権力」の使い方を2重構造で構成してみせた「神脚本」であったと思っています。もちろん「直秀ロス」の回でもありましたよね~(T_T)

さてさて、作中では毎回、身の回りの"在りよう"に憤懣やるかたなく激怒もしくは愚痴っているロバート・秋山さん扮する藤原実資。ちなみに「日記に書けばいいじゃないの、日記!、日記!」と妻に言われるものの「んな、みっともないこと書けるかぁ!」とおっしゃっていますが、実は膨大な日記を残しているのだとか。調べてみたら「小右記」という名の日記が全66巻(@_@)、さすがに購入も読むのも無理だわ。。と思っていたら、なんと、現代語訳付のダイジェスト版を発見!! 「そうまで言うなら(誰も何も言っていない)、読もう!」と決意。早速購入してみました。


なんと厚さ30mm!


ダイジェスト版なのにこの"分厚さ"。丸々としたロバート・秋山さんを彷彿とさせ、笑えます(^^;)


常に私は大真面目である!!


道長の絶頂期も最後もこの「小右記」に書かれているとのことなので、ドラマのお伴に最適かも。
令和5年7月に初版が発行されて令和6年3月に第4版発行というこの本、大河ドラマ効果もあるかもしれませんが、一番の功労者はロバート・秋山さんじゃないかな~。だって、ロバート・秋山さん演じる「藤原実資」を観て、私ですら「読みたくなっちゃった」んだから(^^)
"有職故実に精通した当代一流の学識人"と言われた藤原実資の「愚痴日記(?)」、がんばって読みたいと思います(^^)

藤原実資について知りたい方は、こちら
コメント (2)
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