笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

ファンタスティックビースト巡り in 世田谷

2023年04月06日 20時59分43秒 | 日々雑記
高校時代のお友達と「ファンタスティックビースト巡り」をして参りました(^^)
場所は(意外にも)世田谷。大井町線九品仏駅にある浄真寺と桜新町の桜神宮でございます。

9時30分に二子玉川駅に集合
 →浄真寺
 →桜新町でランチ
 →桜神宮
という、ごくごくシンプルなプランだったのですが、これがまた超充実の半日になりました。特に浄真寺恐るべし、でございまして(^^)大感動



九品仏駅から徒歩3分、参道の左右は青もみじのトンネルで、「紅葉見にまた来よう」と早くも紅葉狩りプラン決定(^^)♪

大きな山門(仁王門) 



獅子が整列でお出迎え。両脇の木鼻は獅子と象、その奥に獏。



阿形:顔の蜘蛛の巣、とってよぉ~
吽形:やだ。さわりたくな~い


そして仁王門の四面には、鳳凰・麒麟、鶴・虎、といったお約束の霊獣たち。中には、

犀(さい):背中に甲羅、頭に一本の角
水辺に棲むことから火除けの意味を持つ



飛龍(応龍):顔は龍、身体は魚、翼を持つ
水中に棲むことから火伏の意味を持つ


など、珍しい霊獣もおいでになります。鳳凰・麒麟ペアは瑞兆吉兆を、鶴・虎ペアは長寿厄除けを意味するのだとか。

が、本当の見所はここから。仁王門左側の鐘楼堂が超絶凄い(@_@)

霊獣うじゃうじゃ感がもう半端じゃありません。。。


浄真寺のサイトで全体が見られます。

鐘楼の四隅。斗栱(ときょう)から頭を突き出す龍たち(@_@)


四面の欄間(でいいのか?)には干支の彫り物が施されています。
前回鎌倉本覚寺の鐘楼ではさっぱりわからなかったのですが、干支だったんですね、これらは。

東(右から、猪、鼠、牛)

西(右から、蛇、馬、羊)

南(右から、虎、兎、龍)

北(右から、猿、鶏、犬)



その後、ブログを読んだ妹殿から「干支にも方位があるんだよ」と教えられ、ちょっと調べてみると、


なんだとか。ということは、反時計回りに45度位置が違うようです。
加えて、あれ?と思ったのは、鐘を撞く木の棒(撞木(しゅもく))の位置。本覚寺は東配置で西に向かって打ち、浄真寺は西配置で東に向かって打ちます。ネットで調べたら「撞木は東に配置し、東から西に向かって打つもの」と書かれてもいます。
へ~、面白いな~。霊獣の向きとか考えたことなかったから、となると今後はコンパス持ってのファンタスティックビースト巡りになりそう。φ(..)何事もお勉強

本堂中庭の大きなしだれ桜にはまだ花がありました。ラッキー(^^)/


9体の大きな阿弥陀如来像(※2034年まで1体ずつ修復中)も圧巻の見応え。紅葉の季節にアイル・ビー・バック決定!

その後桜新町に移動。時間も11時30分、丁度ランチの時間です。
桜神宮前の「WAIGAYA ワイガヤ」というイタリアンで、一番人気のズワイガニのクリームパスタをランチセットで頂きました。


太麺の生パスタは食べごたえ十分(^^)ごちそうさまでした。


桜新町駅前通りの桜並木は、八重桜がほぼ満開で食後の散歩にぴったり。


ぼんぼりのような、真ん丸で大きな桜に二人して思わず「きゃわいぃ~♪」


桜新町は、長谷川町子美術館があるサザエさんの町でもあります。磯野家のオブジェがそこここに。


そして本日のお土産に、通りに面した和菓子処「伊勢屋」で生クリームどら焼きなるお品を購入

どら焼きというよりワッフル。生地も餡もフワフワしてお口の中で溶けていきます。

そして、いよいよ桜神宮へ。


こちらにも、多くの霊獣がおられるようですね~(^^)


唐破風懸魚は鳳凰、そして鳳凰に乗る賢人(?)


振り返り型の龍の木鼻 とってもきれい(^^)


中備えは、書物を持ち龍に語りかける賢人(?) うっとりする馬(?)、うがーな赤子(?)。


持ち送りは左右とも、玄武に導かれる亀(吽形側の持ち送り)

亀:オジサンの尻尾はなんでそんなに長いの?
玄武:それは、玄武だからだよ~ん


手挟みは、伸びやかな鶴


桜神宮は周辺の桜並木と相まって、小柄で華やかなお嬢さん、って印象の神社でした。対照的に浄真寺はなかなか男前な印象だったかな。
いや~、期待していなかった桜を見ることができたし、期待以上の霊獣たちにお目にかかることもできたし、な、充実の半日でした(^^)v
楽しかった~♪
コメント
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