笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

記録は付け始めるとクセになる ~その13 去年のエイプリルフールに書いたこと

2021年04月01日 12時55分47秒 | 日々雑記
こんなことを書いてます。
ただ残念なのは、1年後の現在でも、昨年同様「誰か、今の状況は"ウソだ"、と言ってくれ」と叫んでいる人がいる、ことでしょう。フランス、イタリアでは3月に入り何度目かのロックダウンを実施していますし、


インドやブラジルでも新規感染者が増えているようです。

該当月で最も多かった新規感染者数を拾うとこんな曲線が見えてきます


かたや、ワクチン接種が進んでいるイギリスでは介護施設での感染者が減り、接種を完了したシニア層の夏のバカンス予約が増加しているのだとか。
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2021年3月30日(火)18時17分 ニューズウィーク日本版編集部

新型コロナワクチンの争奪戦が激しさを増すなか、イギリスが大きな節目を迎えた。3月20日、主要国では初めて成人の半数が少なくとも1回、ワクチン接種を受けたと発表。ウェールズでは4月中旬には50歳以上の全員、7月にはイギリスの全成人への接種を終えたいとしている。

一方、アメリカでは1回以上接種を受けた人は全人口の27%。ただし接種回数は1億3300万回で世界一。接種率でイギリスを上回るのは意外な小国で、セーシェル65%、イスラエル59%だ。
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やはり、ワクチン接種の有無が社会を機能させるための大きな条件になることは間違いないんでしょうね。

さてさて、わが国内ではどんな1年だったのか。ちょっと数字を辿って思い出してみましょうか。

2020年4月8日に緊急事態宣言が発令されて、この時の新規感染者は、
 ・東京144人、
 ・全国515人(初めての500人超え)。
最初の緊急事態宣言時には、3桁になったことが心理的にかなりなインパクトだった気がします。私も「こりゃ大変だ~」と思いましたもの。しかもマスクも消毒用アルコールも店舗から消えて、世の中パニックでした。

この緊急事態宣言で押さえられたのもつかの間。落ち込んだ観光業・飲食業を支援するために始めた一連のGOTOキャンペーンが(おそらく)原因で、感染者が膨れ(と私は思っていますが)、そうこうしている内に、そのまま年末へ。

海外からの観光客は減る、というより消滅


感染者もなんだか日々増えていき、2021年1月8日の2回目の緊急事態宣言。その時の新規感染者数は、
 ・東京2,392人、
 ・全国7,882人でした。(神奈川838人、千葉455人、埼玉496人、大阪654人、兵庫297人)
この時の4桁も衝撃的でしたね。マスクやアルコールは手に入るようになっていたけれど、「ウィルスは乾燥した冬に蔓延しやすい」という意識やアナウンス効果もあり、しっかり自粛に徹していたように思います。

で、延長されていた緊急事態宣言が首都圏で解除された3月21日。この日の新規感染者数は、
 ・東京256人、
 ・全国1,119人でした。
この数字で解除しちゃっていいのかな、というのが正直な気分でしたよ。その後は周知の通り微妙に上がった感があり、現在は第4波云々なんて記事も出ています。

それにしても、1年前だったら3桁でびっくりした数字も、もはや、あ~、200人か。。という感想にしかならない「数字への慣れ」(^_^;)。
変異した新型が生まれていると言われても、
 「マスク、消毒用アルコール、オッケー」 
 「換気、ソーシャルディスタンス、オーケー」
 「食事ルール、オッケー」 
 「人混み回避、オッケー」
と、"しなければいいこと"が分かっている今、正直1年前ほど"ビビらなく"なっているのも事実だと思います。これが"慣れ"というものなのかもしれませんけど(自戒を込めて)。

来年の4月1日には「マスクしなくてもよくなった~!!」、とか「ワクチン接種しました~!!」などと、書きたいものですよね。
ウソではなくて。
コメント (3)
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