笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

「ホビット 決戦のゆくえ」~「旅の仲間」をまた観たくなります!(ネタばれ注意)

2014年12月18日 16時42分25秒 | 映画
前作では、

「え!? ここで終わり!?」(・o・)

だったのですが、今回は

「え!? ここから始まり!?」(・o・)

ってくらい、

いきなり始まります。。

洗濯物を取り込むためにビデオの停止ボタン押して、で、さて続きを観ようかなって再生ボタンを押した、ってくらい普通の切れ目で始まった「ホビット 決戦のゆくえ」でございます。(^_^;)
この切り方どうよ?な意見もあるようですが、もしスマウグが退治されるくだりを前作に入れちゃうと、バルドの存在感が最終章で薄くなるため仕方ないかな~とも思います。
ちなみに今回はシリーズ最短作品で2時間25分。前作での圧倒的なスマウグの存在感からすれば、バルドとスマウグの因縁の対決にもう少し厚みが欲しかったな、と個人的には感じました。

さて、三作目は「欲と欲のぶつかり合い」の物語です。しかも揉めるのはドワーフとエルフとバケモノ軍団+人間という構図で(^_^;)
いったいどこにシンパシーを求めればいいのやら。。 

そんなわけで、唯一の泣かせどころは絶対タウリエルとキーリの愛と別れなのだろうと思っていたのですよ。
ところがな~んと、ビルボとトーリンの友情と別れに、ワタクシ涙してしまいました。
ビルボに許しを請い、心安らかに、眠るように去ってゆくトーリン。

それは「旅の仲間」でのボロミアとアラゴルンの別れのシーンに重なります。そういえば、ボロミアも指輪の魔力に惑わされ自分を見失っていきましたっけ。。もうねぇボロボロ。。逝かないでトーリンと。

作品は、旅を終えホビット庄に戻ったビルボが111歳の誕生日パーティーを迎える日で終わるのですが、サプライズはイアン・ホルムのビルボ! しかもマーティン・フリーマンからイアン・ホルムへ映像が変わっても、表情、動作に全く不自然さがないのです。
作品としては「旅の仲間」のイアン・ホルムが先なわけですから、逆算して若きビルボを演じたマーティン・フリーマンには心から拍手です!
そしてこの日から「旅の仲間」の物語が始まるのですね。。

ジャクソン監督ったらやってくれました。13年前の三部作がぜったい観たくなること請け合いの「ホビット 決戦のゆくえ」でございます。

これで本当に本当にほんと~に終わってしまうこのシリーズ。
万感の想いを込めて、主題歌「The Last Goodbye」を貼っておきま~す♪
コメント
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