笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

「老人」は何歳からか

2013年02月07日 21時36分36秒 | 日々雑記
こたつの上にあった市の広報を読んでいたところ「老人クラブ」の募集記事が目に留まりました。
そこには「60歳以上の方が親睦を深め…云々」とあって、思わず「う~ん」の考えてしまったのでした。

60歳は「老人」か?

ということで、思い出せる範囲で高齢者関係ののくくりを書き出すと

健康保険法:
前期高齢者→65歳以上75歳未満
後期高齢者→75歳以上(一定の条件あり)

雇用保険法:
高齢者求職者給付→65歳以上の失業者が対象(一定の条件あり)

国民年金法:
受給年齢:65歳から(25年以上納付要件あり)

高齢者雇用安定法:
高年齢者→55歳以上
中高年齢者→45歳以上
中高年齢失業者→45歳以上65歳未満

こちらは改正(高年齢者雇用確保措置)により「希望者全員の65歳までの雇用確保義務」なんてのも4月から施行されることが決まっています。
65歳まで働く世の中になりつつあるわけですから、やはり60歳という年齢はとても「老人」って感じではないですよね~。まぁ、この広報を作成した人が20代なら「60は老人でしょ」って感じても不思議ではないかもしれませんが(^_^;)

ちなみに、男性の平均寿命の推移をおおまかに書くと、
昭和22年の平均寿命50歳(戦争の影響?)
昭和26年の平均寿命60歳
昭和46年の平均寿命70歳
平成22年の平均寿命79.55歳

平成22年の日本人男性の平均寿命は約79歳なので、ここから10歳引いて約70歳。働いていてもいなくても「70歳」くらいからなら「老人」かな~とも思ったりします。
「老人」という言葉から連想するイメージは人それぞれだと思いますが、私の抱く「老人」のイメージは、世俗の仕事から放免され、日々を穏やかに過ごす感じでしょうか。
あ、でも宮崎監督は70代でご自分を「老人」って言ってるけど、「老人」にはとても見えないですよね(^_^;)。

それにしても、やっぱり60歳は老人クラブじゃないよねぇ~。

※写真は「只今ヒヤシンス開花中、室内芳香天国♪」
コメント
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