笑うかどには福きたる

日常生活で見たこと、聞いたこと、感じたことを牧歌的にのんびりと書いています。

出先雑感 その4 E席で行こう!/大阪某所

2009年10月24日 22時27分54秒 | 日々雑記
私の母は大阪出身、父は九州出身で、私の中で新幹線といえばイコール「山陽新幹線」です。
車窓を流れる景色をぼや~っと眺めるのは子供のころから大好きで、今だに関西方面に仕事で出かける際の大きな楽しみでもあります。だからせっかくの窓際の席で爆睡しているサラリーマンを見ていると、ちょっぴり「もったいないな~」と感じてしまいます(日々激務でお疲れなのでしょうけれど)。
さて、山陽新幹線の席の配列は、東京から関西に向かって左から「A,B,C 通路 D,E」となっています。Aが海側、Eは山側です。

私が好きなのは、E席

なぜなら、富士山がきれいに見える席だからです。
自宅から見える富士は、いつも視界の左側にあるのですが、三島を越えるあたりからの、富士山がだんだん視界の右側に流れ始める、あの感じが何度見ても好きで、新幹線に乗るときは「それが見たいが為に」E席に座るくらいです(^^)
視界の右側からだんだん消えていく富士山に「行ってきま~す」と言って出かける、って感じでしょうか。
徒歩で旅をしていた時代の人は、例えば神奈川から、それこそ富士が見えなくなる土地に入るまで数日を要していたわけですから、進行方向右斜め前にあった富士が、後方に遠ざかっていく時の、この「行ってきます」感もひとしおだったに違いありません。(逆に西から来た人の、左前方に見え、後方に離れていく富士を見る感覚ってどんなものだったのでしょうね)

さて、E席が好きな理由は「富士山」ばかりではなく、「(現在は)簡単に越せそうな大井川」とか(^^;)、岐阜羽島周辺に広がる田園風景とか(最近はだいぶ宅地化されました)や、米原駅周辺の厳しい表情をした山々、姫路駅から垣間見える姫路城など、その土地土地によっての表情の違いを楽しめることもあります。とにかく私の中では「E席で行こう!」なのです。(A席のお勧めは、熱海や神戸周辺の海の景色ですね。お天気がいいと海がきらきら輝いていてとてもきれい(^^))

車窓の富士山は、季節的にはやはりこれからでしょうか。冠雪が始まる時期は空気も澄んでいるし、青空をバックにした富士山はとてもきれいです(^^)関西方面にお出かけの際は、一度くらいは気にかけてみてください。

※写真は、静岡手前(多分)あたりで携帯で撮った富士山。シャッター音で隣のサラリーマンを起こしてしまいました(^^;)
コメント
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