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ホワイト・ライズ

2006-07-04 20:27:52 | 映画 ハ行
DVDで、出演:ジョシュ・ハートネット/ダイアン・クルーガー/ローズ・バーン/マシュー・リラード/
クリストファー・カズンズ/ジェシカ・パレ/ヴラスタ・ヴラナ/オリジナル脚本:ジル・ミモーニ/脚本:ブランドン・ボイス/監督:ポール・マクギガン/作品『ホワイト・ライズ』を観ました。

●感想
 ・いつも映画やDVDを観る際に参考にさせてもらっている「我想一個人映画美的女人blog 」(http://blog.goo.ne.jp/some-like-it-hot/c/3413477038427f178a8272b4be439c4c)管理人のmigさんの「おすすめ映画」「BEST作品」から、まだ私が観ていなくて気になっている作品を何本かTSUTAYAでレンタルして参りました。

 ・この作品の公開前に、おすぎさんが「良く出来ている!」ってベタ褒めしていたのが、ずーと気になっていたんですが、本当に良く出来ていたのでビックリ致しました!

 ・ストーリーは主人公・マシュー(ジョシュ・ハートネット)、マシューの元彼女・リサ(ダイアン・クルーガー)、マシューの親友・ルーク(マシュー・リラード)、ルークの恋人でリサの親友・アレックス(ローズ・バーン)ら4人の恋のもつれを描いています。

 ・主人公のマシューがリサの後姿を見かけてから、居場所を突き止めるまでのストーカーの様な執念が物凄いです。「マシューとリサは再び巡り逢えるのか?」というのが本作のキーポイントなんですが、途中でニセ者のリサが現れたり、親友のルークに「俺と彼女の仲を取り持ってくれ!」と、どうでもいいことを頼まれたりして、マシューはなかなかリサに逢えません!この逢えそうで逢えない状況にイライラ、ハラハラ、ドキドキさせられ、最後まで目の離せない状況にさせられてしまいます。

 ・たった「マシューとリサは再び巡り逢えるのか?」というテーマだけで、最後までストーリーを引っ張ってしまう監督のポール・マクギガンの演出とブランドン・ボイスの脚本の出来が素晴らしいです!ハッキリ言って、この作品を単なる恋愛映画と思って観るのは、止めて欲しいです!これは、純愛を上手く使った一流のサスペンス作品ですね!

 ・私は男なのでマシューの目線でストーリーを追っていたのですが、彼のリサに対する何とも言えない切ない気持ちが痛い程に伝わって来て、かなり感情移入をしてしまいました!役者、脚本、演出と全てが揃った見応えのある作品だったので、久しぶりに「本当に観て良かった!」と思いました。

●採点
 ・私的評価……95点(愛する恋人同士を引き裂く女のウソは、かなり怖いです。しかし、彼女のウソが悪意からではなく、愛する人へ近づく為の唯一の手段だとしたら、果たして彼女を非難する事が出来るでしょうか?人を愛する事の複雑さを観た後に考えさせられる見事な作品でした!)

 ・と言う訳でこの作品は、これまでに本気で人を愛した事のある方と本気で愛していた人にいきなり消息を絶たれてしまったという経験のある方にオススメ致します!

 ・最後にどうでもいいことなんですが、本作でのダイアン・クルーガーが『トロイ』の何十倍も魅力的に見えてしまったのは私だけでしょうか?

それでは、また何か観たら書き込みます。
 


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