DVDで、声の出演:ジャン=クロード・ドンダ/ミシェル・ロバン/モニカ・ヴィエガ/製作:ディディエ・ブリュネール/音楽:ブノワ・シャレスト/グラフィックデザイン・絵コンテ・脚本・監督:シルヴァン・ショメ/作品『ベルヴィル・ランデブー』を観ました。
●ストーリー
戦後間もないフランスの一軒やでマダム・スーザは両親を失った内気な孫のシャンピオンを喜ばせようと
色々な物を買い与えるのだが、シャンピオンはどれにも興味を示そうとしなかった。
そんなある日、マダム・スーザがシャンピオンの部屋を掃除している時に1冊のノートを発見し、彼が自転車レースに強い興味を持っていることを知り、自転車を買え与えるとシャンピオンは目を輝かせ夢中になって遊び始める。
やがて数年が経ち、青年となったシャンピオンは自転車レースの頂点“ツール・ド・フランス”に出場する為に、マダム・スーザと厳しいトレーニングに励む。
毎日の練習の成果が実り、ついに憧れの“ツール・ド・フランス”に出場するまでに成長したシャンピオンだったが、レースの途中でリタイヤした数名の選手と共に、何者かに誘拐されてしまう。
マダム・スーザは、愛犬のデブ犬・ブルーノを連れ、シャンピオンが監禁されている船を追いかけ、高層ビルが乱立する大都会“ベルヴィル”までやって来るのだが……。
●感想
どこかのブログで、この作品を絶賛している記事を見つけ、前から気になっていたのですが、今日「TSUTAYA」で発見したのでレンタルしてみることに致しました。
まず、ビックリしたのは非常に個性的な登場人物や乗り物のデザインでした!
マダム・スーザの履いている靴が左右でヒールの高さが違っていたり、マフィアの部下が極端ないかり肩だったり、客船の幅が薄く、縦に大きかったりとこれまでに見た事の無い、独創的で素晴らしいものばかりでした!
主役であるマダム・スーザやシャンピオンが、ほとんど喋る事無くストーリーは展開して行くのですが、その分を質の高い歌や音楽、効果音で上手くカバーしているので、最後まで楽しんで観る事が出来ました。
パンクしたタイヤの代わりに犬のブルーノを使ったり、大型船を足踏みボートで追いかけたりとユニークなシーンもあるのですが、カエルがそのまま入った不味そうな料理を食べたり、誘拐された自転車選手がマフィアに撃ち殺されたりするシュールなシーンもあるので、どちらかと言えば大人向けの作品ではないでしょうか。
エンディングも少しシュールなんですが、全編を通じてマダム・スーザのシャンピオンに対する深い愛情が感じられるクオリティの高い作品なので、観て損は無いと思います。
●採点
私のこの作品に対する評価は80点です。
個人的には犬好きなので、デブ犬・ブルーノの行動が愛らしかったですね!
電車に向かって吠えたり、人の食事をジーッと見つめていたりとショメ監督が普段から、犬の行動をよく観察いるのが分かりました。
本作のDVDには特典映像も入っており、その中で高畑 勲氏とシルヴァン・ショメ監督の対談が収録されているのですが、高畑氏も『ベルヴィル・ランデブー』の出来の良さを絶賛していました。
他にも、日本アニメとアメリカアニメの違いや制作過程の事など、2人のアニメに対する熱い情熱が伝わってくる対談内容となっていますので、アニメファンの方は必見じゃないでしょうか。
と言う訳でこの作品は、独特のキャラクターが登場する大人向けのアニメに興味がある方と食べ物に対し物凄い執着心を見せるデブ犬を飼っている方にオススメ致します。
最後にどうでもいいことなんですが、マフィアの掛け賭博場のシーンで『ディアハンター』のロシアンルーレットのシーンを思い出してしまったのは私だけでしょうか?
それでは、また何か観たら書き込みます。
●ストーリー
戦後間もないフランスの一軒やでマダム・スーザは両親を失った内気な孫のシャンピオンを喜ばせようと
色々な物を買い与えるのだが、シャンピオンはどれにも興味を示そうとしなかった。
そんなある日、マダム・スーザがシャンピオンの部屋を掃除している時に1冊のノートを発見し、彼が自転車レースに強い興味を持っていることを知り、自転車を買え与えるとシャンピオンは目を輝かせ夢中になって遊び始める。
やがて数年が経ち、青年となったシャンピオンは自転車レースの頂点“ツール・ド・フランス”に出場する為に、マダム・スーザと厳しいトレーニングに励む。
毎日の練習の成果が実り、ついに憧れの“ツール・ド・フランス”に出場するまでに成長したシャンピオンだったが、レースの途中でリタイヤした数名の選手と共に、何者かに誘拐されてしまう。
マダム・スーザは、愛犬のデブ犬・ブルーノを連れ、シャンピオンが監禁されている船を追いかけ、高層ビルが乱立する大都会“ベルヴィル”までやって来るのだが……。
●感想
どこかのブログで、この作品を絶賛している記事を見つけ、前から気になっていたのですが、今日「TSUTAYA」で発見したのでレンタルしてみることに致しました。
まず、ビックリしたのは非常に個性的な登場人物や乗り物のデザインでした!
マダム・スーザの履いている靴が左右でヒールの高さが違っていたり、マフィアの部下が極端ないかり肩だったり、客船の幅が薄く、縦に大きかったりとこれまでに見た事の無い、独創的で素晴らしいものばかりでした!
主役であるマダム・スーザやシャンピオンが、ほとんど喋る事無くストーリーは展開して行くのですが、その分を質の高い歌や音楽、効果音で上手くカバーしているので、最後まで楽しんで観る事が出来ました。
パンクしたタイヤの代わりに犬のブルーノを使ったり、大型船を足踏みボートで追いかけたりとユニークなシーンもあるのですが、カエルがそのまま入った不味そうな料理を食べたり、誘拐された自転車選手がマフィアに撃ち殺されたりするシュールなシーンもあるので、どちらかと言えば大人向けの作品ではないでしょうか。
エンディングも少しシュールなんですが、全編を通じてマダム・スーザのシャンピオンに対する深い愛情が感じられるクオリティの高い作品なので、観て損は無いと思います。
●採点
私のこの作品に対する評価は80点です。
個人的には犬好きなので、デブ犬・ブルーノの行動が愛らしかったですね!
電車に向かって吠えたり、人の食事をジーッと見つめていたりとショメ監督が普段から、犬の行動をよく観察いるのが分かりました。
本作のDVDには特典映像も入っており、その中で高畑 勲氏とシルヴァン・ショメ監督の対談が収録されているのですが、高畑氏も『ベルヴィル・ランデブー』の出来の良さを絶賛していました。
他にも、日本アニメとアメリカアニメの違いや制作過程の事など、2人のアニメに対する熱い情熱が伝わってくる対談内容となっていますので、アニメファンの方は必見じゃないでしょうか。
と言う訳でこの作品は、独特のキャラクターが登場する大人向けのアニメに興味がある方と食べ物に対し物凄い執着心を見せるデブ犬を飼っている方にオススメ致します。
最後にどうでもいいことなんですが、マフィアの掛け賭博場のシーンで『ディアハンター』のロシアンルーレットのシーンを思い出してしまったのは私だけでしょうか?
それでは、また何か観たら書き込みます。
思ったよりも良く出来た内容のアニメだったのでビックリしました
私もこういう作品なら何本でも観たいですね。
ブルーノはただのデブ犬かと思っていたのですが、大活躍でしたね
ちょうど同じ作品の感想アップしたのでTB頂きにきました
素敵なアニメでしたね
正に大人のためのアニメ
こういうの好きです♪
ブルーノが本当に最高にツボでした!
また他の作品でもTB頂くと思いますので、よろしくお願いします