いろんな職場を転々としていて、どの職場でも一度は飲み会に誘われるけど、二度目は絶対にない。
飲み会に行きたい!というわけではないけど、何となく寂しい気持ちはありますよね。そして自分にやはり問題があるのだろうね。
そんな時にはやっぱりKATO'Sキッチンに行ってしまう。
看板も何もない、住宅街の中にひっそりとたたずむアパートの一室にあるKATO'Sキッチン。
入り口をふさぐように停められた自転車の隙間を抜けて、外階段を上がり、ドアを開ける。
「いらっしゃい」
いつもと同じように、無表情な大将が、静かに迎えてくれる。
これが嬉しい。いつでも変わらない対応が嬉しいのだ。
靴を脱いでキッチンを抜けて和室へ入り、コタツの前に腰を下ろすと、つきだしが出てくる。
・レンコンのきんぴら
落ち着く。。これなのよ。ようわからんものよりも、とにかく身近で親しみのあるものが最初に出てくる感じ。
ちゃんと美味しい。レンコンの食感とピリッとしてて、まずは発泡酒を頼んで、レンコンと共に頂く。
続いて、おススメボードを見ると
「キャベツのおかかバター炒め」というものがあったので頼んでみる。
その名の通り、シンプルなキャベツ炒め。
具はキャベツだけだけど、バターのコクと、おかかの風味、そしてソースで味付けがされており、そのソースのパンチもあり、シンプルながらもお酒のツマミとしては最高だ。
発泡酒からレモンサワーに切り替える。
さらに温かいものが欲しくて、おススメボードにある「厚揚げとしめじのオイマヨ炒め」を注文する。
これはもう、マヨとオイスターソースで、お酒にしっかりと合う一品だ。厚揚げがモチモチしていてとても美味しい。
レモンサワーも飲み干してしまったけど、お腹もそろそろいっぱいなので、焼酎ロックを注文し、ちびちび舐める。
そして最後にはやはり「いなだの刺身」を。刺身好きとしては、刺身がある時は頼んでしまう。
そしてやはり美味しい。どれも美味しかった。満たされた。心も体も。
良いんだ。別に。
日々、「こうしなきゃ」「ああしなきゃ」が、マシンガンのように絶え間なく我が身、我が心を打ちぬいてきますが、
そこで焦ってもしゃーない。まずは落ち着いて、美味しいもん食べようや。
KATO'Sキッチンはそう言ってくれてる気がするのです。
今日も美味しかった。明日は明日の風が吹く。ケセラセラだよね。
そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、帰り際に大将が、
「いつでも、、お待ちしてます」と言ってくれた。
「、」の数が2つ!!
1つでもなく3つでもない、、2つなのです!!!!!
僕はもう泣きそうになった。。。
視界がにじむ中、大将に「ありがとうございます」とだけ言ってドアを閉める。
階段を下りながら、僕は涙をぬぐった。また来よう。
飲み会に行きたい!というわけではないけど、何となく寂しい気持ちはありますよね。そして自分にやはり問題があるのだろうね。
そんな時にはやっぱりKATO'Sキッチンに行ってしまう。
看板も何もない、住宅街の中にひっそりとたたずむアパートの一室にあるKATO'Sキッチン。
入り口をふさぐように停められた自転車の隙間を抜けて、外階段を上がり、ドアを開ける。
「いらっしゃい」
いつもと同じように、無表情な大将が、静かに迎えてくれる。
これが嬉しい。いつでも変わらない対応が嬉しいのだ。
靴を脱いでキッチンを抜けて和室へ入り、コタツの前に腰を下ろすと、つきだしが出てくる。
・レンコンのきんぴら
落ち着く。。これなのよ。ようわからんものよりも、とにかく身近で親しみのあるものが最初に出てくる感じ。
ちゃんと美味しい。レンコンの食感とピリッとしてて、まずは発泡酒を頼んで、レンコンと共に頂く。
続いて、おススメボードを見ると
「キャベツのおかかバター炒め」というものがあったので頼んでみる。
その名の通り、シンプルなキャベツ炒め。
具はキャベツだけだけど、バターのコクと、おかかの風味、そしてソースで味付けがされており、そのソースのパンチもあり、シンプルながらもお酒のツマミとしては最高だ。
発泡酒からレモンサワーに切り替える。
さらに温かいものが欲しくて、おススメボードにある「厚揚げとしめじのオイマヨ炒め」を注文する。
これはもう、マヨとオイスターソースで、お酒にしっかりと合う一品だ。厚揚げがモチモチしていてとても美味しい。
レモンサワーも飲み干してしまったけど、お腹もそろそろいっぱいなので、焼酎ロックを注文し、ちびちび舐める。
そして最後にはやはり「いなだの刺身」を。刺身好きとしては、刺身がある時は頼んでしまう。
そしてやはり美味しい。どれも美味しかった。満たされた。心も体も。
良いんだ。別に。
日々、「こうしなきゃ」「ああしなきゃ」が、マシンガンのように絶え間なく我が身、我が心を打ちぬいてきますが、
そこで焦ってもしゃーない。まずは落ち着いて、美味しいもん食べようや。
KATO'Sキッチンはそう言ってくれてる気がするのです。
今日も美味しかった。明日は明日の風が吹く。ケセラセラだよね。
そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、帰り際に大将が、
「いつでも、、お待ちしてます」と言ってくれた。
「、」の数が2つ!!
1つでもなく3つでもない、、2つなのです!!!!!
僕はもう泣きそうになった。。。
視界がにじむ中、大将に「ありがとうございます」とだけ言ってドアを閉める。
階段を下りながら、僕は涙をぬぐった。また来よう。