いよいよ明日からはANTIBO小屋入りで仕事もお休みを頂いた。今回はちゃんと、休みを頂いた分の、情報と数学の課題を渡してきたので、その辺の事は問題ないだろう。数学の課題で数独のプリントを担当の数学の先生に渡した時の反応として、本当に彼は数学が好きで、生徒の可能性を見出すのが好きなんだなと思った。教員になるべくしてなった人なんだなと思った。本当にステキな人だと思う。僕も高校の頃にあんな人に数学を教えてもらっていたら、、、とか思っても、絶対に当時の自分ではそんな事は感じずに「数学とか意味わかんねー」と言っていただろう。生徒にもっと教員の裏側をみせて、深く関わらせればいいかというとそうじゃない。たいした成長もしてないけど、34にもなった自分がいて、現在そういう人たちと関わらせて頂いて、感じる事だな。
今年度は、昨年度よりも、幅広い子供達と一緒に授業をする事になり、その担当の先生ともいろいろとお話をして、いちいち感銘を受ける。僕自身、何も考えてないわけではないけど、まだまだ足りない。面白いですよね。それぞれの子供に沿った学習を考えるのも。未知すぎるから、一つ一つが新鮮で明確で面白い。そこからしっかりと拾って形にしていかねばですね。
そして明日からはANTIBO赤レンガに入ります。水木金と怒涛の仕込みとリハーサルで、土日が本番です。スタジオでのリハーサルはしたけど、それはダンスのみのリハーサルで、他のセクションと合わせられるのは現場のみ。それも仕込みやらセッティングやらで、しっかり合わせる時間はない。そこで出来る事。と言うか、それよりもまず「自分がやるべきこと」です。振付家演出家いますが、それよりもまず、自分がやりたいこと。そこをもっと考えて、明確にしなければです。そうじゃないと「コレクティブ」と名乗れません。最近は、ANTIBOの形態、作り方に慣れてきて、受け身になってきたところはあると思います。そうじゃなく、ここで、突っ込んでいこう。受け身でいたら死ぬ。そういう団体です。今生きている世界もまさにそういう世界です。僕たちはゆるやかに死に向かっている。画一化効率化というぬるま湯的な死に向かっています。それが全て悪いというわけではありませんが、良い面ももちろんあります。日常生活の安全面や利便性、障がい者への教育支援や高齢者への生活支援などなど。良い面は当然あるのですが、それ以外の悪い面がやはり多く、しかもそれが重大です。
単純に、便利になると人は考えなくなります。知らない事も「ググればわかる」と思うと、覚える事もしなくなります。そういう意識はなくとも、ゆるやかに、でも確実に僕たちはそういう方向にしつけられています。全てが良いわけじゃなく、全てが悪いわけじゃない。なんでもそうです。肉ばかり食べてても良くないし、野菜ばかりでも良くない。バランスですよね。自分でちゃんとそのバランスを取らないと、気づかぬうちにかたよった人間になってしまう。「やばい!!」と言って難しい本を読みだすのもね、人によっては合わないこともあるでしょう。テレビ、ラジオ、新聞、ネットニュース等々、いろんな媒体の記事を見たり聞いたり読んだりすること。それぞれの媒体によって、同じニュースでも報道される形が全然違ったりするから、そこで「自分はどう思うか」ってのをしっかり感じる事。「何が正しい」なんてのは無くて、結局自分が生きる人生だから自分が決めていかなきゃいけないのよね。選択したことに対する結果はすぐには得られない。だからその選択を変えるかそのままでいくか。そんな事を考えると今の世界はわからなくて不安定なものばかり。わからない。わからないです。明日からの小屋入り。劇場に入ってからしか作れないものばかり。それまでに準備するもの。明日からの日々が、とてつもなく恐ろしくて楽しみです。本当に、観に来てほしいです。わかりやすく、飲み込みやすいなんてのは、どうでもいいのです。そうじゃないものを、体験してほしいのです。独りよがりの表現なんかじゃないです絶対に。だって、音楽ダンス美術照明映像装置等々、これだけの人たちが全力でぶつかり合って、「独りよがり」なんて事はあり得ないのです。本当にこの世界はANTIBOでしか味わえない。ANTIBOでしかない。本当に本当に、体験してください!!!
http://antibo.org/?cs_preview=true
今年度は、昨年度よりも、幅広い子供達と一緒に授業をする事になり、その担当の先生ともいろいろとお話をして、いちいち感銘を受ける。僕自身、何も考えてないわけではないけど、まだまだ足りない。面白いですよね。それぞれの子供に沿った学習を考えるのも。未知すぎるから、一つ一つが新鮮で明確で面白い。そこからしっかりと拾って形にしていかねばですね。
そして明日からはANTIBO赤レンガに入ります。水木金と怒涛の仕込みとリハーサルで、土日が本番です。スタジオでのリハーサルはしたけど、それはダンスのみのリハーサルで、他のセクションと合わせられるのは現場のみ。それも仕込みやらセッティングやらで、しっかり合わせる時間はない。そこで出来る事。と言うか、それよりもまず「自分がやるべきこと」です。振付家演出家いますが、それよりもまず、自分がやりたいこと。そこをもっと考えて、明確にしなければです。そうじゃないと「コレクティブ」と名乗れません。最近は、ANTIBOの形態、作り方に慣れてきて、受け身になってきたところはあると思います。そうじゃなく、ここで、突っ込んでいこう。受け身でいたら死ぬ。そういう団体です。今生きている世界もまさにそういう世界です。僕たちはゆるやかに死に向かっている。画一化効率化というぬるま湯的な死に向かっています。それが全て悪いというわけではありませんが、良い面ももちろんあります。日常生活の安全面や利便性、障がい者への教育支援や高齢者への生活支援などなど。良い面は当然あるのですが、それ以外の悪い面がやはり多く、しかもそれが重大です。
単純に、便利になると人は考えなくなります。知らない事も「ググればわかる」と思うと、覚える事もしなくなります。そういう意識はなくとも、ゆるやかに、でも確実に僕たちはそういう方向にしつけられています。全てが良いわけじゃなく、全てが悪いわけじゃない。なんでもそうです。肉ばかり食べてても良くないし、野菜ばかりでも良くない。バランスですよね。自分でちゃんとそのバランスを取らないと、気づかぬうちにかたよった人間になってしまう。「やばい!!」と言って難しい本を読みだすのもね、人によっては合わないこともあるでしょう。テレビ、ラジオ、新聞、ネットニュース等々、いろんな媒体の記事を見たり聞いたり読んだりすること。それぞれの媒体によって、同じニュースでも報道される形が全然違ったりするから、そこで「自分はどう思うか」ってのをしっかり感じる事。「何が正しい」なんてのは無くて、結局自分が生きる人生だから自分が決めていかなきゃいけないのよね。選択したことに対する結果はすぐには得られない。だからその選択を変えるかそのままでいくか。そんな事を考えると今の世界はわからなくて不安定なものばかり。わからない。わからないです。明日からの小屋入り。劇場に入ってからしか作れないものばかり。それまでに準備するもの。明日からの日々が、とてつもなく恐ろしくて楽しみです。本当に、観に来てほしいです。わかりやすく、飲み込みやすいなんてのは、どうでもいいのです。そうじゃないものを、体験してほしいのです。独りよがりの表現なんかじゃないです絶対に。だって、音楽ダンス美術照明映像装置等々、これだけの人たちが全力でぶつかり合って、「独りよがり」なんて事はあり得ないのです。本当にこの世界はANTIBOでしか味わえない。ANTIBOでしかない。本当に本当に、体験してください!!!
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