金曜ロードショー「おもひでぽろぽろ」。
なんとなく観たことはあったけど、こんなにちゃんと観たのは今回が初めてかも。宮崎作品のハデさとは違い、なんとなく、良き時代の日本映画っぽい雰囲気とかもあり、なかなかに楽しめました。これはこれで、いいっすなぁ。久々に小津映画とか観たくなりました。
しかし、こういう映画を観ちゃうと、どうしたって自分のおもひでもぽろぽろしちゃうよなぁ。加藤のおもひでをぽろぽろしちゃったら、そりゃもう大変だものなぁ。この映画じゃ、「小学5年の自分」が大人の自分についてきたわけだけど、俺の場合、小学5年どころの話じゃないもんな。小学5年とか小学6年とか、「年単位」の話じゃなくて、「昨日の俺」「先週の俺」って感じで、「日単位」の、もう膨大な数の「俺」がついてきてしまうのです。
なので、「加藤のおもひでぽろぽろ」を映画化しちゃったら、それはもう大変なのです。登場人物、ほとんど加藤なのです。小学5年の加藤がわがままを言いだしたら、中2の加藤が「そんなこと言ってるうちはなぁ」などと言い出し、すると今度は高3の加藤が「偉そうなこと言ってないで、もっとその時に勉強してろよ!!」とか言っちゃうし、すると大学3年の加藤が「お前らがそんなんだから、今ほら単位がああああ!!!!!」ってなってるし、そんな中、25歳の加藤は、そんな加藤たちには目もくれず、他人事のように舞台の稽古にはげみ、すると高2の加藤が「無視してんじゃねえよ!!」とキレだすので、現在30歳の加藤が、みんな落ち着けよ!!と、全体をなんとかまとめようとしている状態でございます。そしてまとめられず、今度は45歳の加藤が出てきて「結局人生なんてよぉ・・・」などと言い出し、非常に面倒くさいことになってしまいます。SFです。加藤のぽろぽろ、時空を超えたSFとなっております。
おもひでぽろぽろを観て、加藤の中でも、様々なおもひでがぽろぽろしました。
なんとなく観たことはあったけど、こんなにちゃんと観たのは今回が初めてかも。宮崎作品のハデさとは違い、なんとなく、良き時代の日本映画っぽい雰囲気とかもあり、なかなかに楽しめました。これはこれで、いいっすなぁ。久々に小津映画とか観たくなりました。
しかし、こういう映画を観ちゃうと、どうしたって自分のおもひでもぽろぽろしちゃうよなぁ。加藤のおもひでをぽろぽろしちゃったら、そりゃもう大変だものなぁ。この映画じゃ、「小学5年の自分」が大人の自分についてきたわけだけど、俺の場合、小学5年どころの話じゃないもんな。小学5年とか小学6年とか、「年単位」の話じゃなくて、「昨日の俺」「先週の俺」って感じで、「日単位」の、もう膨大な数の「俺」がついてきてしまうのです。
なので、「加藤のおもひでぽろぽろ」を映画化しちゃったら、それはもう大変なのです。登場人物、ほとんど加藤なのです。小学5年の加藤がわがままを言いだしたら、中2の加藤が「そんなこと言ってるうちはなぁ」などと言い出し、すると今度は高3の加藤が「偉そうなこと言ってないで、もっとその時に勉強してろよ!!」とか言っちゃうし、すると大学3年の加藤が「お前らがそんなんだから、今ほら単位がああああ!!!!!」ってなってるし、そんな中、25歳の加藤は、そんな加藤たちには目もくれず、他人事のように舞台の稽古にはげみ、すると高2の加藤が「無視してんじゃねえよ!!」とキレだすので、現在30歳の加藤が、みんな落ち着けよ!!と、全体をなんとかまとめようとしている状態でございます。そしてまとめられず、今度は45歳の加藤が出てきて「結局人生なんてよぉ・・・」などと言い出し、非常に面倒くさいことになってしまいます。SFです。加藤のぽろぽろ、時空を超えたSFとなっております。
おもひでぽろぽろを観て、加藤の中でも、様々なおもひでがぽろぽろしました。