酔いどれ反省会

反省出来ない人の反省文

2018/11/30(金)

2018年11月30日 20時43分54秒 | 日記
昨夜みた夢の話。面白かったので、断片的に覚えているところをメモ。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■

夜、電車に乗っている。僕の乗っている車両には、僕以外誰も乗客がいない。
席に座り、しばし電車に揺られていると、他の車両から女性がやってきた。
他の席は全て空いているのに、わざわざ僕の前に立ち、吊革をつかむ。
ジーンズに厚手のカーディガン、茶色く長い髪にニット帽をかぶったカジュアルな女性だった。
なんでここに立つ...??と、しばし微妙な空気が流れた時、女性は僕を見てこう言った
「わたしは、あなたをきくことができる」

・・・は?

そこからどうなったは覚えておらず、僕はその人のTwitterを見つける。
何がつぶやかれていたかは覚えていないが、その人のプロフィール欄に、
動画のURLが貼ってあり、それを見てみた。

動画は、その女性が自分で撮ったのだろう映像が、彼女のナレーションと共に流れる。
国内か国外かわからないけど、自然の風景が流れる。その時、彼女のナレーションで、
『兄の妻はストレスで家を焼いた』
とあり、家が激しく燃えている前で、黒髪ロン毛の女性が立っている映像。
さらにナレーションは続く
『彼女は川が好きだった。なのでオフィーリアになってもらった』
とあり、その黒髪の女性が、全裸で、仰向けで川を流れる映像がうつる。
さらにナレーションは
『でも彼女は穴ぐらに落っこちて死んだ』
というと、流されてた女性が、突然、急な流れに巻き込まれて姿を消した。
ナレーションはそこで終わり、しばし真っ黒い画面の後、薄っすらと明るくなる。
するとそこには先ほどの全裸の女性の死体が移っている。
水草や藻が体に巻き付いて、水を含んでか体が膨らみ、青緑になっている。
うつ伏せだったので、仰向けにしてみると、目は壊れたガラス玉のよう。
乳首も唇も青くなり、何とも生々しい水死体。
映像を見ていたはずなのに、その死体を仰向けにしたのは僕だった。
その死体を見て、怖いよりも悲しい気持ちになった。
知らない人なのに、悲しかった。
僕はこの人を好きになりたかったと思った。
だけど、死んでしまった。知らない人。

□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

自然の風景とナレーションの感じは、トリュフォーの映画のようで、とても心地よかった。
最初の「わたしは、あなたをきくことができる」というのが非常に興味深い言葉だなぁ、と思った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018/11/26(月)

2018年11月26日 21時19分34秒 | 日記
馬喰町バンド×すこやかクラブ共同企画

『ビューティフル』

無事、終了しました。

今回、個人的に作品への向き合い方が難しく、なかなか作品に入り込めなかった。
周りがみんな作品と向き合い、各々作品を落とし込んで深めていく中、
いつまでも自分は先に進めず、置いてけぼりになっている気がして、
変に焦って、焦るほど作品から離れてしまう悪循環。

焦り疲れてしまい、メンバーにポロリとこぼした、愚痴じゃないけど、悶々とした気持ち。

そこから返ってきたメンバーの言葉だったり、
稽古中のメンバー同士の他愛ない会話だったり、
うえもとさんや出演者と、稽古前にふらっと話した事だったり、
馬喰町バンドの演奏が、稽古で聴くたびに本当にステキだなぁ、と思ったり、
稽古後に駅のニューデイズで缶ビール買って飲むのが楽しかったり、
仕事後に飲むコーヒーが美味しかったり、
アパートの下に住むおばあちゃんが亡くなったのかもしれない…と思ったり、
でも僕は仕事へ行き、銭湯に行って、お酒を呑んだり、

稽古だけじゃない、こういう日々の生活が、

僕の中の『ビューティフル』を育てて、築き上げていったんだなぁ、と思った。

本当に本当に、大好きな作品になった。
この作品を好きになれて本当に良かった。もっともっと、多くの人に届いてほしい。

このままでは終われない。もっともっと続けるべき、育てるべき作品。
絶対に、より多くの人に届きますように。

本当に大変だったけど、最高に幸せな体験だった。

千秋楽を終えて、ソデにはけた瞬間、パフォーマーとバンド、プラスうえもとさんが
みんな団子状態で抱き合って「やったーーー!!」と言い合った瞬間は本当に幸せだった。

でも最後の最後、バラシて、出演者は帰ろうかと言う時、
馬喰町バンドの武さんが「みんなで写真撮ろうよ!!」と言い、
びゅーちふるバザールのみなさんも入ってくださり、
みんなでワイワイと写真を撮った時、
あぁ、そうだ。びゅーちふるバザールのみなさんもいて
今回の『ビューティフル』なんだと思ったら本当に涙が出そうになった。
びゅーちふるバザールがあって、あの時期あの場所で、あのメンバーで、
本当に奇跡みたいな作品だったな。

本当に、ありがとうございました。まだまだ続きますように。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018/11/23(金)

2018年11月24日 01時23分23秒 | 日記
先日、朝、仕事に行く準備をしていると、外で「ガン!!ガン!!」と言う音と共に、アパートの下の部屋からなかなかの衝撃がくる。

下に住んでるのは、なかなかのおばあちゃん。

おばあちゃんの一人暮らしは何かと不便だろうとは思えど、特に関わることもなく、たまに顔を合わせれば挨拶をかわす程度の関係。

しかしそんなおばあちゃんが、朝から一体何をしているのだろうと外を見てみる。

すると、作業服姿の男性が数名、部屋の家具を次々とトラックに積み込んでいる。

引っ越し??というには、ちょっと乱暴な積み方なので、「引っ越しではない」という事はすぐにわかった。

さらには、窓や網戸は全て取り外して掃除をしていて、ドアも開け放たれている。

あぁ、、これは、そういうことか。

わからないけど、おそらく、お亡くなりになったのかなぁ、と思った。

いわゆる「孤独死」というものだったのかなぁ、と。

たまに挨拶をする程度の関係なので、涙が出るほど悲しい…というほどでは正直ないけど、

一度だけ、ある夜、部屋に帰り、自転車を降りると「すみません」と、そのおばあちゃんから声をかけられた。

「はい」と言うと、おばあちゃんは「鍵が、抜けなくなっちゃったの」と言う。

部屋のドアの鍵が、ドアノブから抜けなくなってしまったらしい。

おばあちゃんのドアのところに行って、鍵をいじると、すぐに鍵が抜けた。

その時は「ありがとう」「いえ、お休みなさい」くらいで終わったけど、あれくらい簡単に抜けた鍵も抜けないのかぁ。そうなるといろいろ大変だよなぁ、と思ったりもした。

思ったけど、別に「お困りのことがあったらいつでも言ってください!」など、さすがに出しゃばりだし、向こうも困るよな、と思って言う事もなかった。

そんなことも忘れていた時のこの出来事。

あぁ。。。

別に「あの時ああ言っていれば」みたいな自責の念に駆られる事はないけど、

関係的には全く身近じゃないけど、距離的にはすごく身近な人がそういう事になるのは、

何も言葉が出ず、不思議な感情。

掃除をしている人を横目に仕事に行き、帰宅すると掃除用具が部屋の前に置かれている。

朝になるとまた掃除が始まる。僕は仕事に行き、リハに行き、帰ってくる。

そんな時、ふと、今回の「ビューティフル」を思った。

何でもかんでも、意識的に作品に向けるのは違うとは思うけど、

ふと、思ってしまった。具体的にどこがどうとかは考えたくない。

でも、ふと思ったのは本当。だからどうという事もない。

明日から、「ビューティフル」、始まります。

https://www.facebook.com/events/543557406082004
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018/11/20(火)

2018年11月21日 00時40分35秒 | 日記
今までの人生、そして今現在、自分がどれだけ何も考えず、ぼんやり生きているのだろうと痛感する日々。
なんでみんなそんなにいろんなことを考えられるのだろう。なんで自分はこんなにも何も考えられないのだろう。何を考えればよいのだろう。考えるとはどういう事なんだろう。いろんな感覚、感情が麻痺している。かなり重症だと思う。体もバキバキで、いろんな整体、接骨院などに行っても、「よ、よくこんな体で踊ってますね...」と、本当にどこでも驚かれる。「普段どんなことを気をつけたらいいんでしょう?」と訊くと、もういろいろありすぎるようで、100%みなさん口ごもる。とりあえず1つ2つくらいの助言を頂く。その助言を実行するとかなりしんどい。それだけ体は重症だという事だろう。一度、知り合いのスポーツトレーナーの方に診てもらった際、一言「・・・重症ですね」と言われた。それほど今まで無理して、勢いだけで、メチャクチャに動いていたんだなと思う。心も同じで、ずーーーーーっと、無理して、その場の勢いだけで、メチャクチャに動かしてきたのだろう。長年無理し続けた体を鍛えなおすのは凄まじく大変だろう。同じく、長年無理し続けた心を立て直すのも尋常じゃないほどに大変だろう。鍛えなおそう立て直そう!と思っても、体も心も、全然動かない。動かないままに、無理し続ける。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2018/11/12(月)

2018年11月12日 18時48分59秒 | 日記
微妙な風邪がずっと続いている。

酒を控えればすぐに良くなるんだろうけど、毎晩呑んでしまう。

もし今、自分が突然死んでしまったらと、たまに考える。

別にネガティブな感情ではなく、ふと、考えたりする。

仕事に迷惑かかるとか、今関わってる舞台にも迷惑がかかるなぁ、、、

という以前に「絶対に観られちゃいけないもの」というものがある。

PCやノートに書いている、絶対に公開出来ない日記の数々。

押し入れの奥底にしまってある本の数々。

こんなものが他人の目にさらされる事があったなら、

マジで生き返ります。

こんなものがある、、ということで死ねません。

でも自分の中のモヤモヤが大きくなるたびに、

絶対に公開できない数々が増えていくのですな。

モヤモヤするたびに、死にたくなるたびに、

絶対に死ねない数々が増えていくのです。

今夜も呑んでしまっている。でもリハが無いので早めに寝よう。

終活も考えなきゃいかんか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする