酔いどれ反省会

反省出来ない人の反省文

2019/7/26(金)晴れ後雨

2019年07月26日 23時57分46秒 | 日記
アイドルの振付を久々に。
以前数曲振付をして、本当に難しすぎてゲロ吐きそうになりつつもどうにかこうにか振りを付けた。
そのメンバーが総入れ替えになり、4人から2人になった。
それに伴い振付も2人ver.に変更してほしいと言われ、
そこでもまたゲロ吐きそうになりつつどうにかこうにか変更する。
そして今回は新曲にまた振りを付けてほしいという依頼が来た。
3回しかレッスンできないので、そこで完璧に振りを渡さねばならない。
普通のアイドル振付なら、3回もあれば十分なのだろうけど、
僕の場合はそうもいかない。
まっさらの新曲に振りを付けるのは物凄く久々だったし、
メンバーが新しくなってからの初めての新曲という事もあり、
ちょっと力が入ってしまったように思う。
1回目のレッスンで「あ、こういう動きは難しいか…」となり、
まぁ、多少は変更したけど、基本的にはそのままで行くことに。
大きく変えるには、時間的に余裕が無さすぎる、という事もあったけど、時間の問題ではなく、ここを貫きたい気持ちもあった。
数ある振付家の中の一人として消費されるだけでは面白くないという思いがあったのかもしれない。誰でも踊りやすく、覚えやすい、それでいてキャッチ―な振りを付ける人なんかいくらでもいる。どうせ僕が振りを付けるのなら、下手くそでもいい、今後もう依頼なんか無くてもいい、ちょっとやりたいようにやってみたいと、今さらながら思ったのだ。今まではやっぱり、「アイドルっぽい振付...」とか「あの子らでも踊りやすい振付...」とかいろいろ考えていた。もちろん今回も、踊ってくれる2人の事は考えていたけど、そこよりも、「僕が振付けをする」という事を優先して考えてみた。そこを挑戦しても良いと思える2人だったから。とても負けん気と思い切りがある2人。とは言え、それにしても難しいと思う。僕自身、振付も未熟な上に、
「形形になってるから、もっと一つ一つの動きをつなげて!」とか
「行ったところで終わらない!その先まで!」とか
「足音立てない!膝を柔らかく!」とか
それでいて、試して変えて試して変えての連続だから、
いつ「いい加減にしてよ!ハッキリせえや!!」と言われてもおかしくなかった今思えば。。
それでも必死で食らいついてきてくれた2人と、それを静かに見てくれていたプロデューサーには本当に感謝しかない。
しかし3回のレッスンで、完ぺきに踊れるようになったかと言われると、正直まだまだ完成には遠い。でもそれでも良いと思った。たぶん僕が思い描く完成を求めるには、週に2,3回のレッスンを1年くらいやらないと出来ない気がする。
でも僕が思い描く完成とは違う完成を見せてくれると思った。もっと言ってしまえば、完成なんかしなくても良いと思った。よくわからないものに、毎回挑んで、一回一回を必死で生き抜いて成長していってほしい。レッスンの中でも、ステキな瞬間はいくつもあった。
それの初お披露目が明日、ある。本当に、僕がもう緊張でゲロ吐きそうだけど、とにかく、迷いなく、思い切ってパフォーマンスが出来るよう祈ってる。信じてる。頑張れ。

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コメント
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