酔いどれ反省会

反省出来ない人の反省文

夏休み

2017年08月23日 11時10分51秒 | 日記
 実家滞在終了。鈍行列車でのろのろと東京へ向かっている。実家に帰る際、往復のフリー切符を買ったのに、言われるがままに乗り換えをしたら特急列車というものに乗ってしまい、特急券でさらに1340円取られた。このあたりの乗り継ぎが未だによくわからない。よく調べないからなのだが。とりあえずこの実家滞在を機にだらだら生活を終了させようと思う(希望)。今やらなければならない事は、とりあえず仕事の準備、振付を考える、26日に行われるBBQの参加者集め、これらが早急にやらなければならないことたち。
 学生の時分、夏休みの宿題というものをいつやるかというのは人によって分かれるところだとは思うが、たいていの子供がそうであったように、僕もしっかりと最終日に苦しむ子供であった。夏休みを迎えるたびに「今年こそは早めに終わらせるぞ!」と気合を入れて早めにやり出すものの、三日ともたずすぐに放り出してそのまま最終日を迎えることになる。最終日、自由研究なんか適当に朝顔の絵を描いて終わったし、読書感想文だって、「蜘蛛の糸」か「走れメロス」を流し読みして、「相手を思いやる気持ちは大事だと思いました」とか「友情は素晴らしいと思いました」みたいな事を適当に書いていた。つまり、しっかりとその他大勢に分類されるような模範的マニュアル人間だった。その時の習性というものは大人になっても変わることなく、何でも仕事は後に後にとため込むようになってしまっている。時間講師という仕事をしているため、30代も半ばになっても夏休みなどというものがあり、さすがに宿題などはないが、やらなければならないことは山のようにある。しかし気づけばもう8月も23日だ。何もやっていない。26日のBBQに関してはもう直前だ。あぁ。。。。。。夏休みが始まる前、職場の方が「無理にでも予定を入れないと、結局何もせずにあっという間に9月になっちゃうからねー」と笑いながら言っていたのが、ぼんやりと思い出される。この8月の間、僕は何をやっていたんだろう。本を読んで、ご飯を作って、食べて、散歩して、蚊に刺されて、ご飯作って、食べて、本読んで、、、、、

ああああああ何もしてない!!!!!

 やばい、この1カ月ほどを、ギュギュっと濃縮したら3日分くらいしかないんじゃないか?濃度でいったら3%くらいしかないんじゃなかろうか。そんな「ほろよい」みたいな夏休みになってしまった。。酒好きにとっては「ほろよいなんか酒じゃねえジュースだよあんなの」と言う人もいるだろう。なので日々必死でアツく生きている人にとって、僕のこの1カ月あまりの生活を見られたら「こんなの生きてるって言わねえほとんど死んでるよ」と言う事だろう。あぁ、、僕はこの1カ月あまりの間、ほとんど死んでたのか。。蘇生せねば。ほとんど死んだままの状態で仕事が始まったらえらいことになる。仕事が始まる9月まではあと1週間ある。この1週間をかなり濃いものにしてほとんど死んでた1カ月間を取り戻そう。テキーラくらいの濃さでもって残り1週間を過ごしていこう。
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実家にて

2017年08月22日 12時30分46秒 | 日記
毎日毎日部屋でだらだらしているのも自己嫌悪に陥るだけなので、ちょっとだけ実家に帰る事にした。実家に帰ったところで同じくだらだらするだけなのだけど、東京にいるとすぐにどこへでも行ける。映画、舞台、美術館、ワークショップにレッスン等々。ちょこっと重い腰をあげればすぐに行ける。行けるというか「行けてしまう」。なので日々何もせずにダラダラと本ばかり読み「知的な時間を過ごしているのだ」と自分に言い訳ばかりしていても、すぐ近くで様々なイベントが開催されているというのに、、という自分の面倒くさがりな性分を嫌悪せずにはいられない。その点実家に帰ってきてしまえば、もう何もできない。街中へ出るにも車が必要なので本当に家でだらだらと過ごすしかできない。なので東京の部屋でだらだらしているよりは、実家でだらだらしている方が幾分自己に対する嫌悪感が弱まる。なのでとどのつまりは逃避でしかない帰郷と言ってしまえばその通りである。しかしたいした親孝行もできない自分にとって、たまに親に顔を見せることが唯一出来る親孝行なのかな…というもの逃避色を薄めるための言い訳でしかない。それもまぁ、バケツ一杯の油性ペンキに一滴の水を垂らしたくらいの効果しかないが。本当なら電話もネットもつながらないところにしばらく身を置きたいが、それには一人山にこもるくらいの事をしなければならない。しかし実際問題、あれこれ連絡を取らなければならない人もいるし、PCで作業しなければならない事もあるので、そこだけは致し方ない。
 しかし実際、東京の部屋にいるよりは、若干とは言え楽にはなる。朝起きて、食事をして、テレビを見たり本を読んだり、空腹になれば食事を作り、という、東京にいる時と変わりはないのだけど、いざ「これしかできない」となると、贅沢な時間だなぁ、と思う。まぁ、これも9月になれば仕事が始まるという事を前提にした話ではあるが。仕事が無く、この先収入のめどが何も無い中こんな生活が続くとなれば、それはもう不安でしかないだろう。そうでなくても、現在様々な不安の渦中にあるのだから、これ以上余計なことは考えたくはない。
 そんな中、本日丁度、夏目漱石「それから」を読み終えた。これがまさに、今の自分にガスガスと突き刺さるような内容で、先ほど読み終えて、現在かなり心に鈍いダメージを受けている。
 明日は朝一で東京に戻る。そろそろ仕事の準備もしなければいけないし、いろいろ人に連絡を取らねばならない用事もあるし、振付を考えたりもしなければならない。本格的に気を引き締めていかねば。今日までは実家でだらける。
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暇じゃないのです、読書をしているのです。

2017年08月10日 21時19分29秒 | 日記
7月はあんなに忙しかったのに、8月に入った途端、何も予定がない。

「途端」という言葉をこれほどまでに強く実体験として感じたことはない、というほどに、急に、なーーーーーーんにもない。

世間はお盆休みという時期だろうか。僕もお盆の時期くらい実家に帰ろうと思って両親に連絡したところ、

「お盆の時期は忙しいからやめろ」

と。おーっとーーー、、、、これはどうしたことだ。お盆の時期に、息子が実家に帰ろうと言うのに、「帰ってくるな」なんて事があるのだろうか。

詳しく言えば、父は仕事で平日は家におらず、母は土産物屋で働いているため、このお盆の時期というのは非常に忙しいらしい。

してまた僕の実家というのが、駅から歩ける距離にあるものではなく、車で迎えに来てもらわないといけない。

しかし仕事が激忙しい母は「じゃあタクシーで来て、あ、でも遅くまで仕事だから家の鍵はどうすっかなぁ、あーーうーーー」というので、

結果「やめろ」となった。

まぁ、そういう事情であれば、僕も「絶対にこの時期に!」という事でもないので、帰郷は今月後半にずらす事に。

しかし、昨日から金曜くらいまでは実家でのんびりする予定で、もう心も体も「実家モード」になってしまっていたので、

いざ「帰れない」となった時の、「東京の一人暮らしの部屋での過ごし方」を、どうしてよいのかわからない。

そうじゃなくても、7月の激多忙に比べ、8月はびっくりするほど何も予定がなく、それはもう、ホラーというほどに何もない。

「休み!イェイ!あそこ行ってからここ行って、そしたら今度はあそこ行こう!!」という好奇心と行動力が皆無なので、ただただ部屋でだらだらと過ごしてしまう。

気づいたら僕は、蚊取り線香が減るのをただただじーーーーっと見つめていた。

ハタと気づいたら、うずくまってただただ蚊取り線香が減るのを見ていた自分を発見した時は、そら恐ろしくなりましたよ。

人って、暇を極めると蚊取り線香が減るのを見てしまうのか。。いかん、これはいかん、かなりの末期症状だと思った。

美術館、映画館、ギャラリーいろいろ行けばよいのに重い腰が上がらない。

DVDを借りて映画を観ようにも、TSUTAYAだゲオだのカードを作らねばならずそれも面倒。

なので最近は本を読んでいる。何の契約や承認もいらず、近所の本屋でただ買って読めばいい。非常に楽だ。

そして何より「読書」というのが、知的な時間を過ごしているような感じがする。

僕は今、ただだらだらしているのではない、読書をしている、知的な時間を過ごしているのだ。

そう自分に言い聞かせることが出来る。まぁ、実際はただ「本を読んでだらだらしているだけ」なのだが。

それでも本を読むことで何かを得た気になって、日々のだらだらの罪悪感が減る、という話を友達のイグロ君にしたら、

イグロ君「だから最近、僕はランニングをしているよ」

とのこと。イグロ君は蚊取り線香の減り具合をジッと眺めたりはしないだろうけど、それに近いくらい暇の末期に差し掛かった時、ランニングをするのだという。

イグロ君は走り、僕は本を読む。ともに暇人なのだ。

また高円寺の安い飲み屋で、「僕らは暇じゃない、信念を持ち、理想を追い続ける事に勤しんでいるのだ!」と語らいたいものです。

ま、そんな事語ったことねえけどな。だいたいゲスな話しかしてない。またゲス吞みしたいわー。

そんな本日のKATO’Sキッチン

・麻婆豆腐
・春雨サラダ

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