酔いどれ反省会

反省出来ない人の反省文

2020大晦日

2020年12月31日 22時32分53秒 | 日記
最近は毎朝、お湯を沸かして、ティーバッグの紅茶ですが、牛乳を少しいれてミルクティーにして飲むのがお決まりでした。

大晦日だから、ということでは全くありませんが、昨夜布団の中で「あれ、シナモンとクローブがある」と思いながら眠りにつき、今朝は思いつきでチャイを作ってみました。





カルダモンとかがあればさらに美味しくなったのかもしれません。初めて作ったこともあり、シナモンとクローブの量もわからず目分量だったので、「もっと入れた方が良かったかも」と思ったし、結構砂糖を入れたつもりだけど、あんまり甘くない、、市販の飲み物にはどれだけ砂糖が入ってるんだ...!!と思ったりもしましたが、楽しい試みでした。

お昼は、部屋にある蕎麦を茹でて食べました。



美味しいお蕎麦屋さんで食べるのも良いし、有名なてんぷら屋さんで食べるてんぷら蕎麦も良いでしょう。

でも僕は、部屋で食べる何でもない蕎麦がとても美味しかったし、至福でした。

今年は本当に、言葉では表せないほどいろんなことがあり、今もなお、いろんなことがあり、有象無象のカオスの真っ只中だけど、、、

うーん、

来年の目標は、また明日以降に書こうかな。

大晦日とは言え、温かいチャイを飲みつつ、全ての部屋の窓を全開にして、ベランダで日がな一日本を読み、気づけば日も落ちチャイも冷め、体は芯まで冷えきって、、という、いつもの感じでした。



本当に大変な一年だったけど、得られるものも確かにあった。そこを流さず、しっかり見つめていきたい。

本当にありがとうございます。来年も、楽しみにしています。来年も、よろしくお願い致します。よいお年を!!
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仕事も納めて...

2020年12月27日 21時56分23秒 | 日記
他の仕事をされている人よりも、一足先に、25日の金曜で、今年の仕事の方、納めさせて頂きました。

早いっすよね。すみません、、あの、、本当に、、すみません。。すみませんって言いますけど、仕事は納めたんで、あの、ちゃんと休みます。すみません、、すみませんって言ってますけど、思ってません。すみません。

年末だとは言いつつも、今年は、例年の年末年始みたいなことはできそうにない。

それは仕方のないことだけれど、じゃあどうしようか?という事を考える。

考えたところで、「こうしたい!」という事も特になく、おそらく、いつも通り、一人でご飯を食べ、飲んだくれて、気づいたら年が明けているのだろうなぁ、、と思う。

とりあえず昼間は、積読でたまっていた本たちを読もう。

部屋の空気がこもるのが嫌で、昼間、自分が部屋に居る時は、基本、全部屋の窓を全開にしている。

それはもう、春夏秋冬関係なく、今日も全開。

今日は日が差していて、日がそこまで入らない屋内よりも、ガッツリ日が当たるベランダの方が暖かく、ベランダで本を読む。



午前から午後、確かにベランダの方が暖かいかもなぁ、、と思いながら本を読み、気づいたら夕方になり、

しっかり日が沈んでもベランダで本を読んでいるから、気がついたら体の芯までガッツリ冷えてしまっている。。

なので今日も銭湯へ行く。昨日も同じ理由で銭湯に行った。

部屋にお風呂があるのに銭湯に行ってしまう。

部屋のお風呂も好きだけど、町の銭湯はまた格別なのだ。

一緒にお風呂に入っている人たち、全員が他人だ。

他人だけど、みんな全裸で、無防備で、リラックスしている感じ、

その感じが、とても平和に思う。

全裸で、人は、戦わないと思う。

オチンチンを出してたら、人は、「まぁ、ちょっと今は、うん...」ってなると思う。

自分の部屋で、体の芯まで冷え切った後に、

街の銭湯で、体の芯までポカポカにする。

意味が分からないかもしれないけど、これが僕の休日なのだ。

しっかり体を温めて、さあ、帰ろう、、と思っていたのに、

自然と足はKATO'Sキッチンへと向かっていた。

年末に向けて、心のざわつき頻度が上がるたびに、

KATO'Sキッチンに行く頻度も上がってしまうのだろうか。

駅から離れた、静かな住宅街に佇む古びたアパート、

その一室にあるKATO'Sキッチン。

ドアを開ける。

「いらっしゃい」

いつもの大将。数日ぶりでも、数年ぶりでも、変わらない「いらっしゃい」。

ありがとう。ありがとう大将。。

いやいや、それだけで泣きそうになってはいけない。

入ってきて、いきなり泣き出す客は怖すぎるだろう。

靴を脱ぎ、キッチンを抜けて和室へと入る。

すかさず出てきたお通しは「コールスロー」。



まったく水っぽくなく、シンプルながらも丁寧に作られている感じ。

これからの食事をより楽しみにさせてくれる一品だ。

いつも通り発泡酒を吞みながら、次を注文。

続いては、いつものポテサラ。



やっぱり好きなんだなぁ、このシンプルポテサラ。落ち着く~。。

一気に発泡酒を飲み干して、お代わりのレモンサワーと同時に、厚揚げも注文。

こちらも定番になってきたなぁ。外カリ、中ふわの厚揚げ。最高に美味しい。



そして今日の最後は鶏刺しで。



鶏のささ身をサッと湯通ししただけの鶏刺しはKATO'Sキッチン定番の一品。

「え...大丈夫なの...?」という声が聞こえてきそうだが、何度も食べている僕は、今のところ無事だ。

気づいたらレモンサワーもお代わりしていて、それも呑み切ってしまった。

美味しかった。今日も、全部が美味しかった。

「ごちそうさまでした」
「ありがとうございました」

このやり取りが、好きなのかもしれない。

美味しい料理、美味しいお酒、全部大好きなんだけど、

大将と最後にかわすこの一言、

何も変わらないこのやり取りが、

僕は一番好きなのかもしれない。

今日も、救われました。ありがとうございました。
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2020/12/25

2020年12月25日 21時46分19秒 | 日記
非常勤講師の仕事をしていると、学校の掛け持ちなど当たり前。

今年度は、月~木の学校と、金の学校、2つの学校で働いている。

同じ日、午前午後で別々の学校に移動、という事がないだけまだ楽かもしれない。

金曜の学校は、午後の3コマだけなので、勤務時間としては一番短い。

だけど金曜の仕事が一番疲れる。。。

週の最後という事で疲れがたまっているのかもしれないし、

月~木の学校は、勤務時間は長いが、自分がメインで教える授業が続くことがなく、

メインの授業やって、サブで入る授業があって、という入れ替わりなので、

言い方は良くないかもしれないが、ある意味、息抜きとか切り替えが出来る時間がある。

金曜は3コマだけの授業だけどすべてが僕メインの授業。

週の最後に、3コマ連続僕メインの授業となると、そりゃまあまあ疲れるのかもしれない。

そしてまた、金曜の学校は結構遠く、

移動だけで1時間半ほどかかるので、その疲れもあるのかもしれない。

本日その学校で、「来年度もぜひお願いします」と言われた。

金曜のこの学校で働くのも何年目だろう。

7年目...くらいかなぁ。。まぁ、長いな。。。

週に1日で、しかも3コマだけ。その上移動に結構時間をとられるなんて、

時給の仕事としてはまったくわりに合わない。

それでも続ける理由としては、単純に「断れないから」だけ。

今教えている子供を、卒業まで見届けたい!という気持ちももちろんある。

あるけども、一人卒業したら誰かが入学してくるわけだから、

それが延々続いて7年間、という次第。

一方、月~木で働いている学校では、僕が教えられる生徒の入学がここ数年激減して、

僕が受け持つ授業が減っているが、学校のご厚意で、

いろんな授業のサブに入れて頂き、ここ数年どうにかこうにか、首の皮一枚つながっている。

こんな感じで、年間契約の時間講師なんて、なんの補償もない「使い捨て」でしかない。

だからこそ、他にやりたい事やってるわけですからね。

そんな中でも「ああした方がこうした方が」ってのはたくさんありますけどねぇ。。。

僕自身、「人と関わる」という事が本当に苦手で、

青信号の横断歩道を渡る際、左折してきた車が、一旦止まってくれることすら気を遣い、

「あ、今僕が渡ったら、あの車たぶん止まっちゃう」と思ったら横断歩道が渡れなくなる人間だ。

工事現場のそばを通る際、「こちらへどうぞ」と警備の人に促されるのも嫌で、

わざわざ遠回りをしてしまう人間だ。

もはや「人と関わる」とか「気遣い」というところではない問題を抱えた人間だとは思うが、

これでもどうにかこうにか生きている。

こんな自分、生きているだけマジで凄いと思う。

自分の中で、弓がギリギリに引かれている感じは常にしている。

これ以上引いたら折れてしまうという感じの中、

キリキリキリキリと嫌な音が鳴り、

でも、友人とお酒を呑んだり、踊ったり、絵を描いたり、日記を書いたり、

という中で、弓のしなりが多少緩む感じはある。

どれも根本的な解決ではないこともわかっている。

じゃあ根本的な解決とは?と考えるとわからない。

わかっているけど、わからないふりをしているのかもしれない。

今持っているものを捨てるのが怖いだけなのかもしれない。

続ける事が良いのか、捨てる事が良いのか、それはわからない。

どちらを選んだにせよ、選んだ方を精一杯生きなければいけない。

「選んだ方を正解にする!」とよく言われるが、

いや別に、あっちが正解だったかもなぁ、と思っても良い気もしていて、

でも選んだ方にも楽しみを見出して、精一杯生きるっつうね、

「正解」「間違い」という言葉が好きじゃないのかもなぁ。

「この写真のものを何と呼ぶでしょう??」っていう問題にしても、

「前方後円墳!!」という答えもあれば、

「あ、これ、僕のひいひいひいひいひいひいひいひいおじいちゃんのお墓です!!」という答えもあれば

「あぁ、これは隣の家のかっちゃんの友達のね、おじいちゃんの従妹のおばあちゃんが好きだった豆腐屋のせがれの嫁の友達のひいひいおじいちゃんの好きだったけしきだねぇ」っていう答えもあるかもしれない。

数学だって、真実はひとつでも、答えはひとつじゃないし、正解は必ずしも真実ではないかもしれない。

間違えて間違えて間違えた結果、真実にたどり着けたとしたら、重ねた間違いもその人にとっては正解なのかもしれない。

あれ、、なんだっけ?僕は今、なんの話をしてたんだっけ??あれこれ考えていたらわからなくなった。

わからなくなったところで、気づいたらKATO'Sキッチンに来ていた。

キラキラした商店街を抜け、ポツポツと街灯がともる静かな住宅街の中にあるKATO'Sキッチン。

ドアと開けると「いらっしゃい」という大将の声。

変わらない大将の「いらっしゃい」。ありがとうございます。と言いたくなる大将の「いらっしゃい」。

靴を脱ぎ、キッチンを抜けて和室へと入る。

まずは出てきたお通しは「ポテトサラダ」。



KATO'Sキッチンのポテサラは最高だ。何もひねらない。ザ・シンプルポテサラ。これが良い。

発泡酒を頼んで、ポテサラをつまむ。

さらには厚揚げも注文する。



表面カリカリ中ふわふわ。

美味しい。アツアツの厚揚げを口に入れ、ハフハフしながら、冷えた発泡酒を流し込む。

そしていつものように本日のお刺身はひらまさ。



さらに飲み物はレモンサワー...と思ったが、、何だか今日は、街がキラキラして

ウィーウィッシュワウィーウィッシュワ言っていたので、何となく、いつもとは違うお酒が呑みたくなった。

「あの、、大将、、何か、、他のお酒とか......」とおそるおそる言ってみる。

大将は、「はぁ、、ではこちらは」と出してくれたのがランブルスコ。

ワイン!!ランブルスコって、あの、たぶん、スパークリングワインだよね。。

わぁ、、ウィーウィッシュワっぽいーーーー。。。

勧められたら吞むっきゃない。「はい、お願いします!」。

そしたら赤だった!!赤!!!ランブルスコって、、赤なん!!!!????



いや待って、、、今目の前にある食べ物、、、ポテサラ、、厚揚げ、、刺身、、、

あわねえええええええええ!!!!!!!!!

せめて白ならば、、、と思うが、、赤、、、あわねえええええ!!!!!!

いやでも、、合う合わないもその人次第ですから。

美味しい。お酒も肴も、どれも美味しいよ。

そんな時、大将から「こちら、サービスです」と出てきたのが、

豚タンスモーク。



あうううううううう!!!!!!

あれ、、、大将、、サンタっすか!!!???大将って、サンタなんすか!!!!????

こんなおっさんの僕にも、サンタ、来るんすか??????あ、あ、、あざっす!!!!!

小さい頃は「サンタ」と言うと、たった一人の存在だったけど、

大人になった今、僕にとってのサンタは一人じゃないのかもしれないなぁ。

僕も誰かにとってのサンタでありたいなぁ。

いや、でもね、どれも本当に美味しかった。本当に楽しい時間でした。

「ごちそうさまでした」

「ありがとうございました」

店を出るその刹那、目に入った大将の表情は、心なしか、笑顔だった気がした。

なんか、「いいんだよ、それで」って言われた気がした。

刺身食べながらランブルスコ飲んでも良いんすね!!「食」って自由っすもんね!!!!

大将、、、、あぁ、、、、大将、、、、、、

見上げた夜空に、ぽつりと月が浮かんでた。

僕は、少しだけ泣いた。
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今日もアイドルに振付

2020年12月20日 21時16分42秒 | 日記
本日もアイドルに振付レッスン。

こんなにもちょいちょい「アイドルに振付をしている」とか言っていると、さぞかし何曲も振付をしているのだろう、と思われるかもしれないが、
全然なのです。10月に依頼された1曲を、未だにこねくり回している。

とは言え、その曲に関しては今日までで4回しかレッスンをしていない。

まぁ、アイドルの振付なんて、1回のレッスンで2,3曲一気に振り入れをする事もあるらしいので、1曲で4回のレッスンはかなり多め。

最初の2回(計7時間)で、とりあえず依頼された曲の振り入れは終えた。

それでも、ちゃんと踊れるようになったかと言うとまだ不安で、その曲のお披露目LIVEの後も、もう一回観てほしいとのこと。

そしたら突然、メンバー4人中の1人が、ちょっと休むことになったので、3人ver.にしてほしいという事で3回目のレッスンがあり、休んでた子が戻ってきて、4人でまたちゃんとレッスンを、という事で本日の4回目、という流れ。

休んでいた子は、別にコロナという事ではないので、本日久々に元気そうな姿を見てとりあえず安心した。

しかしこうも同じ曲をいつまでもレッスンしていると、何をアドバイスすればよいのかわからなくなる。

僕のイメージ通り完璧に踊れているかというとそうじゃないのだけど、とはいえかなり頑張ってはいる。

流れはちゃんと入っているし、「ここはどっち足から動くんですか?」とか「どのタイミングで手を下げたらよいですか?」とか、それぞれ丁寧に取り組んでくれている。

でもねぇ、「どっち足から」とか「手を下げるタイミング」とか、そういうところじゃないものをねぇ、、良くしていきたいのだけど、、

やはり「揃う=良い」というのが強いよなぁ、アイドルの振付って。いやそれもね、もちろん大事なことなんです。でもそれだけじゃなくてさぁ、、、っていう。

止まったところで終わらないというか、自分の体の外側の、空間の意識というか、、逆に自分の体の内側から生まれる感覚というか、

なんてね、抽象的なことを言いすぎても、「・・・とりあえず、カウントはなんすか?」とか言われちゃうのでね、、難しいっすね。

でも4人中2人は、僕の振りを長く踊ってるので、僕のつたない言葉の中からでも、何かしら拾おうという感じはありますよね。

いや、他の2人も、そういう気持ちはあるはずです。

だからこそ、もっと良くなって欲しくて、彼女らに届く言葉はなんだろう。何て言えば良いのだろうと、レッスンのたびに頭を抱えてしまう。

もう一人の振付の先生は、それはもうポップでカッコいい振付をつけてくださる方で、踊る側のクオリティの、多少の良し悪しはあれど、まぁ、カッコいいわけよ。

僕の振付はねぇ、、一つもポップじゃないからさぁ。僕なりにだいぶポップに歩み寄ったつもりではあるけども、すごーーーーーく蛇行蛇行でポップに近づいてるわけ。

いや直線で近づきたいのに!!「直線で直線で!!」と思うほどに蛇行具合が激しくなる。気づいたらどえらい知恵の輪になっていたりする。

でも僕自身誰かの振付を踊る時って、毎回毎回すごくスリリングなわけですよ。流れなんかは当然入れた上で、そこからどうはみ出るか。みんなと揃いながらも自分がどうはみ出るかとか、考えたりして、その振りとじっくり向かい合って、とことん味わうわけ。

それで完璧に踊れた!なんて事ないし、ホント全然まだまだだからなぁ。なかなか出来ない事に挑戦する事が、スリリングで面白いわけじゃないですか...というのも、なかなか伝わりづらいですよねぇ。

そんな中でも、僕のレッスンの最中、女の子たちの中から、ふとこぼれ出るものがあるはずで、それを逃さず、丁寧にすくいあげる事ができたらいいんだろうな。

出来るだけやったつもりではあるけど、まだまだ足りないです自分、本当に。

でも僕自身、アイドルの振付をするっていうのも、すごく面白い体験なのです。こんなに毎回毎回ぐるぐる悩んで、普段やらない振付なんてこともやって、それがまさかのアイドルで、いやめっちゃ面白いよ。

今回でとりあえずひと段落したでしょう。

もうしらばらくは無いだろうし、もう二度とないかもしれない。まぁ、それはそれで。

気づいたら2020年も年の瀬ですけど、本当に大変な1年だったし、まだまだ大変な状況ではありますけど、

心と体をオープンに!!って、オープンにするのも気合いが必要ですから、開いたり閉じたり、どっちもありでね、常にニュートラルでいたいものです。
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休日

2020年12月19日 21時18分07秒 | 日記
寒い。。部屋にいるのに寒い。

なぜか。それは窓が開いているからだ。

僕は常に部屋の窓を開けている。

室内の空気がこもるのが嫌で、常にどこかの窓は開けている。

夜は暖房をつけるので、その時はさすがに窓は閉める。

昼間は暖房機器は何もつけず、窓を開け放っている。

すごく寒い。

なぜこんなことをしているのか。電気代云々だけじゃなく、

上述の通り、空気がこもるのが嫌だから。

じゃあ夜に窓を閉め切って暖房をつけるのは良いのか?と考えると、

夜はもうお酒を呑むので、酔っ払ってそんなことは気にならなくなる。

だったら昼から酒を飲めば良いのかもしれない。でも昼間から一人で酒を呑むのは気が引ける。

酒を呑んで暖房をつけるか、シラフで凍えるか、どちらかしかない。

仕方が無いので、高円寺の銭湯・小杉湯へ行く。

小杉湯は、平日は15時半からだけど、土日は朝から開いているのでありがたい。

昼から銭湯に入り、体の芯からぽかぽかになる。

蝋人形のように真っ白だった指先が、ほんのりピンク色に色づいてくる。

冷えすぎて足の感覚が薄くなり、歩きづらかったのも治ってきた。

すっかり温まり、銭湯を出たのが14時くらい。

昼食はサンドイッチを作ってきた。

コンビニで缶酒を買い、駅前ロータリーでサンドイッチを食べながら酒を呑む。

風呂上りのビールは最高だ。発泡酒でも良い。ビールだ。これはビールだ。

土曜日の昼下がり、駅前ロータリーで一人で自前のサンドイッチを食べながら缶酒をあおるおっさん。

考えてはいけない。今のこの「美味しい」だけをしっかりと嚙み締めよう。

サンドイッチを出した瞬間に、たくさんのハトがハイエナのごとく周りに群がる。

みんな生きるのに必死だ。ハトには恥も外聞もない。ただただ生きているだけ。それが羨ましい。

パンをちぎって食べさせてあげたいが、糞の被害などもあるから餌やりは禁止されている。

ごめんよ。ごめんよ。

なかなか離れてくれないハトたち。その姿は色味や形など、どこか薄汚れた感じがする。

それが良い。高円寺のハトだもん。それが良い。

飛ばないもの。ジョン・ウーの映画では絶対に飛ばないハトだもの。それが良いのよ。

なんか僕と似てる気がするもんなぁ。

僕もお前も、ジョン・ウーの映画には出ないもんな。これがリアルだよな。

さ、飛んでいけ、高円寺の空へ。僕もだいたい、この辺ウロウロしてるよ。また会おうぜ。

冷めたサンドイッチを食べ、冷えた缶酒を呑み、銭湯で温まった体もすっかり冷えて、

「酒飲んで暖房をつけるか、シラフで凍えるか」とか言ってたのに、

結果、酒飲んで凍えてます。もっかい銭湯行きたいです。

でもね、おとなしく帰宅して、窓を閉めて暖房をつけました。

僕の休日は、だいたいこんな感じです。まあまあ楽しいです。

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