死ぬ気

Co.山田うん『結婚』『春の祭典』を観る。
以前、山田うんさんのソロを観たときに、何よりも「恐怖」を感じたと書いたけど、今回も、心と体が震え上がるほどの恐怖を感じた。今回はソロではなくカンパニー公演という事もあって、恐怖というだけでなく「残酷」とまで思ってしまった。「死ぬ気で」という言葉はよく使われるけど、生ぬるさが一切なく、死ぬ気で踊るダンサーズ。そして本当に、うんさんはダンサーたちを本気で殺すつもりなんじゃなかろうかという振付。恐ろしくて、つらくて、でも絶対に目をそらす事ができず、まばたきすらも惜しい、非常に恐ろしくて残酷な、死ぬ気で生きる命が溢れた舞台だった。

なんだろうなぁ、あの、素っ裸で「逃げも隠れもしませんぜ！」みたいな感じ。「危ない！」と思ったら身を縮めるんじゃなくて、逆に思い切り大の字に広げちゃう、みたいな感じ。うんさんの舞台を観ると、力をもらえるんだけど、その力っていうのも、何となく「人間力」という言葉が自分の中でしっくりくる。ポジティブもネガティブも、明るさも暗さも、ハッピーもどん底のしんどさも、全部ひっくるめた人間力をもらえる。

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本日そこの会場で、お知り合いのダンサーに超久々にお会いした。3年ほど前、彼女の作品に出させていただいたことがあり、その後、何か舞台を観に行った時に、たまたま顔を合わせる事は2、3度あったものの、ゆっくりお話できたのは、本当に3年ぶりくらい。3年前、作品を作ってた時は、彼女のお腹には赤ちゃんがいて、本日その赤ちゃんっていうか、もう3歳にもなった立派な女の子にも会えて、しかも2人目のお子さんまでお生まれになってて、その作品の本番依頼の旦那さんにもお会いできた。そしてその作品で一緒に踊った別な女性も「○○ちゃんも、赤ちゃんが生まれたんだよー」という情報までいただき、懐かしくって嬉しくって、とってもとってもハッピーな気分になった。また一緒に踊りたいな。しかしみなさん、いろいろ変わってるなー。って、あれ・・・・・

俺、変わってねえええええええええええ！！！！！！！！！！！！！

い、いやいや、目に見えるところだけが変化じゃないからね。か、変わってるよね。僕だって、変わってるよね。どこが？？って言われても、そりゃパッとは出てこないけどね、3つも歳を重ねればね、何かしら、どこかしら変わってるはずだよ。あ、ほら、KATO'Sキッチン、始めました。。

そんな事しかねええええええええええええ！！！！！！！！！！！！！！


2014年は、目に見える変化を。