殿(しんがり)追走ハラヤマジツコ

フリーアナウンサー・原山実子のブログです。


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セレクトセール2018 当歳馬セッション3

2018-07-10 23:58:24 | 馬~

続きです!コレで最後(笑)

482番エジーサンドレの2018
めす・鹿毛 父ラブリーデイ


500万円 山本又一郎氏が落札。
上場されたラブリーデイ産駒3頭の中でも、このお馬さんの販売者・スプリングファームは青森県十和田市の牧場。
青森産馬!



488番ナショナルホリデーの2018
牡・栗毛 父スクリーンヒーロー


主取りでした。
昼夜放牧をしているお馬さんにとっては、このセリの展示の時間は一番眠いタイミングだそうで。
実はセリでは、今年生まれた当歳馬もお母さんも、頑張っているのです…眠そう…


490番ヒシガーネットの2018
牡・黒鹿毛 父ロードカナロア

1800万円 (株)ヘルシーウッドが落札

すごく器用に足先を曲げたり、グイーっと頭を下げたりしながら芝を食べようとして

途中で脚をどうしたらいいのかわからなくなり(;´∀`)上手く言えないんですが。
面白くて可愛い子でした。

494番ロンギングエリーの2018
牡・栗毛 父ヘニーヒューズ


1500万円 飯塚知一氏が落札。
クラウンさんちの子が、シャドウさんちの子になります(*‘ω‘ *)

母です!



498番マザーウェルの2018
牡・黒鹿毛 父キズナ

2300万円 前田幸治氏が落札。
祖母がシンコウラブリィです。

500番ムーンフライトの2018
牡・鹿毛 父ホッコータルマエ


1000万円 四本昭弘氏が落札。
このセリただ1頭のホッコータルマエ産駒。


歩いてみたところ。

508番 ハッピーヴァリューの2018
牡・鹿毛 父サウスヴィグラス

1000万円 (株)サラブレッドクラブライオンが落札
祖母がネームヴァリューで父がサウス…ダートへの夢を妄想します(笑)


514番ユキノマイの2018
牡・芦毛 父リオンディーズ


1900万円 (株)サラブレッドクラブライオンが落札。


519番アナモリの2018
牡・鹿毛 父ダイワメジャー


主取りでした。お姉さんのプティドバトゥが5月に千葉セリに上場されて、先日川崎でデビューしたばかり。
父スウェプトオーヴァーボードのお姉さんは300キロ台の馬体重ですが、この子は大きくなる…かもしれません!
母アナモリ

JRAで38戦頑張りました!

 

529番チケットトゥダンスの2018
めす・鹿毛 父ラブリーディ


800万円 石瀬浩三氏が落札。
ダートで大活躍、シビルウォーの妹さん。
その母

シビルウォーさんは、毛色は違うけど、お顔は母似かもしれない…。



530番サザンフェアリーの2018
牡・鹿毛 父フェノーメノ

1800万円 山本長恭氏が落札。
上場されたフェノーメノ産駒4頭のうち、当歳はこの1頭のみ。そりゃ、激戦になります(;´∀`)


539番シェルズレイの2018
牡・芦毛 父オルフェーヴル

7600万円 (株)サトミホースカンパニーが落札。
金子さんかな?と思いましたが、サトノのこになります。
遠くから見ても目立つ毛色。

芦毛の母、母父クロフネ、父オルフェーヴル、全部の特徴をちゃんともらってきたようなお子さんです。

外国人バイヤーさんから「ストロベリーミルクシェイクの色だね!」


と言われたそう。
当歳なのに、結構引っ張る力が強いので、ガッチリした担当さんが選ばれたのだそうです!
当歳馬でも、ちゃんと人と馬との相性を考えて組むんですね。


なにか抜けがありそうですが、ザザーッとこんな感じでいつものようにupしてみました。
撮らせてくださったり、いろいろお話をしてくださった牧場の皆様、どうもありがとうございました。

最後に恒例、吉田照哉氏の総評。雨の中行われました。

「高額で落札された馬たちの血統からしても、購買者の方がいい馬を数多く探してくれた、健康ないいセリが行われたと思います」
そして、購買者側もセリに慣れてきている、セリのテクニックのようなものが上がってきているとおっしゃいました。
(吉田照哉氏を見ていると、お話を伺っていると、この方は本当にセリがお好きなんだなぁ…と思うのです。特に千葉セリは、なんだかのびのびしていらっしゃる^^)

一方で、毎年のこととはいえ、やはり日高の馬の主取も気になりました。


1歳セッション
売却率90.6%、
平均価格4585万円
売却総額96億7450万円

当歳セッション
売却率88.7%
平均価格4028万円
売却総額82億5750万円

総売上額は179億3200万円

1億円超えの馬が40頭あまり。
総額では前年を6億円近く上回る数字になりました。

ちょっと違った角度から見ると、
このセリは馬を買う場、とういうだけではなく、
来場者、購買者が楽しむための工夫がなされている場だと思います。
精神的に(金銭的にも!)大変な場でもあるのですが、
関係者同士がご挨拶をする馬だったり、新たなご縁ができる場であったり、
食事を楽しみながら、将来の夢を語る馬主さんがいらしたり。
いろんな風景があって、色んな人がいる場所。
また来たい、買い物をしたい、と思わせる場所づくり。
今年も勉強させていただきました。

セリ運営の皆様も、本当にお疲れ様でした!

主取のお馬さんの中に、来年の千葉セリに出てくる子がいたりするのかな…( ´∀`)


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