林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

怠け者型と真面目型の学習方法

2009年04月17日 | 受験
私のやっている個別指導塾は、夫婦2人だけの非常に小さな個人経営のものである。だが、それでも2人の勉強方法論について意見が大きく食い違うことがある。お互いの性格や学習体験が違うので、学習スタイルも大きく変わってくるというわけである。はっきり言って、どちらのやり方が正しいのか決着がつくものと思えない。あくまでも、様々な学習スタイルのバリエーションの一つなのである。

例えば、問題集に取り組むとき、ノートに問題を書き込むのか、それとも問題に直接書き込むか。彼女の方といえば、問題集は極力汚さず、しっかりとノートに問題演習していくべきだとする。その方が、間違えた箇所について何度でも問題集を繰り返し使えてよいとも考えるのだ。

私(男)は、基本的には問題集に書き込んで良いのではないかと思っている。その方が気軽に、どこでも、すぐに勉強を始められるからだ。間違えた箇所については、赤で×をつけておくだけならば、多少汚い感じになったとしても、もう一度その問題集を何度でも使えるじゃないかとも考える。(ただし答を書き込まない)。あるいは、もう1冊や2冊、同じ問題集を買っておけば良いじゃないかと考える。こういう風に考えるようになったのは、中学校三年の時の受験勉強体験が大きな原因だ。(機会を設けて、私の高校受験体験について書いてみたい)。

要するに、問題集の使い方一つとっても、様々なやり方がある。前者を几帳面・真面目型の学習方法だとすれば、後者は怠け者型の学習方法だといえる。

どちらのやり方が正しいやり方かという問いは無意味である。どちらの方が自分の勉強スタイルに合っているのかどうなのかが重要である。生徒の側も、高校生ぐらいになれば、自分に合った学習スタイルとは何なのかということについて自覚的であってもらいたいと思う。逆に言えば、自分の学習スタイルに無自覚の段階においては、教師側が勉強方法を指定してしまう必要がある。もっとも、ここで講師間の意見の違いがでてくる。ただし、真面目・几帳面型の生徒の場合は、怠け者の私でもノート式を勧めますよ、念のためですが。

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