林間教育通信(「東大式個別ゼミ」改め「シリウス英語個別塾」)

私立中高一貫校生徒を対象とする英語個別指導塾。小田急線の東林間駅(相模大野と中央林間の隣駅)から徒歩3分。

理系は英語が嫌いになりがち(その3)

2009年04月07日 | 受験
理系は英語が苦手だったり嫌いになりがちだったりします。では当塾ではどのように対応するのか? 当然問われてしまいますね。

①小学5ー6年あるいは中一・二のうちから音読・英会話的アプローチに慣らしておく。

最高の方法論は、やはり10歳過ぎの段階でしっかりと音読しておくことです。(できましたら、中学等での英会話的な機会があるとなお望ましいといえます)。当塾では私立中高一貫の中一二年生から通塾されることを切に希望します。

なお、最近の吉田研作教授編纂の中高一貫校向け英語教科書Birdlandは、まさに発信型の教科書と言うべきもので、音読のアプローチが非常に役に立つように出来ています。

② 大学受験一年前に過去問等特訓

基礎的な文法力が出来ている場合には、仮に音読的な訓練をつんでいないとしても、当塾で赤本などをもちいながら過去問特訓や読解問題対策などすることは出来ないことはありません。しかし、グローバル化時代ですから、リスニングや発信型英語を身につけて欲しいので、音読はやっておいてもらいたいですね。音読は英作文と英会話の基礎になるものなのですから。

③ 中三ー高二・三で英語嫌いの場合

これが最大の問題です。多くの予備校や学校では、英語の音読を奨励せずに単に英文法の問題集をやらしています。そして、それは多くの弊害を産んでいるようです。つまり、英文法や英語のリズムの根本がわからないままに英語の「勉強」をしているのです。

たとえば、ある高校三年生はWho do you call? とWho calls you? の区別が付かないまま、慶應大学等の超難解英語の入試演習をしていました。言うまでもなく、前者の主語はyouで、後者の主語はWhoなのですが、要するに中一的な英語の根本です。主語と動詞の理解にすぎません。だが、そういう根本を理解せずに難解英語に立ち向かっている生徒さんがたくさんいるのは、残念ながら事実なのです。

以上のような生徒さんの場合は、一から英語の勉強をやり直していく必要があります。もう中学一年生ではないので、かなり大変な矯正作業となります。しかし、本人が現状を理解し、なんとしてでも正しい英語を身につけていこうという気持ちが芽生えれば、矯正することはいつでも可能なのです。

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