リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

あぁ1年経った

2016-06-22 23:05:28 | 2016年度夏公演

仕込み3日目です。照明は一応山は超えているんではないでしょうか。

 

夏公演を打ってる最中、特に仮仕込みと本仕込み中幾度となく思うことがあります。

あぁ、去年の夏から1年経った。

と。

 

去年の夏、私は入ってきたばかりの1回生の教育係として一緒に照明の吊り込みをしたり操作を教えていたりしました。

チーフに、お前は教育係が向いてるから教育係、と言ってもらってとても嬉しくて頑張りました。

世話好きだけど世話ベタなのが私なので教育係に向いてると言われたことがとても嬉しくて、そう言ってくれた時の顔を今でも鮮明に覚えています。

物憂げの表情が似合うと団員に言われている前照明チーフですが、私は彼にはとびきりの笑顔が似合うと思っています。どうでもいいですね。

 

去年私が教育係につかせてもらった天邪鬼な彼女は、今公演、チーフになりました。私の上司になりました。

初チーフで、しかも、今回の舞台は照明殺しの舞台です。私が想像なんかできないくらい大変なんじゃないかな。

それでも彼女にならきっとやり切れると思ってます。彼女の照明を見に来るだけでも今回ご来場いただく意味はあります。

天邪鬼だし、身長ハラスメント(彼女170cm、私153cm)をしてくるけしからん後輩ですが私はなんだかんだ彼女が可愛くて仕方ないです。先輩バカです。私の力は微々たるものですが、彼女のためにならどんなことでも頑張ります。

 

1年経った今、今年の夏。私は新入生の教育係をしています。えぇ、今年もです。今年もまた、向いてると言ってもらえました。嬉しいです。

今年入ってきた彼女は天邪鬼な2回生とは全然タイプがちがいます。若干ですが属性が私に似ているところがあると気づきました。

そのため今後、彼女は火星から来たとか、実はロボットだとか言われないか心配です。(本気)

 

今年の彼女はとても要領がよく、全然心配がありません。素直です。

きっと彼女ならオペも乗り越えられます。

 

同回生が初チーフを支えようと全力で頑張っています。初チーフが必死に答えを見つけようともがいています。新入生はとにかくなんにでも真剣に向き合っています。

私はそんな彼らの力にちょっとでもなれたらいいなと思っています。ポンコツだし、未だに失敗も数え切れないほどしますが(おい)、頑張りたいと思っています。

 

長くなってしまいました。明日も団員みんなで頑張ります!

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