リツゲイ稽古場日誌

劇団立命芸術劇場の稽古場日誌です。日々演劇と向き合う団員たちの思いが垣間見える、かも...?

最後の思い出にファンレターください

2015-12-02 23:15:03 | 2013年度卒業公演

こんばんは。作・演出の葛山陽平です。

本日で仕込み3日目。

今日はリハーサルを終えて… みなさん!明日から本番ですよ!

…早いですね1か月。 この短い期間で演劇を形にすることはやっぱり難しい!と感じましたが、くらいついてきてくれる同期のメンバーや後輩のおかげでここまでトラブルもなく進んで来れました…

いや本当に、この僕が演出を務めるという大変な公演でみんなよく頑張ってくれました。いや、頑張ってくれています。

ですので今回は、『俺たちの非日常に告ぐ』の見どころを、【スタッフのガンバリポイント】とともにご紹介します。

 

【舞台】

リツゲイと言えば舞台、という認識の方もいますでしょう。今公演の舞台は秘密基地です。

実は仕込み週に入ってみたら、秘密基地の割に意外にシンプルで心配だったんですが、杞憂でした。

壁を汚しモノを置き、配置が完了するとそこは、完璧な秘密基地…!すげえ、すげえよ前川棟梁!

これを無料で観られるだけでもお得です。マジですよ、必見。

◎ガンバリポイント…予算内で予想以上のものを作る、完璧なまでの現場対応力。

 

【照明】

照明は、役者でもある4回生の上田プランナーにわりあい自由にやらせていたら、感情豊かな光景を作り上げてくれてました。

そして、今回照明操作をするのはなんと1回生の溝上。しかし彼女、なかなかのビジョンの持ち主です。

この二人のタッグで、今までのリツゲイとは一味違った独特の雰囲気が出来上がりました。これも必見です!

◎ガンバリポイント…演出の想像力を形にする緻密なプロ根性

 

【音響】

今回の音響効果は、古株酒泉大先生と、2回生小川のなんと二人だけ!

しかし、彼らただモノじゃない。音楽をあまりかじってこなかった僕の、稚拙な言葉で伝えた演出指示を細かくくみ取って、ぴったりの音楽を探してくる。

客入れ曲から効果音まで、全部彼らが集めてきた音楽です。それに加えて音響操作の実力が光ります。

きっと、耳だけでなく心に、身体に響く音響効果となるでしょう。

◎ガンバリポイント…何曲ボツにしてもへこたれずに音を探し、編集するハングリー精神。

 

【衣装・小道具】

今回、すごいです。何がすごいって、ネタバレになるからあんまり言えませんが、数がすごいです。

「懐かしい」コンセプトに、舞台や宣伝美術と連携して収集したり制作したり。

役者でもある内田チーフの大活躍ぶりたるや。誰か伝記書いてあげてほしい。

とにかく、今回の衣装・小道具はキュートです。

◎ガンバリポイント…演出を安っぽくしないだけの観察力と行動の速さ。

 

さて、他にも、情報宣伝や会場の受付デザイン、製作のプロデュース力、もちろん演技などなど、言い始めればきりがありません。

僕が信じて任せてきた、スタッフたちのガンバリポイントを、ぜひチェックしにいらしてください。

学生劇団ですが、時間の無駄にはきっとなりません。

 

最後に。

タイトルは僕の本音です。それでは。

 

 


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