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本部事務所前で出発前に写真撮影しました。9時半には出発します。
皆さんおはよう御座います。久しぶりに本部に来て2年まえを思い出します。すさまじい本部での修行、毎日2時間から3時間の睡眠。
初めはきつかったけれど、あの5年間は自分の人生の中で、長いようで短く青少年育成連合会の精神を徹底的に仕込まれ、若い連中のパワーそれに毎日何が起きるかわからない緊張感。
この緊張感は実際経験してみないと皆さんには理解出来ないと思います。いつも我々の活動は過激の部分が多分にありますから、いろいろな嫌がらせの電話も多いし中には乗り込んでくる人間も多くはありませんが、あの5年間の中でも十数回ありました。
しかし、理事長をはじめどんな場面でも引く事はしなかった。この活動自体が子供達を守らなければならないという立場の中で、体を張っていく信念があります。
だから、どんなことがあっても逃げるなと理事長からはよく言われました。現在理事長の所に一人の少年が一緒に寝泊りしています。少年に聞いてみると、3ヶ月半になるということで、今朝わたしが出発する前に挨拶に来て、少ないお金ですけどもガソリン代にこの5千円を使ってくださいと、自分は断ったけれども一回口に出したら口に戻すなと理事長から言われている。自分の気持ちですから受け取ってくださいと少年が何回も頭を下げたので、ありがたく受け取った。
しかし、その姿勢は、私が聞いていた少年の話とまるっきり違い、こんなに人間って変わるのかと、正直な話、驚いた。彼は以前は喧嘩・恐喝を繰り返していた。誰もが近寄らない、警察にも何回も世話になっている少年かと、しかし彼のそこまで至った道を考えると、しかたがないかと理事長の話を聞き、もう更正させる少年は最後にしたいと、そういう想いでやっていると聞き、私も当初難しい少年だから大丈夫かなと正直な話、思いました。
私はいつも理事長の生き方を、一緒に生活をしながら見てきましたが、以前は沢山の若者達が横田道場から卒業して、色々な道に入って行きましたが、時々その連中もよく事務所に来ていましたが、みんな言葉遣い・礼儀正しく、やはり教育と言うのは大事だなと、今でもつくづく思います。
まだまだ話したいこともありますが、これから地元に帰らなければならないので、いろいろな本部事務所での過去のエピソードがありますが、ひとつ言える事は、犯罪を犯した少年を更正させようと思ったら、その少年に対して命を懸けるくらいの気持ちで関わっていかなければ、本当の更正は出来ないと思っている。
そのためには言葉だけではなく、力関係をしっかり相手に見せておくことが第一条件。それとほんとの優しさを持つこと、その上で怒るときは拳骨の一つ二つはやむをえない。こういうことが一般のカウンセラーや相談員が出来るわけがない。先生は日頃から、そういう少年達を空手を通じて徹底的にしごき、礼儀作法・実際来て見ないと理解出来ないと思う。
一緒に汗をかき一緒に食事をし一緒に寝泊りまた少年達にも俺が本当ににくかったら、寝ている時殺してもいいと、しかし中途半端な事をしたらお前を絶対殺すと。だからやる時を一発で仕留めろと、それを聞いた少年は多分それで腹をくくって理事長を慕って行くのではないかと思っています。
だから余計に更正更正と叫ぶ教育関係者には、腹が立ちます。しかし中には我々も勉強しなければならないこともありますね。両者ともにこれからは協力して子供を守って行きましょう。この辺でもう遅くなりますので、青少年育成連合会を応援してやってください。
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