Renaissancejapan

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シャープが液晶工場閉鎖。国内ディスプレイ生産ゼロは有事の危機

2024-05-21 22:00:42 | エレクトロニクス・自動車・通信・半導体・電子部品・素材産業

シャープが液晶工場閉鎖。国内ディスプレイ生産ゼロは有事の危機
https://www.youtube.com/watch?v=6sj8oSj0pkQ

 

 

 

(シャープの物語)

 

・シャープ-1  創業者 早川徳次
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/18208c4d7876b9fcd0464ca596bb5b13

・シャープ-2  シャープペンシルの発明https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/eef30031fbb6e4a3341eea462d24a044

・シャープー3  大阪に移転https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/04fceb8b99dcb258e2b1cb572df1eb04

・シャープー4  『中興の祖』佐伯旭(さえきあきら)https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/c96c2265e2ad0cdaca015d4db4006cd7

・シャープー5  経営権を掌握した佐伯旭https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5f2c43e6cb8a536dd142fe0d14bca760

・シャープー6  千里から天理へhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/537c474a7326419e43459021da8b0b4e

・シャープー7  創業者・早川徳次が亡くなり、佐伯旭の院政https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/4395f73139d1d80596a4b78085a3d122

・シャープー8  佐伯家の縁者で固められた経営陣https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/fd8350321d88cd3a2e68d49896bc75a6

 

 


Microsoft新型PC、AIで落書きも芸術 同時翻訳遅延なし

2024-05-21 20:47:28 | エレクトロニクス・自動車・通信・半導体・電子部品・素材産業


ウェブ会議でリアルタイム翻訳を利用する様子(画面上部に字幕を自動表示する)

 

【シアトル=渡辺直樹】

マイクロソフトは20日、生成AI(人工知能)ソフトを組み込んだ「ウィンドウズ」の新型パソコンを公開した。

特にリアルタイム翻訳と顔の補正といったウェブ会議の使い勝手をよくするツールや、タッチペンを使ったイラスト自動作成など、ビジネスで役立つ自動変換ソフトが充実している。記者が早速、AIの新機能を試してみた。

 

 

20日に米シアトルで公開したキーボード付きタブレット端末「Surface(サーフェス)」の目玉となるのはリアルタイム翻訳「ライブキャプションズ」だ。

「Teams(チームズ)」や「Zoom(ズーム)」といったウェブ会議ソフトで海外の社員や取引先と話す場合、同機能をオンにしておけば、画面上部に自動で字幕を表示できる。

 

ためしにフランス語を話す人が映る動画を再生したり、ドイツ語を話す担当者にパソコンのマイクを使って話してもらったりしたところ、英語の字幕がウインドー上部に表示された。

複数の言語が交じっている会話でも次々に英語に翻訳し、ほぼ遅延がなかった。

 

これまでにもユーチューブなど個別のサービスごとに字幕を表示する機能はあったが、ソフトをまたいでパソコン全体で翻訳サービスを使えるようにしている点が便利だ。

40以上の言語を翻訳する。日本語への翻訳は今後対応する。

 

 

 

在宅勤務時のウェブ会議で便利なのが画面の修整「スタジオエフェクト」の機能だ。画面下部から設定画面を呼び出して操作する。

 

疲れた肌もすべすべに

パソコンの内側のカメラが写す自分の顔の明るさを自動で調整したり、背景をぼかしたりといった調整を行う。顔が疲れていても肌がすべすべに表示される。

修整機能特有の背景と自分の顔の境界線がちらつく不自然さがなかった。加工をやりすぎないように修整の度合いをカーソルで調整もできる。

 

新型AIでは複数の人が写っていても、発言した時に自分の顔が画面の真ん中に来るように追尾する設定もある。

類似の機能は米アップルのiPadにもあるが、カメラが話し手にズームを合わせる認識精度と追尾の速度は驚くほど速かった。

 

デモではWiFi無線につながっていたが、インターネットの接続を切ってもらったところ、これら2つの機能は動作した

。内蔵する半導体のうち、NPUと呼ばれる機能特化型の半導体が主にAIを動かしているため、読み込みも速く動作もスムーズだ。

 

このほかに画像生成AIの技術を応用した自動イラスト作成の「コ・クリエーター」機能も使ってみた。

 


手書きの粗いイメージ図㊧をプロンプトによる指示と組み合わせると、自動できれいなイラスト㊨に変化した

 

 

コマンドの入力画面に「ヤシの木が生えたビーチ」と入力して、付属のタッチペンで木の幹や海岸線を簡単な線で描くと、AIが2つを理解してより細かいイラストをつくりだす。

絵心がない人でも簡単に資料などに使うイラストをつくれる。

 

シアトルの観光名所である塔の「スペースニードル」もプロンプトで入力すると、粗いイラストから本物そっくりに変換した。固有名詞であっても認識する。

頭の中にあるイメージを具体化できるため、絵心のない人にはぴったりのソフトと言えそうだ。

 

自動イラスト作成はつくったコンテンツが有害なものではないかをチェックする機能があり、一時的にインターネットに接続する必要があるという。

 

過去の検索履歴を瞬時に提示

このほかにAI履歴検索の「リコール」は過去に検索したウェブページや画像付きの資料を瞬時に探すことができる。

これまでは履歴をたどり、自分で一つ一つファイル名やサイトのタイトルを探す必要があった。

 

例えば「青い服」や「革製品」などキーワードを入力すると、AIが言葉に合致した画像を探し、過去の履歴のスクリーンショットを提示する。

日付が書かれた上部のバーのカーソルを動かして、最近見たコンテンツを直感的に探せる。

 

見つけたコンテンツにある画像はそのまま切り出して他の資料に貼り付けるといった操作もできる。

日ごろ「ワード」でつくった仕事の資料や撮影した写真がパソコン内でどこに保存したのかわからなくなることが多く、利便性が高いと感じた。

 


「青いドレス」と入力すると利用履歴をまとめて表示した

 

今回、マイクロソフトはハードとソフトを組み合わせた技術モデルを披露した。こうした戦略は米グーグルが自社スマートフォン「ピクセル」を開発し、OS「アンドロイド」に新機能を搭載していく戦略に近い。

ただ近年ではマイクロソフトの「チームズ」と業務ソフト「マイクロソフト365」のセット提供をめぐり欧州連合(EU)が調査をはじめた。

 

規制当局は独占禁止の観点から過度な自社サービス優遇を懸念視する。

利便性を確保しつつ、他の企業の技術も含め利用者が自由に選択できる仕組みを整えていく必要がある。

 

 

 
生成AI
 
 

文章や画像を自動作成する生成AIに注目が高まっています。

ChatGPTなど対話型AIやMidjourneyなど画像生成AIがあります。急速な拡大を背景に、国際的な規制や著作権に関わるルールなどの策定が急がれています。

 

続きを読む
 
 
 
日経記事2024.05.21より引用
 
 
 
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ユーラス、北海道で31年にも最大級風力 AI電力需要照準

2024-05-21 20:31:25 | 環境・エネルギー、資源


ユーラスエナジーは北海道北部で、国内最大級の陸上風力発電所の建設計画を進める

 

豊田通商子会社で風力発電国内最大手のユーラスエナジーホールディングス(東京・港)は、北海道北部で国内最大級の陸上風力発電事業に乗り出す。

総出力は165万キロワットで、早ければ2031年ごろから稼働させる。生成AI(人工知能)で需要が高まるデータセンター(DC)を誘致し、再生可能エネルギー電力を地産地消する体制を築く。

 

北海道稚内市などの宗谷地域と、天塩町などの留萌地域に、最大で計260基の風車を建設することを検討している。単純比較はできないものの、出力ベースでは原発1.6基分に相当する。

22年2月に環境アセスメント(環境影響評価)の手続きに入り、24年3月から住民説明会を開いている。地元の理解を得た上で、工事に着手したい考えだ。

 

北海道北部は年間を通して強い風が吹き、全国屈指の風力発電の適地として知られる。ただ人口密度が低いことから送電線の容量が小さく、これまではその潜在能力を生かし切れていなかった。

 

 

秋吉優副社長は「広い土地を確保しやすい上、風車などの発電設備もスムーズに輸送できる。日本一安い再生エネ電力を供給できると考えている」と自信を見せる。

資源エネルギー庁によると、陸上風力の発電コスト(中央値)は1キロワット時当たり10円台だが、7〜9円を実現しているケースもある。

 

足元では円安などの影響で、鋼材価格や工事費が膨らんでおり、発電コストの上昇リスクもある。「最安値」を掲げるユーラスエナジーは10円以下を目指しているとみられる。

ユーラスエナジーは、大量に電力を消費するDCを誘致し、再生エネ電力を供給することを狙う。「使用電力を再生エネで賄いたいというニーズは高く、すでに複数の企業と協議に入っている」(秋吉副社長)。

 

20年程度にわたって企業に直接電力を販売するコーポレートPPA(電力購入契約)の仕組みを使うことを想定する。

生成AI普及に伴い、DCへの投資は熱を帯びている。米マイクロソフトは日本でDC増設を表明した。ソフトバンクは北海道苫小牧市に、生成AI開発などに活用する国内最大級のDCを26年度にも完成させる予定だ。

 


さくらインターネットなどデータセンターの集積が進む(北海道石狩市)

 

北海道によると、道内のDC(計画段階含む)は44カ所にも上る。最先端半導体の製造を目指すラピダスの進出を受け、関連産業集積への期待も集まる。

ユーラスエナジーは水素製造拠点を設けることも計画している。再生エネ電力で水を電気分解し「グリーン水素」をつくる。

 

タンクローリーなどで札幌市や苫小牧市周辺に運び、製造業やエネルギー関係企業に供給する。トヨタ自動車千代田化工建設が共同開発中の水素製造システムを導入することも検討している。

ただ発電する電力は膨大なため、全てを地産地消することは難しい。政府は北海道北部と札幌市など道央エリアを結ぶ275キロボルトの送電線を整備する方針を示しており、運用開始後は活用する予定だ。

 

ユーラスエナジーは1986年、トーメン(現豊田通商)の電力事業部門として発足し、2001年に分社化。東京電力ホールディングス(HD)が02年に資本参加したが、豊田通商が22年に完全子会社化した

。国内外で風力や太陽光発電を運営しており、発電設備容量(グロスベース)は約360万キロワットに及ぶ。

 

豊田通商は再生エネ事業を重点分野に位置付けており、30年までの10年間に約7000億円を投じる方針を示す。世界全体の発電設備容量(グロスベース)は、現在の470万キロワットから30年に1000万キロワットまで伸ばす目標を掲げる。

北海道北部では、今回のものとは別のプロジェクトも進行中だ。稚内市などに計107基の風車(総出力45万7000キロワット)を設置する予定で、23年5月〜25年4月にかけて順次稼働させる。

 

既存の送電線容量が不足していたことから、地元企業などとともに稚内市から中川町に至る約78キロメートルの送電線も整備した。

風力や太陽光、地熱といった多様なエネルギー源が眠る北海道は「再生エネの宝庫」とも呼ばれる。

その潜在能力を引き出すためには、需要地の本州まで電力を運ぶネットワークを整備するとともに、ユーラスエナジーのように電力を地産地消する体制を強化することが欠かせない。

(清水涼平、燧芽実)

 

 

 

 

日経記事2024.05.21より引用

 


丸紅、サウジアラビアで陸上風力 総事業費1000億円

2024-05-21 20:24:02 | 環境・エネルギー、資源



丸紅はサウジアラビアで同国最大規模の陸上風力発電所を開発する。21日、サウジ政府機関と売電契約を結んだ。

2カ所で発電容量で合計110万キロワットの発電所を建設し、2026年8月からフル稼働させる。総事業費は計1000億円程度を見込み、資金はプロジェクトファイナンス(事業融資)で賄う予定だ。

 

現地財閥系企業のアジランと組み事業会社を設立し、丸紅が過半を出資する計画だ。建設地はサウジ中部のリヤド州と北西部のノーザンボーダー州で、最大で計150基程度の風車を建設することを検討している。

2カ所とも丸紅が主体となって開発から資金調達、保守・運転までを一貫して管理する。運転開始後はサウジアラビアの政府機関サウジパワー・プロキュアメントカンパニーに25年間定額で売電する。

 

サウジアラビアは2030年までに電源に占める再生可能エネルギーの比率を5割にまで高める計画だ。

陸上風力は現在の40万キロワットから1600万キロワット超まで拡大する。拡大した再エネを使った水素などの新エネルギーの製造も検討している。

 

丸紅はこれまで、米国やポルトガル、国内で計約90万キロワットの陸上風力を運営してきた。

洋上風力では秋田県で着床式を運転し、スコットランドでは世界最大級の浮体式発電事業について、英国企業などとの企業連合体で開発している。

 

 

日経記事2024.05.21より引用

 


米カーライル、日本投資特化の最大ファンド 4300億円

2024-05-21 17:58:32 | 日本経済・金融・給料・年金制度


米カーライルの日本特化ファンドは今回で5件目となる=ロイター

 

米大手投資ファンドのカーライル・グループは、日本企業への投資に特化したファンドを4300億円規模で新たに立ち上げた。20年の前回ファンドの約1.7倍の規模だ。

国内で大企業による事業売却やMBO(経営陣が参加する買収)、事業承継が増えており、これらに投資する資金に充てる。

 

カーライルの日本でのファンドは5件目となった。日本特化型としては他社を含めて過去最大規模という。今回のファンドでは
①テック、メディア、通信
②消費財、小売り、ヘルスケア
③製造業など――の3分野を投資対象に定める。

これまでは企業価値が500億円程度の中堅クラスの案件を扱うことが多かったが、今回のファンドでは大手企業による1000億〜2000億円の大型案件も狙う。今夏にも投資を始める方針だ。

 

今回のファンドでの資金調達では、およそ3割が日本の投資家、7割は海外勢が占めた。海外は日本を除くアジア、中東、北米の3地域でほぼ等分となった。

 

 

東京証券取引所がPBR(株価純資産倍率)1倍割れの企業などを念頭に効率的な資本活用を上場企業に促しており、利益向上への期待が薄い非中核事業を切り離す要請は高まっている。

アクティビスト(物言う株主)らも経営改善の要求を強めており、対応に動く企業が増えている。

 

このような企業はファンドを受け皿として事業を売却し、売却によって得た資金を元手に成長領域へ重点的に経営資源を傾けることができる。企業本体を上場廃止にして事業を再構築することなども見込む。

カーライルはこれまでの投資で得た経営改善へのノウハウを活用して収益力や企業価値を高めたうえで、上場や他社への売却を通じて利益を得る計画だ。

 

カーライルは2000年に日本での投資を始め、累計の件数は約40件、投資額はおよそ4500億円にのぼる。海外勢としては早い段階に日本へ進出した経緯があり、これまでの知見を生かして投資案件を拡大する。

20年の前回ファンドは2580億円の規模だった。足元でおよそ7割の資金の投資が完了した。投資で見込まれる利回りを示す内部収益率(IRR)は約28%と、事業売却目的のファンドとしては高水準を維持している。

 

カーライルは日本進出以降で精密ボール最大手のツバキ・ナカシマやオリオンビール(沖縄県豊見城市)などへの投資実績がある。

分析機器大手のリガク(東京都昭島市)には1000億円規模を投じた。20日には1300億円での日本KFCホールディングスの買収を発表しており、大型案件にも進出している。

 

海外を含めると4250億ドル(約66兆円)の運用残高があり、他地域で展開するファンドを活用したり、外部の投資ファンドとの連携も模索したりして、案件の大型化に対応する。

 

 

 

日本は海外に比べてファンドによる投資事業が出遅れており今後の成長余地は大きい。

英調査会社プレキンによると、日本の未上場株の運用残高は23年9月時点で1067億ドルで、世界全体の8兆7692億ドルとの開きは大きい。

 

 
 
 
日経記事2024.05.21より引用
 
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(参考)
 
・Black Rock と親会社 Black Stone、そしてワシントンコンセンサス https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/10c7bb21071c63ffd9341501e5430c27



・世界金融を動かす Big3(Blacl Rock、, Vanguard、 State Street)

https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ef086f267a6c5f2fad061de9cb1bbc4c

 

・【事実】世界金融の真の支配者
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/3a2bea5c471c108ce48cfcc961c49962

 
 
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