Renaissancejapan

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20世紀の石油戦争と国際社会 世界大戦の主原因は石油

2023-06-30 05:46:19 | 麻薬・阿片・石油

世界大戦の主原因は石油 米国石油業界の暴れ馬
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/c/cf0193d4c80c92ce1100179de1fb7b8f
世界大戦の主原因は石油  北樺太石油問題
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5856db1b1ead95770462c9ea9c9c1a24
ロスチャイルド財閥-214 ロイヤル・ダッチ・シェルの創始者 デターディングhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/221e7e51e3f6d76602e2fdfa7fc56974
米ハリー・シンクレアの敗退 悪夢と化したソビエト石油独占
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/598ee6f392cc274c30a80430faaeee38
スペイン石油戦 フランスから追い出されたソビエト石油
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e64e87549d0d4598c0f65403e0ed5957


からの続き



20世紀は石油の争奪の歴史によって幕を開け、今なお戦いは続いています。そして、その石油戦は常にその背後に英・米の石油帝国主義の魔手、さらに最近ではロシアの赤い手が伸びてきています。

今回の話は、大地次世界大戦が終わり、第二次世界大戦がはじまる前の国際情勢を主に書いています。

国際紛争をつきつめてくと、そこには必ず石油が絡んでいます。 例えば、数年にわたって戦われたボリビアとパラグアイの国境紛争は、両国の国境にある荒廃の地グラン・チャコ地方の所属問題でした。

南米の奥地にある同地方は、荒廃する砂漠地帯であるにもかかわらず、両国は何故に血みどろになって戦わなければならなかったのでしょうか?

この戦いも石油のに臭いに満ちています。 ボリビアはまだ開発の手は十分には伸びていませんが、世界有数の石油地帯であって問題のグラン・チャコ地方もその一つです。 ロックフェラー財閥のスタンダード石油は早くもこの地方に眼をつけ、広汎な地域にわたって開発権を獲得していました。

したがって、もしボリビアが負ければ、せっかくの開発権も無駄になるかも知れません。 bリビアが勝ってパラグアイ河を利用できるようになれば、グラン・チャコの石油開発の障害になっている輸送問題が解決します。 スタンダード石油はボリビアを援助せざるを得なかったのです。

ここにアメリカの銃器メーカーレミントン製の兵器が、ボリビアに送られた理由がったのです。 

 

英国は米国とは反対に、パラグアイと密接な経済的関係を持っていたのみでなく、ボリビア国境に錫(すず)鉱山の利権を持っていました。 もし、パラグアイが負けでもしたらこの貴重な利権が危険にさらされます。 英国は当然パラグアイを援助する必要がありました。

英国籍のロスチャイルドの兵器メーカー、ヴィッカース製の兵器がパラグアイ軍の力になった理由はここにあります。 明治維新・日露戦争でも大活躍したヴィッカースの兵器、日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を破った、日本海軍の旗艦船(フラッグシップ)である戦艦・三笠もヴィッカース製です。

つまり、グラン・チャコの戦いは、英国と米国の兵器の戦いでもありました。 ボリビアの石油とパラグアイの錫の戦いでもあったのです。両国は、結局、英・米両国の利益のために、銃剣を握って戦っていたのです。

 

江戸時代の世界覇権は、大英帝国vsロシア帝国。 阿片戦争で中国の清から奪えるものはすべて奪った大英帝国は、次のターゲットは日本でした。 ちょうどアメリカの南北戦争が終わった時期で、有り余って在庫に在庫になったロスチャイルドGrの兵器会社、アームストロング、ヴィッカースなどの兵器は、当時阿片戦争でボロ儲けした英国の商社(茶・阿片・兵器などを扱う)、ジャーディ・マセソン商会に流れました。

明治維新で大活躍した、スコットランド生まれの英国人・グラバーも、ジャーディン・マセソン商会で勤務していた商人で、長崎に転勤となり、維新軍と濃密な関係になり、独立しグラバー商会を立ち上げ、維新軍に銃や戦艦などをジャーディン・マセソン商会から武器・戦艦を輸入し、維新軍に売りつけていたのです。

して、アメリカも中国・清で阿片ビジネスで一儲けするため、阿片商社・ラッセル商会を中国・清に設立し、阿片ビジネスを始めます。 大英帝国が植民地のインド産の阿片を清に売りつけたに対し、アメリカは共和党のブッシュ一族がトルコ・アフガンスタンで経営する阿片を清に売りつけて、ぼろ儲けしていました。

この
ブッシュ一族の阿片畑で、警備をしていたのがアサシン、後のアルカイダです。

このラッセル商会の幹部にいたのが、デラノ一族やフォーブス一族がいました。 第二次大戦時に二本と戦ったのが米民主党のフランクリン・デラノ・ルーズベルト大統領ですが、母型がこのデラノ一族で清の阿片ビジネスで莫大な財産を築きました。

米共和党のブッシュと大統領選を戦ったのが、のっぽのジョン・フォーブス・ケリーですが、彼もラッセル商会の阿片ビジネスで財を形成したフォーブス一族です。 大富豪を紹介する雑誌フォーブスはこの一族が創刊したものです。

最近、お馬鹿の集まるネット界では、米民主党がグローバル・DSで、名和等は愛国保守という場替えたことをいう阿呆が多いですは、そんな単純なものではありません。 トランプの熱狂的支持者Qアノンのプロパガンダに乗せられているだけです。

実際、共和党ブッシュvs民主党ケリーの大統領選では共和党vs民主党に一見見えますが、彼らはどちらも、コネチカット州のイエール大学出身で、今日のアメリカを支配するイエール大学でつくられた秘密結社『スカル&ボーンズ』のメンバーです。 

イエール大学は世界屈指の名門校で、wikiを見ていただければわかりますが、5人の大統領、19人の米国再興三番所の判事、49人以上のノーベル賞受賞者、5人のフィールズ賞受賞者、500人以上の米国議会議員、247人のオックスフォード大・ローズ奨学生、119人のマーシャル奨学生を輩出している、世界最高峰の大学の一つです。

創設当社は『The coegiate scool』という名称でしたが、東インド会社総督であった「Elihu Yale」の名にちなんで1718年にイエール大学と名称変更されました。

 

歴代CIA長官は、共和党のブッシュ一族はじめ、この秘密結社「S&B(スカル・アンド・ボーンズ)」のボーンズマンが務めてきました。

日米開戦の原因ともなった世界の鉄道王ハリマン、ユニオン銀行の頭取、ドイツの鉄鋼・石炭王テュッセン、台湾最大の財閥Formosaグループの創始者Wang(王)子もボーンズマンです。 

今日、アメリカでは、CIA、金融、石油、軍需産業、ネオコン、国防総省、国務省などはボーンズマンたちが大きな影響を与えています。 ネオコンといえば、共和党のブッシュ、チェイニーなど有名ですね。

米民主党と共和党、どっちもどっちで、アメリカという国家自体がgンさん複合体なのです。

 


ハリマンとは、満州で当時の日本政府(明治以来長州勢力主体)が満州鉄道の共同運営を約束(桂ーハリマン協定)しておきながら、一方的に約束を破り、ハリマン・アメリカを激怒させた事件です。 ロシアの侵略からの安全保障を考えてもアメリカとの関係は重要であったし、アメリカを敵国として参戦させたのが日本の絶対的失敗です。

 

1980年以降の、半導体産業と台湾、スカル&ボーンズ、そしてロスチャイルド

半導体製造で有名なTSMCはITRI(台湾政府)と蘭Philipsが主体となる合弁の大株主で、フォルモサ(Formosa)も次に大株主の一つです。

TSMCが設立された当初の株主構成を見れば分かりますが、主要大株主は、台湾政府(ITRI)と蘭Philipsが30%づつ。 そして台湾の民間企業が数社続きますが、FPC(フォルモサ・プラスチック・コーポレーション)が5%と続いています。 社長は、台湾政府が嫌っている筈の中国の、中国人のモリス・チャンです。

台湾人のWang(王)氏が率いる創始者の台湾最大の財閥・フォルモサ財閥ですが、その中核企業がFPC(フォルモサ・プラスチック)なのです。

1980年代はPCブームで、台湾はその下請け組み立て製造で成功しました。 その主たる企業がエイサーです。 しかしながら、儲かるのはでばいすやソフトウェアを提供するウィンテル(WindowsとIntel)と川下のサービス業であり、組み立て製造は儲からないという、利益のスマイルカーブを始めて言及したのもエイサーです。

IntelのCPUには4つの周辺チップがあり、当初はIntelが製造していましたが、この4つのCPUは台湾最大の財閥・フォルモサ財閥が製造し、世界シェアを独占しました。この時、初めてフォルモサ財閥が中国で半導体を製造したのです。これが中国において、最初に半導体産業に参入したキッカケです。

実はDRAMにおいて今日でもフォルモサ財閥は世界のTop10に入っています。

 

 

それで、1980年代後半に、台湾政府・ITRI(台湾工業技術研究院)はデバイス(半導体・電子部品)の産業育成に注力します。 そして、エイサーなどPCメーカーは、既に世界ではエレクトロニクス業界ではヨーロッパ中心に携帯電話(スマホ)の時代に入っていたので、携帯電話事業に着手しました。

実は、台湾の台北コンベンションセンターで、政府関係者、各大学教授、エレクトロニクス関連企業、投資会社、メディア(Taiwan News)など120社を集め、これからはデバイスと携帯電話事業に力を入れて行こうとキックオフのMTGが開催されました。 そこでキーノート・スピーチ(基調講演)したのが、台湾の経済部工業局(日本でいう経産省)のエレクトニクスのTopである許(Sheu,Lai-Fa)氏、台湾工業技術研究院(ITRI)の電脳通信工業研究所(Computer&Communications Research aboratories )の呂(Chung.H.Lu)副所長、そして私・Renaissancejapanの三人でした。

 

歴史的には台湾もオランダ東インド会社による植民地の一つであり、そのバックにはロスチャイルドの影が付きまとい、TSMCの成功の大きな理由が、蘭ASML一社独占のEUV露光機です。 EUでロスチャイルドが背後にいるIMECというEUの半導体共同開発組合で開発された装置です。 それまでは露光装置は日本とキャノンの独占状態でした。

この装置は買いたくてもSamusungでもなかなか売ってってくれず、政治的に台湾TSMCが優先で調整されてしまうので、TSMCが一人勝ちなのです。 

これが日本はエレクトロにクス技術、半導体製造装置、半導体材料では世界Topレベル、そして国民性としても生産技術・製造力を得意とするのに、何故に半導体のファブビジネスをやらなかった・できなかった理由です。 

 

米IBMはロックフェラー系(共和党系)で先日、日本もIBMの技術提供を受け、半導体のファブビジネスRapidusを設立し、再び半導体産業ののろしを上げました。 多くに人はきづいてないようですが、岸田首相が同時にIMECを訪問し、ASMLともEU露光機購入に関する交渉をしています。

 

 
南米、アフリカ、欧州・米国の石油戦争

話を石油に戻します。 グラン・チャコに風が吹き上げる中、アフリカの一角にも戦雲が巻き起こりました。イタリアがアフリカ唯一の独立国エチオピアに対して進撃を開始しました。そして、そのエチオピア戦争にも石油問題が絡んでいたのです。

当時の新聞が伝えるところによれば、イタリアの目的はエチオピアの石油資源です。 1021年から11年の長きにわたり、イタリア領ソマリランドに領事をしていたズリス博士が、エチオピア南部のオカデン地方に、一大油田があることを発表。

それから欧米列強の視線は一斉に未開の黒人の帝国に向けられました。 この米国領時の言は、実地調査の結果によるので、相当な信用が置かれました。 しtがって、エチオピアと国境を接して植民地を所有する英・仏・伊が手に入れたいと思うのは当然です。

ところがこの三国間にはエチオピアに関する条約が結ばれていて、エチオピアの産業開発には三国が機会均等であるべきを規定していました。

ところが、イタリアとエチオピア間に国境紛争が勃発。 些細な国境紛争でしたが、新興の気に燃えるファシスト・イタリアは、東南アフリカに足を延ばすのはこの時とばかり、積極姿勢に出ました。 エチオピアは英国の後ろ盾を頼み、一歩も譲渡はせず、遂に両国は一触即発の状態に追い込まれました。

 

この時、不思議な噂さが世界に広まっています。即ちさきに自動車(バイク)事故のために亡くなったはずの「アラビアのローレンス」が実はまだ生きていて、エチオピアに潜入し、ハイレ・セラシェ皇帝の片腕となって活躍しているというものです。 この馬鹿らしい伝説は間もなく真相をさらえだしましたが、

実は英国人リケットがエチオピア政府と石油開発に関する契約を結んだことが明らかとなったのです。 リケットは英・米両国資本からなるアフリカ開発会社の社員でしたが、彼をエチオピアに赴任させたのは、ロックフェラーのスタンダード石油でした。

エチオピアの産業開発については、英・仏・伊産国に基づいて、単独には活動できないのですが、三国以外の国であれば何ら条約に抵触しません。 そこで老獪な英国は、米国・ロックフェラーのスタンダード石油を動かし、リケットを米国のために暗躍させたのです。 

リケットがエチオピアと契約した石油会社は、資本金7千万ドルの大金で、エチオピアの石油を開発する困難なじぎょうは勿論、海岸に至る300マイルのパイプライン建設をしようとするものでした。 そして、この契約の証拠として20万ポンドの大金をエチオピアに提供したとされています。

しかし、これを聞いた米国政府は。その中立的立場からスタンダード石油に対して、このような契約を結ぶことの不当性を警告し、その破棄を命じました。

 

ロックフェラーの怪しい動き

こうして、エチオピア戦争は火ぶたを切りました。 イタリア軍は怒涛の勢いでエチオピア全土を席捲。 リケットが獲得した利権は何の効力もありませんでした。 英国はイタリアの東南アフリカ進出のため、エジプトおよび吸えず運河が危険にさらされるのを恐れ、国際連盟を動かして対イタリア石油断交を行いました。

しかし米国の石油は怒涛の如くイタリアに流れ込み、その量は平時の6倍にも達しました。子国際連盟の規約はまったく空文に終わり、イタリアの空軍や戦車隊は縦横無尽にエチオピアで暴れることが出来ました。 そして一時はマルタ島に艦隊を集結して、対伊開戦の態勢をとっていた英国地中海艦隊も、いつの間にか退散し去っていたのです。

このように、第二次大戦では連合国(米英露仏)vs枢軸国(日独伊)と習い、阿呆は間に受けていますが、その実、いつも米共和党のバックにいるロックフェラー財閥は怪しい動きをしているのです。

今日も世界の最貧国の一つであった中国に巨額の資金援助をを行い、ここまで育てたのも米共和党のバックにいるグローバリストのロックフェラーです。中東・アフリカ・ロシアの独裁者に援助しているはロックフェラーです。 

1970年初頭、米ソ冷戦の真っただ中、中露分断を目的とし、中国を同盟国並みにえんじょすることをきめたのがロックフェラー財閥の当主、デイビッド・ロックフェラーです。 共和党のユダヤ人・キッシンジャーもそう公式発言しています。 

1972年2月、共和党のニクソン大統領が訪中し、北京で毛沢東と首脳会談を行い、その場で巨額に資金援助を約束したのが、共産党中国が大発展した起点です。

米民主党もほめられたものではありませんが、アラブ諸国からはユダヤ・そしてアラブボイコットされているでしょ。

グローバル資本主義を宗教のように信じているのがロックフェラーであり、政治的・宗教的イデオロギーは関係ないのです。ただグローバル金儲け主義です。 共産圏やイスラム独裁国家で国民が貧困にあえいでいる奴隷労働している国家が大好きなのです。 ただに近い人件費で彼はぼろ儲けできるし、国家との癒着も得られます。

共和党のバックにいるのが、WASPのロックフェラーとモルガン。 アメリカ共産党をつくったが、誰だ走っていますか? モルガン商会の共産主義者トーマス・ラモントですよ。 阿呆が共和党を愛国保守というデマをまき散らしていますが、共和党も民主党もどっちもどっちです。

トランプはDSと戦っていて、暗殺・戦争をしない?冗談もほどほどにhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f68d57be8bbd0c7a359c62ec32aa3b6b

全て事実、否定できないでしょ。 

 

ロックフェラー一族がホワイトハウスに影響力を持つようになったのは、1894年にウィリアム・マッキンレーが大統領に当選してからの事です。 しかし、アメリカの政策に決定的な絵峡を与えるようになったのは、フランクリン・ルーズベルトの当選以後の事で、彼が実施したニューディール政策は多くの点でロックフェラー自身の政策でであるとされています。

それは、企業に株式市場を早く不況から立ち直らせるためのものだとされちますが、実際にはその目意図的に長引かせロックフェラーが株を安く買い上げれるようにしたと、ルーズベルト政権でのソ連のスパイとされているハリー・ホプキンスが告白しています。

第二次大戦のアメリカ大統領のフランクリン・デラノ・ルーズベルトは、ソ連の共産党員に支配されいた事、日本の近衛文麿政権(ゾルゲ・風見章・もしかり、であることは有名です。また別途、紹介しますが、ルーズベルト大統領の妻エレノアはソ連共産党員の女スパイとレズ関係の後、ソ連共産党員の男スパイと不倫し、がちがちの共産党支持者であったことも時事っとして報告されています。

また、第一次大戦で敗戦し、天文学的数字の賠償金を課せられ、子供まで餓死者がでていたボロボロの極貧のナチスドイツに巨額の資金援助し、人ら率いるナチスが、いきなりヨーロッパ全土を支配したのもロックフェラー財閥による巨額の信金・技術、挙句の果ては、事実として石油援助です。

 

・ロスチャイルド財閥-137 ナチスとIBM(共和党/ロックフェラー財閥がバック)
 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/76b69d32ab6e5adc2990b18d2d9ba97c
・ロスチャイルド財閥-136 ナチスとスイスそしてBIS
 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e04839d8f1316145b4d0d12cef1c1150
・ロスチャイルド財閥-135 ナチスとシュローダー男爵そしてダレス兄弟
 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/02f23c7c72529720e596a9e82a6801a5
・ロスチャイルド財閥-134 ナチスを支援したフォード社(共和党/ロックフェラーがバック)
 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9910d7ed08c81f2c94ee956703408712
・ロスチャイルド財閥-133 ナチスドイツを支援したロックフェラー財閥所有の「スタンダード石油」
 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/7a043b04c0ea425472e698aa2b8020ff

 

当時、ルーズベルト政権内部のロックフェラーの主な代理人はハリーホプキンスで、彼は1920年代の初期からロックフェラー財団の支援を受け、オーガナイズド・ソーシャル・サービスを経営していました。

ホプキンスはフランクリン・D・ルーズベルトの親友になると、1945年にルーズベルトが亡くなるまで、親しい関係を続けていました。 ホプキンスは第二次大戦の時代、ホワイトハウスではルーズベルトに次ぐ第二の実力者でありました。

ルーズベルト政権は、実質ロックフェラーの支配下にあり、そしてこの政権内の代理人がハリー・ホプキンスです。

東京大空襲で東京全体をヤッケ野原にしたのがロックフェラーGrの兵器会社・ボ-イング。 B-29のBはボーイングの意味。 そして原爆投下したエノラゲイはボーイング社の機種名です。

今日・独裁共産主義国家の中露を国連の常任理事国のメンバーに入れ、拒否権まで与えて何かと問題の多い国際連合ですが、国連を作り支配しているのは、ロックフェラー財閥。NYにある国連本部の広大な土地は、ロックフェラー一族とNY市の一部が提供されたものです。

 

話を再び、石油に戻します。 数福国側で米国の敵であったはずのファシズム国家のドイツや・イタリアに石油を提供・支援した、ロックフェラー財閥のスタンダード石油。 

エチオピアで暴れ放題だったイタリア、そしてロックフェラー財閥から石油支援してもらったイタリア。 イタリアは有望な石油地内の上に腰を下ろしています。 エチオピアについでイタリアは1939年4月にバルカン半島のアルバニアを併合しました。 

アドリア海の安全のため、更に地中海の前進基地とするため、アルバニアはイタリアにとって作戦上の要地です。 しかし、その他にもう一つの目的がありました。それが石油です。

開発を開始したアルバニアの石油を入手することが、年産30万バレルに足りないイタリアの石油不足を潤すことになったからです。

 

ドイツの石油外交戦

1939年8月19日、ベルリンに於いて独ソ通商協定が調印され、それに続き同22日、モスクワに於いて、独ソ不可侵条約の調印を観ました。 そして9月1日未明、ヒトラー総統はドイツ軍に対してポーランド侵攻を命令しました。

ドイツ軍のポーランド進撃は、ソビエトの石油を獲得する希望ができたため開始されました。 背後にはロックフェラー財閥の存在があったことは前述したとおりです。

元来、ドイツ国内における原油の生産量は少なく、わずかに62万8千トンに過ぎませんでした。 これに世界一の人造製油生産高250万トンを加えても平時の石油消費量の約44%を補うことがでるのみです。 しかも戦時においては、平時の約3倍を消費すると言われているので、ドイツが必要とする石油量は2,100万トンです。

子の消費量に対して、ドイツ国の原油及び人造石油で賄うことができるのはわずか16.4%余り。残りの不足分は外国石油に求めるのと、人造石油の座右さんしかありません。 このドイツ軍の弱点を考えると、ドイツはソビエトと独ソ通商協定を結ばざるを得なかったのです。

一方、ヨーロッパの科学技術・文目に大きく遅れていたロシアは、ヨーロッパにあこがれをもち、ヨーロッパの中でも科学技術の進んだドイツに鉄道・通信・発電・医学・鉄鋼・航空宇宙・照明・半導体・電子部品・自動車などの技術導入またインフラをもSIEMENSに頼ることになります。

今日も経済の血液である流通の中心である鉄道や通信はSIEMENSにほとんど頼っているのがロシアです。今回のウクライナ侵攻でEU・NATOに加盟しているドイツはロシアにおける自動車産業、鉄道産業、通信産業、またインフラについて手を引きました。よって、ロシアでは鉄道の部品が今後入手できず、国内の物流が近いうちにSTOPしてしまう危機も報じられています。

西側先進諸国から経済制裁を受け、武器もいた当選やイランに頼らざるを得ないロシアが崩壊し、西側諸国の下に入るのは時間問題です。

こうして、ロシアはドイツとくっついたり敵対する、わけのわからない外交を繰り返しているのが現在の国際情勢です。

 

 

第一次大戦でボロボロにされ、子供の餓死者まででていたドイツが、何故、時間をおかない第二次大戦で、ナチスドイツがヨーロッパ全土を一周にして征服できたかは、敵国であるはずのアメリカのロックフェラー財閥が巨額の資金・技術援助・さらには石油まで提供した事実があったことは、すでになんども述べました。

 

トランプを支持するがあまり、まだ共和党を愛国保守と信じる阿呆がネットの中にに多く存在しますので、事実の情報を紹介します。 間違いがあるなら反論どーぞ、Factベースで徹底議論しましょう。 民主党も共和党もどっちもどっちなのです。

 

・ロスチャイルド財閥-137 ナチスとIBM(共和党/ロックフェラー財閥がバック)
 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/76b69d32ab6e5adc2990b18d2d9ba97c
・ロスチャイルド財閥-136 ナチスとスイスそしてBIS
 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e04839d8f1316145b4d0d12cef1c1150
・ロスチャイルド財閥-135 ナチスとシュローダー男爵そしてダレス兄弟
 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/02f23c7c72529720e596a9e82a6801a5
・ロスチャイルド財閥-134 ナチスを支援したフォード社(共和党/ロックフェラーがバック)
 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9910d7ed08c81f2c94ee956703408712
・ロスチャイルド財閥-133 ナチスドイツを支援したロックフェラー財閥所有の「スタンダード石油」
 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/7a043b04c0ea425472e698aa2b8020ff

 

ネットの中には、安倍・高市を愛国保守と信じる阿呆も多くいるので、事実を再度紹介しておきます。

日本を露骨に侵略してくる習近平を国賓で招待し、ドル国際体制を崩す中国版SWIFTである人民元決済システムCIPSを日本に導入し、既にみずほ銀行と三菱UFJ銀行は採用しました(2019.7.2日経記事)。2016年安倍政権下で総務大臣に就任した高市早苗。 

演説とは真逆にHuawei基地局をソフトバンクと癒着し大量導入。そしてHuaweiスマホも大々的にプロモート。 これで中国は露骨なスパイ活動をしなくてもデータセンターに蓄積された大量の情報を中国当局が閲覧するだけで日本の政府情報、国民の個人情報はすべて駄々洩れ。

これは、民主党の小沢一郎が韓国人秘書を雇い、政府の情報を合法的に感覚にリークしていたのと同じやり方です。 そして忘れた人も多いかと思いますが、高市総務大臣がHuawei基地局を大量導入した頃、中国から謎の植物や指輪など、日本の一般国民宅に一方的に送りつけられ、請求所まで送られてきた事件が多発しました。

一般の日本人の住所など個人情報を彼らが知る由もなく、Huaweiスマホを購入すると、通信サービスやPayPayサービスを受けるために、名前、住所、電話番号、沙rには銀行口座まで登録しなければなりません。 もうお分かりですね。 Huawei の基地局に蓄積されたデータに全てあるのです。

また、VISAかーどなど、クレジット決済システムは、日本では旧電電公社(現NTT)が開発したCAFIS(キャフィス)が独占でした。長年にわたりトラブルゼロで、安全安心かつ、1回あたりの使用量が約3円の低価格料金で、値上げも一度もありませんでした。

親中の阿部・高市・オフトバンクがこれに眼をつけ、銀行法まで改正し、当初PayPay試使用料金を無料にして普及させたのがPayPayです。 その夜分は孫社長が大規模投資するアリババのアリPayです。 安倍・高市が愛国保守と信じる方が多くいる中、安倍・高市・二階が政府上げてプロモートした結果、CAFISは駆逐され、知らぬ間にPayPayの登録者数は3000万人以上。

そして十分普及したので有料に。 これをチャンスとばかりに楽天が無料でぶつけてきて、なんとかPayPay有料化の話はとりあえずPendigとなりました。最近の話は知りまん。

そしてVISAも対抗するために最近では、パスワードを入力しなくてもワンタッチで決済するシステムを導入しています。 地方自治体の水道料金たでき料金などにPaypay決済を、安倍・高市・二階、及び安倍派の議員らがプロモートし、銀行振り込みではなくPaypayでないと支払えない自治体も登場。


多くの阿呆が高市早苗を愛国保守と信じていますが、彼女は親中・民主党の巣靴である松下政経塾を卒業後(wikiで松下政経塾を検索してごらんなさい。反市民主党の政治家だらけです)、反日・親中の小沢一郎率いる新進党に入党し、小沢と反日活動をやっていたバリバリの反日左翼です。

ちなみに小沢一郎は、自ら「自分は人民解放軍=中国共産党の軍隊 の野生司令官と公言し、世界を驚かせた政治家」ネットでも簡単に検索できます。 

再婚で話題となった高市早苗の再婚相手が山本拓。 彼も新進党で小沢と反日活動をやっていたド左翼。 高市の実の弟は山本拓の秘書という一族挙げての反日左翼主義者です。 

国民からそっぽを向かれた山本拓と高市早苗は、自民党に鞍替え。 山本は親中の二階派に所属。高市は保守右翼のコスプレ中w。

親中になびく安倍政権(日本高度を中国に大量売却、中国人留学生問題、中国人・ベトナム人大量移民など)を、ジャパンハンドラーである米シンクタンクCSIS(戦略国際問題研究所)を公然と非難した直後、安倍首相は電撃辞任。 菅政権の誕生となりました。 

以後、菅政権・岸田政権はいうまでもなう反中政策です。 そして安倍さんが再び首相に返り咲こうと活動を始めた矢先に暗殺されました。私はCIAの関与を疑っています。

やはりドル体制を崩しにかかる中国版CIPSの日本への導入がきいているのではないでしょうか? 安倍、お前は何をやっているんだ?というところでしょう。これがアホボンと称される所以です。 永田町では3流大学卒の2世議員の事をこう呼ぶらしい。

お馬鹿なネット民は。このくらいの時事を知っておきなさい。ドアホらが。

 

話を、また第二次大戦頃の国際情勢に戻します。 ドイツは大ポーランド戦において、電撃的成功を収めつつある一方、活発な外交戦を展開しました。 まず開戦の間もないトルコ外交です。

そのキーマンは先の大戦で米国で暗躍したフォン・パーペンです。 彼はトルコを動かして、東地中海における英・仏両軍の生命を断つべく奔走しました。 

即ち、トルコを枢軸陣営に引き込むことができれば、すべてはトルコ領であり、今なおドイツが欲しくてたまらないイラクのモスール油田ですが、

もしトルコがモスールを占領すれば、ここから地中海のパレチナ(イスラエル)のハイファ、及びシリアのトリポリに通じるパイプラインは空なり英国艦隊はその血液となる石油を奪い取られることになります。

フォン・パーペンは、モスール油田をトルコのために脱会祖てやろうと思い、あしたが、彼の努力は水泡に帰し、トルコは裏切って強い側の英・仏と相互援助協定を無んだのでした。

ドイツ石油外交の敗北です。私が石田外交御評価するのは、欧米先進国を一つにまとめ、日本を露骨に侵略してくる中国・ロシアを一部の隙もなく、敵国に仕上げていることです。 第二次大戦の日本はこれでやられたのです。四方八方的だらけ。

今回は、通路に拒否権を与えている何かと問題の多い国際連合から、NATOを軸として中露を外した国際体制づくりを作ろうとしています。それが、日本にNATO事務所を作ろうとしたり、アフリカ・中東から中国利権を外そうとしている岸田外交です。 そして日本・アメリカとヨーロッパに挟み撃ちにされた中露は、今までのように好き放題の悪事は出来ないようになります。

 

国際間の、安全保障、外交は,nuissancevalueを上げることは基本中の基本です。東大法学部卒、世界で国家元首にノミネートされる王族や大統領候補者が留学を許されるジョージタウン大学に留学経験を持つ5ケ国語堪能な、元外交官の松川るい議員も同じ意見です。

ちなみにジョージタウン大学はクリントン米大統領も留学経験を持ち、日本の女性での卒業生は国連の緒方女史と魔t河銀だけです。 現在、政財界で、日本初の女性総理に最も近い政治家とされているのが松川るい議員です。

ジョージタウン大学は、世界トップレベルの国際政治の名門校で、もう亡くなりましたが、まじで自分自身がDSの人間であった名物キグリー教授が、この世界を動かしている勢力の実態を教えてくれ、その人脈形成もできるのがこの大学の特徴です。

 

ロスチャイルド財閥-103 ジョージタウン大学とキグリー博士
 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e588ec6b5d1d6325d7f8de8f01524e64



トルコの次は、ルーマニアが独・英両国の外交戦の舞台となりました。 ルーマニアは世界第4位の石油国で、原油生産量は1938年度の687万トンに達し、同国の平均消費量の411.3%にあたっています。 即ち、520万トンは余分の石油で、これらは欧州諸国に輸出され、ルーマニアの重要な財源となっていました。

しかし、ルーマニアの石油の実権を握っているのは英・仏・米の三ケ国であり、この三主役以外の白(ベルギー)、蘭・伊と共にドイツはその他大勢のわき役に過ぎませんでした。

ルーマニア石油の大部分は米国の資本下い汲み出されていました。こうした経済状況とはいえ、地理的な政治学上、ルーマニアはドイツによらざるを得ませんでした。 1938年秋のミュンヘン会議以後、ドイツのチェコスロバキア進出は流尾マニアにとって直接的脅威とンりました。

しかもh北からはソ連の脅威、ルーマニアは右か左か、そして遂に枢軸陣営に飛び込んできたのです。 1939年3月には、ドイツ・ルーマニア通商協定の締結。sかしその年の9月、ドイツ軍のp-ランド進撃が始まると、ルーマニアはその去就に迷わざるを得ませんでした。

なまじ、石油を抱いているためい、そしてその石油を最も欲しがっていたドイツ。 さらに黒海からドイツへの水路であるドナウ河の河口を握っているいるために、ドイツの圧力がのしかかってきたのです。 

こうして、ルーマニアは独・伊vs英・仏の外交戦の戦場と化しました。 

 

続く。 次の投稿は「日本の進路」を予定しており、それで世界大戦の主原因は石油シリーズの最終とs、そお次からは、世界の阿片の歴史やその脳科学について書いていきたいと考えています。

 

 

 

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哲学・宗教・思想 ここまでの投稿記事一覧
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スペイン石油戦 フランスから追い出されたソビエト石油

2023-06-29 03:32:31 | 麻薬・阿片・石油

世界大戦の主原因は石油 米国石油業界の暴れ馬
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/c/cf0193d4c80c92ce1100179de1fb7b8f
世界大戦の主原因は石油  北樺太石油問題
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5856db1b1ead95770462c9ea9c9c1a24
ロスチャイルド財閥-214 ロイヤル・ダッチ・シェルの創始者 デターディングhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/221e7e51e3f6d76602e2fdfa7fc56974
ハリー・シンクレアの敗退 悪夢と化したソビエト石油独占
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/598ee6f392cc274c30a80430faaeee38

からの続き


英国に於いて敗れ、フランスからは追い出されたソビエト石油は、黙って引き込んではいませんでした。 今度はその進路をスペインに見出しました。 1927年、プリモ・デ・リベラがスペインの政治を独裁するに及び、先ず有利な事業を国営として、国庫の収入を増加させるのに成功しました。

スペインのペセタ貨は国際市場に重要な地位を占めるに至りました。 果実、葡萄酒、オリーブ油を満載した汽船は、英国や米国に向かって出航してゆき、ロイヤル・ダッチ・シェルやスタンダード石油のタンカーは石油を積んで入港してきました。

独裁者リベラは石油に注目したのです。 ロスチャイルドやデターディングのロイヤル・ダッチ・シェルやロックフェラーのスタンダード石油は、国内に販売網を張り莫大な利益を上げていました。

この有利な石油事業を国営として利益を独占することが、リベラの独裁者的野望を燃え上がらせました。 そしてリベラはこれを実行に移しました。 純スペイン資本による石油会社が設立され、株の30%はスペイン政府の手に握られました。

10%の配当金と利益の4分の1はスペイン政府の歳入を潤すことになりました。 この会社の配給権を強化するため、従来国内に販売網を張っていたロイヤル・ダッチ・シェルとスタンダード石油のプラントは没収され、国内に貯蔵されていた石油は悉く国有になってしまいました。

 

 

ロスチャイルドとデターディングのロイヤル・ダッチ・シェルも、六フェラーのスタンダード石油も憤慨して復讐手段を講じないではおきませんでした。 

彼らは、スペイン隣接諸国に対しては、石油の価格を引き下げ、スペインに対してのみは、特別の高値でなければ売らないことを申し合わせました。 更に7,500万ペセタで強制買い上げされたスペイン国内の石油ストックに対する損害賠償として、3億ペセタが要求され、この要求に応じなければ、一滴の石油もスペインに売らないとの饗応手段に出ました。


やがて、スペイン国内の石油ストックがなくなった時、スペインはソビエト石油を引き込むこととなったのです。英・米両国のスペインに対する圧力は更に強化されました。 まず、英国は従来スペインに仰いでいた果実を、その属領から輸入することとし、その結果、果実を満載したスペイン船は、その行き場を失ってしまいました。

米国税関はスペイン産のオリーブ油、果実、野菜類の陸揚げを禁止しました。スペインの農産物は、不潔で人体に害があるというのが陸揚げ禁止の理由でした

スペインの経済は混乱しました。ペセタ貨は従来の20%に下落し、更に15%、遂には10%に暴落し、経済的危機に直面しました。

こうして、プリモ・デ・リベラは国民的怨嗟の的となり、政権を投げ出さざるを得ない窮地に置き込まれてしまいました。 今日も、世界のGDPの2%しかなく、ウクライナ侵攻前に既にブラジルや韓国よりGDPが小さくなったプーチン政権ですが、世界経済を牛耳る英・米のロスチャイルドやロックフェラー相手に調子子こいて逆らうとこうなることは自明なのです。

第二次大戦の英国の傀儡で起こした明治維新で調子子いたアホの長州勢力に支配された日本が鬼畜英米と国民を煽り、世界から孤立し、力もないのにアホの政治家の見栄で逆らい続け、原爆二発で日本は沈没し、歴史ある国家がなくなってしまう寸前まで追い込まれたのです。

私がいつも言っている、国際社会での安全保障は、nnuissance valueをあげていくことが基本中ん基本であると主張しているが分かっていただけると思います。 荘子う意味では岸田外交は先進国を一つにまとめ上げ成功していると思います。ある意味、政治家トップの性格によるといえることもできます。案外、人に好かれるリーダーの方が方が強を振り回す政治家より、うまくいくのです。 企業でも・家庭内でも同じです。

話を戻します。 政権を追われた独裁者リベラは国内に安住の地を得る事が出来ず、パリに逃亡。 鉄のごとき強権の独裁者も、石油と経済の力には勝つことができなかったのです。

こういった独裁者には共通点があります。 失敗した時、逃亡するか? それとも国民を裏切り、商社側に突然尻尾を振り出し、自分の立ち場を維持するかです。 明治維新でも尊王攘夷と国民を煽っていた長州勢力が真っ先に大英帝国に尻尾を振り出し、尊王攘夷・公武合体派のリーダーである孝明天皇は、暗殺(毒殺)されたのです。

普通に考えて、尊王攘夷を良しとしない大英帝国・その背後にいるロスチャイルドの暗躍と思われますが、孝明天皇に近づけるのは長州勢しかいません。


ダ二次大戦では、満州国は俺が造ったと豪語する岸信介が、調子こいて中国侵略、さらに鬼畜英米と国民を煽り、徹底的に国際社会から敵視され、結果は上述の通り。 敗戦となった瞬間に、満州国での盟友・東条英機がA級戦犯で絞首刑になるのを横目に、日本を裏切りGHQに尻尾を振りCIAのスパイとなり、戦後首相にまで上り詰めたのが岸信介です。 

そしてGHQの反日プロパガンダ機関であるTV・CM・メディアを牛耳る電通が彼を愛国保守と宣伝し、阿呆な日本国民をコントロール。 憲法改正?冗談もほどほどに、日本の軍隊を解散させたのは岸信介政権ですよ。 そして安保締結、安全保障を握られた日本は、戦後アメリカの言いなりにならざるを得なくなったのは、ここが原点です。

日本では右も左も、安保反対のデモ一色。 アメリカからの要人が来日するに合わせてデモを押さえるために暴力団の稲川会まで使う始末。 ここが日本の政界と暴力団の癒着の理由です。 自分で鬼畜米英と煽った戦争で、8月15日敗戦を迎え、わすか3日後に彼らは何をしたか?日本女性を使ったGHQ兵士相手の国営売春組織RAA構想(wiki参照)、それは現実に。白人・黒人アメリカ兵士相手の売春に気が狂ったり自殺する女性まで現れました。

日本の政治家たちは彼女らが稼いだ給料の半分を没収し、当時子供まで餓死者がでるなか、政治家たちは貴重な外貨獲得で贅沢三昧。 大阪でアメリカンクラブと称したRAA(実態は国営売春組織)を運営していたのが、愛国保守右翼と自称また電通が宣伝する笹川良一です。「人類兄弟」w

皮肉にもRAAを潰したのはアメリカの人権団体、女性団体、キリスト教団体。日本の政治家ではありません。このRAAの跡地が今日われわれが知る赤線地帯です。

言うまでもありませんが、
今日も、麻薬で女性を踏み台とし、稼ぐ暴力団の重要な資金源です。その岸信介の孫がアホボン(3流大学出身の2世議員を永田町ではこう呼ぶらしい)こと安倍晋三です。

 (2/2) RAA(特殊慰安施設協会:実態は日本の婦女子を使った売春慰安所)と新憲法成立
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/fddd4a30968ea3102a3364b01e8788f5
 (1/2) RAA(特殊慰安施設協会:実態は日本の婦女子を使った売春慰安所)と新憲法成立
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/908e0d440f4b25304e3f51a68268af58

東京裁判 満州国の阿片ビジネス、そして台湾
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/c4f9ebaa96dc1348f1967828d1f74b7f
ロスチャイルド財閥ー160 東京裁判 真珠湾だまし討ちの責任と吉田茂
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/3d3744f6f8ac7ae0e684c96d390f3210
ロスチャイルド財閥-159 東京裁判 B・C級戦犯と賀屋興宣
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/8f15378ca26721d0f653e1d43a3fbe61
ロスチャイルド財閥-158 東京裁判 戦友と国を裏切ったA級戦犯犯罪者たちの釈放
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/213bdb58857e91bd26fa805028f6a3ea

ロスチャイルド財閥-151 岸信介、インドネシア利権、デビ夫人、そして瀬島
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e7da4c0fc581d1779c09a821ca54fe55
ロスチャイルド財閥-150 戦後政界の大物フィクサー 瀬島龍三
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5ec1b56804de714d77aa4e423cebb00e

安倍元首相はグローバリスト
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/8440e26f28649b99c45c78d585a8ccb6
ウォール街がカモとする、日本の頭の弱い政治家と4つのVIP客
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/bc676411f02847c50b8bfd53088fcd4b
郵便貯金と簡保マネー解放のための民営化 小泉・安部と竹中平蔵そしてゴールドマン・サックス
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e92387834023c04f2a81181efa86f56d
安部政権下で可決した水道民営化
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/1655e70ceaf73aab51aabf3de3f43cc7
巨額の年金基金をウォール街に流出させたのが安倍政権
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d6a807dc27cd6080faa4297097780fd7

安倍政権で始まった 中国への国土大量売却
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/af3758a81296419f6d6c4565b4b4c6d1
ソフトバンクの巨額赤字を補填する安倍首相
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/25eae47e3d640ba43c630aa104f2e103
安部晋三(元首相)と癒着するニトリとユニクロ
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5be63e00f256e749ae8b2832ed76d4fc

★★★「飲みィのやりィのやりまくり…」高市早苗氏がブチまけていた“肉食自伝”の衝撃!https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/27bed3ffb543541c1c8f7c01ca12ad67
★★★安倍首相と吉本の癒着
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/0d751933c459f69c96a305e3ad93af62

 

 

話を戻します。 スぺイン国王アルフォンゾは石油政策については、国営政策を踏襲し、英・米の石油を閉め出してソビエト精油を歓迎しました。そしてソビエト石油と共にコミュニズム(共産主義)の思想が怒涛の如く流れ込み、1931年にはアルフォンゾ国王を追放してしまいます。

ソビエトは、スペインにおける石油覇権とともに、その政権すら握ってしまったのです。 これが憂国の志士フランコ将軍が決起するまでのスペインの悲劇的国情でした。 スペイン王国を崩壊させたのは、ロスチャイルドとデターディングのロイヤル・ダッチ・シェルとロックフェラーのスタンダード石油の両製油帝国が原因だったのです。

ロスチャイルド財閥119  スペイン内乱 ゲルニカ
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/2530eaf186cf63088b2b95f862b56d15
ロスチャイルド財閥-118 スペイン内乱 誰がために鐘は鳴る
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/30a1c67008bf83cc6f850607d9906481


デターディングはスペイン市場を失ったとはいえ、地中海からソビエト石油を駆逐することを決意します。 そのためには、米国を抱き込む必要がありましたが、米国は自己の市場を確保しようとするデターsやディングの計画に片棒を担ぐほどお人良しではありませんでした。

スタンダード・オヴ・ミューヨーク社とバキューム・オイル社は密かにソビエト石油と繋がっていたのです。 スタンダード石油はブルガリア、トルコ、及びインド市場の獲得を目指し、ヴァキューム社はエジプト及び地中海沿岸諸国において、宿敵ロイヤル・ダッチ・シェルを倒そうと図りました。

インド市場において、ロイヤル・ダッチ・シェルとスタンダード石油との間に熾烈な石油販売戦争が勃発しました。 ロイヤル・ダッチ・シェルが灯油の値段を一挙に25%引き下げれば、スタンダード石油もこれに応戦。

1927年9月に戦端を開き、翌年になると共に激戦と化し、もしこのまま競争が1年続けば、スタンダード石油は400万ドル、ロイヤル・ダッチ・シェルは1,275万ドルの損失が生じる状況でした。 そこで両社は歩み寄り、インド市場における販売戦に対して休戦することにしました。 

そして、同年スコットランドのデターディングの別荘で、ロイヤル・ダッチ・シェルのデターディング、アングロ・ペルシャン(英・イラン)石油のジョン・カドマン、スタンダード石油のティ-グルの三石油巨頭の会談が行われ、価格協定と販売市場の割り当てについて協議されました。

その結果、インド市場及びその他の地域についての和和協が成立し、ソビエト石油に対しては、一致して対抗することになりました。

 

こうしたソビエト石油封鎖政策は、結果においては、国際舞台におけるソビエト石油の役割がいよいよ増大したことを証明するものでした。英・米石油トラストの間には、深刻な利害の対立があるにも拘わらず、ソビエト石油に対しては共同戦線を張らねばなりませんでした。

しかし、ソビエト石油の勢いは、これらの厳重なバリケードを越えて、世界市場に流れだしてきました。 この勢いの前には、英・米石油帝国も如何ともすることができませんでした。 何せ、独裁政権による国民の奴隷労働ですから、真面目に戦ったのではン氏側諸国に勝ち目はありません。

そこで、私が毎回言ってることですが、世界の最貧国の一つであった中国を今日のように巨大にしたのは、事実、米共和党のバックにいるロックフェラー財閥なのです。 何かネットの世界ではトランプのQアノンのプロパガンダに汚染され、米民主党が中国を支援してきたように言われていますが、100%間違いです。

1970年代初頭、米ソ冷戦の真っただ中、ロックフェラー財閥の当主、デイビッド・ロックフェラーは、中露分断目的と支中国を同盟国並みに扱い、巨額の資金・技術援助をすることを決めました。 共和党のユダヤ人キッシンジャーもそう公式発言しています。 1972年2月に共和党のニクソン大統領は訪中。 北京で毛沢東との主s脳会談の席で巨額の資金援助を約束しました。 これが起点です。

また第二次大戦が終わり、アメリカは1920年代の黄金の20年代を迎えますが、1929年n世界大恐慌が起こります。 そして戦勝国に西側資本主義国も全滅する中、ソ連だけが一人勝ちで繁栄。それが戦後s界が左翼化していくわけですが、貧乏国ソ連によ学の資金援助したのもロックフェラー財閥です。 国連をつくりその本部はロ㏍フェラー一族の土地とニュウーヨーク市が提供したもので、国連は世界覇権が大英帝国からアメリカに移り、ロックフェラーにより支配されています。 世界の貧乏国アフリカや中東にもしえんするのは独裁国家で、手賃金の国民の奴隷労働はグローバル主義のロックフェラーにとっては、国家との癒着も含めてメリットがあるのです。

 

トランプはDSと戦っていて、暗殺・戦争をしない?冗談もほどほどにhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f68d57be8bbd0c7a359c62ec32aa3b6b

全て事実、否定できないでしょ。 


ソビエト石油封鎖を申し合わせた1929年2月、ニューヨークにおいて、ソビエト石油シンジケートとアングロ・アメリカン(英・米)石油との間に、ソビエト石油の輸出について新協定が結ばれました。

毎年、百万トンずつの石油が公然とソビエトから輸出されることになりました。 これに対し、ロイヤル・ダッチ・シェルが何らの抗議をしなかったのは、それがアングロ・ペルシャン(英・イラン)石油と共に、アングロ・アメリカン(英・米)石油と密接な関係をもていたからです。

こうして、英・米に独占された世界石油の一角に、ソビエトが入ってきたのです。

 

ロスチャイルド財閥-214 ロイヤル・ダッチ・シェルの創始者 デターディングhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/221e7e51e3f6d76602e2fdfa7fc56974
ロスチャイルド財閥-111 国際金融財閥の序列

https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/af41696ec05203f68b46d63b897e9b3d

 


ロックフェラーの怪しい動き

こうして、エチオピア戦争は火ぶたを切りました。 イタリア軍は怒涛の勢いでエチオピア全土を席捲。 リケットが獲得した利権は何の効力もありませんでした。 英国はイタリアの東南アフリカ進出のため、エジプトおよび吸えず運河が危険にさらされるのを恐れ、国際連盟を動かして対イタリア石油断交を行いました。

しかし米国の石油は怒涛の如くイタリアに流れ込み、その量は平時の6倍にも達しました。子国際連盟の規約はまったく空文に終わり、イタリアの空軍や戦車隊は縦横無尽にエチオピアで暴れることが出来ました。 そして一時はマルタ島に艦隊を集結して、対伊開戦の態勢をとっていた英国地中海艦隊も、いつの間にか退散し去っていたのです。

このように、第二次大戦では連合国(米英露仏)vs枢軸国(日独伊)と習い、阿呆は間に受けていますが、その実、いつも米共和党のバックにいるロックフェラー財閥は怪しい動きをしているのです。

今日も世界の最貧国の一つであった中国に巨額の資金援助をを行い、ここまで育てたのも米共和党のバックにいるグローバリストのロックフェラーです。中東・アフリカ・ロシアの独裁者に援助しているはロックフェラーです。 

1970年初頭、米ソ冷戦の真っただ中、中露分断を目的とし、中国を同盟国並みにえんじょすることをきめたのがロックフェラー財閥の当主、デイビッド・ロックフェラーです。 共和党のユダヤ人・キッシンジャーもそう公式発言しています。 

1972年2月、共和党のニクソン大統領が訪中し、北京で毛沢東と首脳会談を行い、その場で巨額に資金援助を約束したのが、共産党中国が大発展した起点です。

米民主党もほめられたものではありませんが、アラブ諸国からはユダヤ・そしてアラブボイコットされているでしょ。

グローバル資本主義を宗教のように信じているのがロックフェラーであり、政治的・宗教的イデオロギーは関係ないのです。ただグローバル金儲け主義です。 共産圏やイスラム独裁国家で国民が貧困にあえいでいる奴隷労働している国家が大好きなのです。 ただに近い人件費で彼はぼろ儲けできるし、国家との癒着も得られます。

共和党のバックにいるのが、WASPのロックフェラーとモルガン。 アメリカ共産党をつくったが、誰だ走っていますか? モルガン商会の共産主義者トーマス・ラモントですよ。 阿呆が共和党を愛国保守というデマをまき散らしていますが、共和党も民主党もどっちもどっちです。

トランプはDSと戦っていて、暗殺・戦争をしない?冗談もほどほどにhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f68d57be8bbd0c7a359c62ec32aa3b6b

全て事実、否定できないでしょ。 

 

ロックフェラー一族がホワイトハウスに影響力を持つようになったのは、1894年にウィリアム・マッキンレーが大統領に当選してからの事です。 しかし、アメリカの政策に決定的な絵峡を与えるようになったのは、フランクリン・ルーズベルトの当選以後の事で、彼が実施したニューディール政策は多くの点でロックフェラー自身の政策でであるとされています。

それは、企業に株式市場を早く不況から立ち直らせるためのものだとされちますが、実際にはその目意図的に長引かせロックフェラーが株を安く買い上げれるようにしたと、ルーズベルト政権でのソ連のスパイとされているハリー・ホプキンスが告白しています。

第二次大戦のアメリカ大統領のフランクリン・デラノ・ルーズベルトは、ソ連の共産党員に支配されいた事、日本の近衛文麿政権(ゾルゲ・風見章・もしかり、であることは有名です。また別途、紹介しますが、ルーズベルト大統領の妻エレノアはソ連共産党員の女スパイとレズ関係の後、ソ連共産党員の男スパイと不倫し、がちがちの共産党支持者であったことも時事っとして報告されています。

また、第一次大戦で敗戦し、天文学的数字の賠償金を課せられ、子供まで餓死者がでていたボロボロの極貧のナチスドイツに巨額の資金援助し、人ら率いるナチスが、いきなりヨーロッパ全土を支配したのもロックフェラー財閥による巨額の信金・技術、挙句の果ては、事実として石油援助です。

 

・ロスチャイルド財閥-137 ナチスとIBM(共和党/ロックフェラー財閥がバック)
 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/76b69d32ab6e5adc2990b18d2d9ba97c
・ロスチャイルド財閥-136 ナチスとスイスそしてBIS
 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e04839d8f1316145b4d0d12cef1c1150
・ロスチャイルド財閥-135 ナチスとシュローダー男爵そしてダレス兄弟
 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/02f23c7c72529720e596a9e82a6801a5
・ロスチャイルド財閥-134 ナチスを支援したフォード社(共和党/ロックフェラーがバック)
 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9910d7ed08c81f2c94ee956703408712
・ロスチャイルド財閥-133 ナチスドイツを支援したロックフェラー財閥所有の「スタンダード石油」
 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/7a043b04c0ea425472e698aa2b8020ff

 

当時、ルーズベルト政権内部のロックフェラーの主な代理人はハリーホプキンスで、彼は1920年代の初期からロックフェラー財団の支援を受け、オーガナイズド・ソーシャル・サービスを経営していました。

ホプキンスはフランクリン・D・ルーズベルトの親友になると、1945年にルーズベルトが亡くなるまで、親しい関係を続けていました。 ホプキンスは第二次大戦の時代、ホワイトハウスではルーズベルトに次ぐ第二の実力者でありました。

ルーズベルト政権は、実質ロックフェラーの支配下にあり、そしてこの政権内の代理人がハリー・ホプキンスです。

東京大空襲で東京全体をヤッケ野原にしたのがロックフェラーGrの兵器会社・ボ-イング。 B-29のBはボーイングの意味。 そして原爆投下したエノラゲイはボーイング社の機種名です。

今日・独裁共産主義国家の中露を国連の常任理事国のメンバーに入れ、拒否権まで与えて何かと問題の多い国際連合ですが、国連を作り支配しているのは、ロックフェラー財閥。NYにある国連本部の広大な土地は、ロックフェラー一族とNY市の一部が提供されたものです。

 

続く。 次の投稿は「20世紀の石油戦争と国際社会」を予定しています。

 

 

 

 

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ハリー・シンクレアの敗退 悪夢と化したソビエト石油独占

2023-06-28 18:49:41 | 麻薬・阿片・石油

世界大戦の主原因は石油 米国石油業界の暴れ馬
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世界大戦の主原因は石油  北樺太石油問題
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ロスチャイルド財閥-214 ロイヤル・ダッチ・シェルの創始者 デターディングhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/221e7e51e3f6d76602e2fdfa7fc56974

からの続き

米国石油業界の暴れ馬ハリー・シンクレアがデターディングやロックフェラーを尻目にかけて、ソビエトの首都モスクワに乗り込んだ彼はその随行人の一人に向かい,ソビエトに於ける彼の活動は復讐神(メネシス)を怒らせるだろうと述壊しました。

彼の予想は的中しました。シンクレアのソビエト旅行わずか数ケ月にして、ティポット・ドーム疑獄事件が白日下にさらえだされました。そのために、シンクレアにとって無二の親友デンビイとフォーハティが米国の内閣から追い出されました。シンクレア自身すら法廷に迎えられることとなったのです。

これらの事件は、シンクレアの擁護者ハーディング大統領の不幸な怪死後に起こった連続的な醜聞でした。 ウォール街に於けるシンクレアの信用はがた落ちに落ちました。 ハーディングが逝き、二人の長官が没落し果てた今となっては、米国のソビエト承認も2億5千万ドルの借款も、儚い砂上の楼閣に過ぎませんでした。

ソビエトがシンクレアに期待したことは、米国の承認と借款だけでした。 その希望が告げられない限り、シンクレアは路頭に迷う人でしかあり得なかったのです。

シンクレアのソビエト石油独占、悪夢に終わりました。 バクーの油田もしばらくシンクレアの手から離れてしまいました。北樺太の石油もペルシャの石油もシンクレアを追締めだしてしまいました。

シンクレアは世界の石油業界から、そして米国の石油業界からも落伍してしまったのです。シンクレアの悲劇を喜んだのはロ㏍フェラー財閥のスタンダード石油でした。 彼らはティポット・ドーム事件の摘発者であり、証拠の提供者でもありましたが、これほどの結果は予期していませんでした。

もし、シンクレアがソビエト石油の覇権を握ったとしたら、米国の、いや、世界の石油帝国たるスタンダード石油の地位は一大脅威を受けるはずでした。 しかし。今やシンクレアは没落して、スタンダード石油の衛星的子会社に成り下がってしまい、シンクレア自身は業界から抹殺されてしまったのです。

シンクレア以後、コーカサスの石油利権候補者は、ソビエトの地平線上には現れませんでした。 ソビエトはシンクレアによって米国の承認と借款とを得る近道を選ぼうとしたのでありましたが、今やこの計画を放棄して、自らの力で石油を汲み出すことにしました。

バクー及びグロズヌイの油田には、次々とデリック(石油業界のクレーンの一種)が建てられ始め、日と共に生産力は増加していきました。 グロズヌイは、間もなく戦前の産額を超過し、バクーもものすごい勢いで戦前の状態を回復し始めました。

石油の国家管理はいよいよ強化され、外国人を迎え入れる必要は亡くなりました。 ソビエトの石油はトルコに流れてゆき、バルカン諸国に侵入し、さらに地中海にあふれ出て、イタリアをも潤し始めました。それは明らかにロイヤル・ダッチ・シェルの市場への侵入です。

この攻勢を挫くために、デターディングはジョージアの反ソ分子をそそのかし、革命を起こさせようとしました。 しかし、反乱軍は赤軍のオルゼネキヅ将軍により撃破され、将軍は戦利品の中から英国及びフランス軍からの資金の供与を受けた音に関する文書を発見し、これを新聞に発表しました。

デターディングの計画は頓挫し、ソビエトの国内情勢は意外にも整備され、軍備はいよいよ拡充されると共に、産業も発展の一途をたどりつつありました。 彼が期待した反共産派の革命は起こる余地もなく、買い漁っていた石油利権も無効となってきました。

デターディングは、赤い石油を世界市場から閉め出すために、反ソ宣伝を開始し、経済封鎖を提唱しました。 デターディングの提唱は英国政府の政策と一致しました。 ソビエト石油の世界進出は、デターディングのロイヤル・ダッチ・シェルに対する脅威であり、それは英国自身の損失でもありました。

ソビエト石油を封鎖するためには、米国を抱き込む必要がありました。 米国はハリー・シンクレア以来、ソビエトの石油に対して未練があり、米国政府はソビエトとの通商を開始し、銀行に短期のクレジットを契約することを許しました。

アムトルグ貿易会社がニューヨークに設立され、ソビエトからの機械類の注文に御応じていました。

 

デターディングは地中海にあふれ出し始めたソビエト石油を駆逐するため、販売戦を開始しました。 彼はその資本力と地盤によって、ソビエトを追い払うことができると考えていました。 しかし、ソビエトに於ける生産コストは極めて安くつくので販売戦において損失を被るのは、むしろロイヤル・ダッチ・シェルの方でした。

デターディングとしては、数百万ドルの損失を予期していましtが、長期販売戦となり、国営のソビエト石油はびくともしないことが明らかになりました。 地中海での販売戦の敗色が濃くなると、株主は不平を言い出し、更に労働党と反保守党からなる当時の英国政府は、ロイヤル・ダッチ・シェルの苦境などおかまいなく、ロンドン銀行に500万ドルの対ソ借款を契約させました。

このクレジットが成立すれば、ソビエトは販売戦の競争相手国から借りたお金で、悠々と闘うことができます。 販売戦の損失はこのクレジットで埋めていけば良いのです。 ロイヤル・ダッチ・シェルはその祖国たる英国の金を相手に喧嘩することになります。

デターディングに言わせれば、ソビエトの世界進出は、ロイヤル・ダッチ・シェルの損失であるばかりでなく、世界市場の脅威となるのです。

1927年5月11日、英国内務省は突如として、外務省はもちろん内閣の了解も得ず、米国のアムトルグ貿易会社の論御代理店のアルコス商会を襲い、家宅捜査を行いました。 当局の発表によると、先ごろ紛失した英国軍部の機密書類が、この商会内に隠匿されている嫌疑によるものだといいます。

しかし、その機密書類は発見されず、わずかに幾らかのスパイ嫌疑書類が発見されたのみでありました。 この事件が新聞で発表されるや、国内世論は極端な反ソの嵐を呼び、対ソ国交断絶が叫ばれだしました。

中英ソビエト大使は急遽旅券を下付してもらい、ロンドンを立ち去らざるを得ませんでした。デターディングは密かに微笑んでいました。 アルコス事件の裏で糸を操っていたのは、デターディングだったのです。 英国政府は国民の世論には勝てず、遂に調印するばかりとなり、対ソ借款を破棄してしまいました。

デターディングは勝ちました。 しかし、執拗なソビエト石油はフランスに向かって侵入していきました。 世界大戦中、石油不足に悩んだ苦い経験から、フランスは英・米の石油独占主義に恐怖を抱き,ソビエト石油を輸入し始ます。ナポレオン的なデタ-ディングがこれを黙許する筈がありません。 巧妙な反ソ宣伝は功を奏し、遂にフランス外務省はソビエトに対して駐仏ソビエト大使ラコフスキーの召還を要請するに結果となりました。

 

続く。 次の投稿は「スペインの石油戦」を予定してます。

 

 

 

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JSRとは? 合成ゴムから半導体へと転換した同社の歩みに注目する

2023-06-28 09:03:53 | エレクトロニクス・自動車・通信・半導体・電子部品・素材産業



JSRは、半導体材料でトップクラスのグローバルシェアを持つ日本企業だ。1957年に日本合成ゴムとして設立され、当初は石油化学製品や合成ゴムの製造を中心としていた。その後、半導体分野に注力。祖業だった合成ゴム事業(エラストマー事業)は、2021年にENEOSに売却している。

 国産半導体の生産強化を目指す国の支援も受け、国内の同業他社とともに半導体材料の研究に力を入れる。半導体分野で培った技術は医薬品分野にも生かし、グローバルでのさらなる成長が期待されている。2023年6月には、半導体市場の投資急拡大に対応するため、政府系ファンドの産業革新投資機構(JIC)の傘下に入る事を決定している。同業他社との事業再編を目指す。

 今回は半導体材料をめぐる世界の動きと合わせて、JSRの歩みを過去記事から振り返っていく。

 

「30年後の種」をまくJSR

 1980年代から「30年後の市場」を見据え、事業の多角化に取り組んできたJSR。70年代に世界を襲った石油ショックの教訓から、「石油化学に依存する事業構造の将来性に強い危機感を覚えた」ことが、そのきっかけだという。

ENEOS・出光、新陳代謝は一日にして成らず

 事業の多角化を達成したJSRが、祖業であった合成ゴム事業を含むエラストマー事業を売却した。売却先はENEOSだ。ENEOSホールディングスの大田勝幸社長(当時)は、2021年5月12日の決算説明会で石炭事業からの撤退とともに、エラストマー事業を通して「環境負荷を減らす素材の開発力を引き上げる」方針を表明している。

日本の「宝」どう守る、世界首位企業が挑む「ムーアの法則」の限界

 JSRが新たな主力事業とする半導体。産業のコメとも呼ばれ、国際戦略物資として世界中の注目を集めている分野だ。その材料となる「フォトレジスト」で高いシェアを持つJSRは、高い技術力と、国内(四日市工場)・ベルギー・米国の3拠点体制で、生産能力のさらなる増強を目指している。

米IBMが開発した2ナノメートルプロセスの半導体チップを形成したシリコンウエハー
米IBMが開発した2ナノメートルプロセスの半導体チップを形成したシリコンウエハー


国の半導体研究支援、「TSMC御用達」のうまみはどこまで?

 一方、日本政府は経済安全保障の観点から、半導体の国内開発に力を注いでいる。2021年5月には半導体製造で世界最大手となる台湾積体電路製造(TSMC)が日本国内で行う先端半導体の研究を支援すると発表した。この研究は日本国内の半導体材料や製造装置メーカーと共同で行われるもので、JSRもパートナー企業として参加している。

 

祖業に別れ告げたJSR、ライフサイエンス事業の年20%成長に自信

 半導体材料で世界トップを走るJSRだが、同社はもう1つの事業、「ライフサイエンス事業」の成長にも自信を持っている。JSRがライフサイエンスの分野に参入したのは、1980年代に診断用材料の提供を開始したことがきっかけだという。その後は積極的なM&A(合併・買収)と投資によって事業を成長させ、2018年には初の黒字化を達成した。

 

医薬品で成長誓うJSR 半導体材料で磨いた強みを異分野に

 JSRのライフサイエンス事業担当者は、25年3月期までに「売上収益を約2倍の1000億円に」「コア営業利益率を約6%から20%に」という同事業の目標について「十分に達成可能」と自信を見せる。すでに22年3月期には「年率20%」との成長目標を上回っており、会社全体としてさらなる拡大に期待がかかる。

 

半導体を再興させ、日本の産業基盤を強化せよ 小柴JSR名誉会長

 JSRの小柴満信名誉会長は、半導体について「産業のコメという位置付けから、社会になくてはならないインフラまで地位が上昇した」と評価する。そのうえで「先端半導体の開発」には政府による支援が欠かせないと語る。

 

最後に

 産業のコメ、そして「社会になくてはならないインフラ」として世界の注目を集める半導体。JSRは、日本の安全保障にとっても欠かせない企業だ。祖業から大胆な方向転換を経て現在の地位を築いた同社の、今後のさらなる成長に期待したい。

 

2023.06.28 日経ビジネス記事より引用

 

 

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日本経済の低迷、エレクトロニクス産業の低迷は、政治の責任もかなり大きい。 今でも不思議なのは、安倍政権で日本を露骨に侵略してくる習近平を国賓で招待してみたり、自衛隊の基地周辺の安全保障上重要な土地を中国に大量売却し、日本の儲け頭の商品を次々と中華系企業に技術提供(千人計画)、中国人留学生問題、産総研にも大量の中国人科学者の受け入れ、などなど。

そして新幹線技術を政治的に中国に提供、トヨタのハイブリッド車技術も提供しました。

このような背景のもと、日本が誇るエレクトロニクス大企業は総崩れ、特に購買部門の問題です。中華系企業からわいろを貰い、そのおこぼれを社長にも渡し、コストが安いとどんどん仕事を中国系企業に提供していったのです。


セットメーカーにとっての技術のキモは、反応対設計とオフトウェア開発ですが、購買部門の担当者及びその上司は、中国のみならず国内電子部品メ-カーにも技術開発を押し付け、そのハイテク仕事は国内の大手電子部品メーカーに流れました。

顧客に命令された電子部品メーカーは、不況にあえぐ半導体業界から優秀な人材をリクルートしたり、本来あまり関係のなかったソフトウェア業界の優秀な技術者を大量にリクルート。 これが不況にあえぐエレクトロニクス・半導体業界を横目に、同じエレクトロニクス業界でありながら絶好調の電子部品業界の理由です。

素材産業に於いては、分子原資を扱うので、そう簡単には誰でもは出来ません。 欧米でも素材・医薬品などの業界は絶好調なのは、そういう理由です。サイエンスが参入障壁となって守ってくれているのです。

お馬鹿な安倍信者たちは、岸田は親中で日本はアメリカ大統領は会ってくれない。 また欧米からから見放され岸田ショックで経済破綻するといっていましたが、実態はどうでしょうか。 

アホボン安倍(永田町では3流大学出身の2世議員の事をこう呼ぶらしい)こそが親中で、日本経済をガタガタにし、岸田政権で反中となり、経済安全保障の推進。 そして、ご存じの通り日本経済は絶好調。皆さん、いい加減に気づきなさい。

 


ロスチャイルド財閥-214 ロイヤル・ダッチ・シェルの創始者 デターディング

2023-06-27 21:13:39 | 国際政治・財閥


Henri Willhelm August Deterding(1866年4月19日 - 1939年2月4日)
アンリ・ヴィルヘルム・アウグスト・デテルディング、KBE

 

アメリカで、ロックフェラーが石油王として辣腕をふるっていた頃、後の石油業界のナポレオンと称されるオランダの一青年は、アムステルダムのトウェンチェ・バンクの出納係として、月給60ドルを貰っていたこの青年こそが、後に個人名義の財産だけで3億4000万ドルといわれるヘンリー・デターディングです。

船長の子として生まれたデターディングは12歳にして父を失い、トウェンチェ・バンク本店で数年務めた後、オランダ領東インド(現インドネシア)の支店詰めとして登用に派遣されました。ここにいる時、トウェンチェ・バンクの所有するゾンデ島内の油井をみたのが、彼の石油に対する興味の芽生となります。

その後、ビナン支店の支配人に出世し、ロイヤル・ダッチ石油会社のケスラー社長と会う機会に恵まれます。 ケスラーはデターディングの才能を見抜き、彼を自社に迎え入れ、重要な地位に据えました。 時にデターディングは30歳。

彼の入社後、ロイヤル・ダッチ石油は新たに50万フロリン(オランダの旧通貨)の株式組織となり、その翌年には数ケ所に噴油抗を獲得したために、従来の
続きがたちまちに8%の配当をなしえるまでになります。 この噂を聞くや当時世界のランプ(まだ石油産業が灯油による照明の時代)を支配していたロックフェラーは、ロイヤル・ダッチの急成長に警し、彼らに対して挑戦を開始し始めました。

ロイヤル・ダッチの株主たちは石油王の攻撃を恐れて、今のうちにスタンダード石油と提携することを主張しました。しかし、デターディングは断固として株主たちの勧告を斥けます。 その頃、社長のケスラーは死去し、遺言によってデターディングが社長の椅子に納まっていました。

ロックフェラーの悪質な攻撃に、株主たちは戦々恐々とし、デターディングが敗退する日を待っているような状態でした。 しかし「若僧(ヤング・フェロー)」デターディングはよく闘いました。 わずか50万フロリンの資本で、ロックフェラーの数千万ドルに宣戦布告したのです。

この時、デターディングは有力な協力者を得ました。 英・シェル輸送会社の持ち主マーカス・サミュエルです。今日、英国の一大石油トラストが完成したのも、実にこの英国人サミュエルとオランダ人デターディングの提携に他ならないのです。

サムエルはロンドンのユダヤ人街に生まれ,船会社のひら事務員となったのが、経済人としての踏み出しでした。 彼は会社の船に便乗して、幾度か東洋に旅行し、国際貿易についての知識を獲得しました。 そして、彼はこつこつと貯めた金を資金として、独立して輸出入業を始めました。

サミュエルは先ずボロ船一隻を手に入れて、東洋の香り高い貝殻類や真珠を英国に輸入する仕事から始めました。 そしてその商品に因んで、会社名を「シェル輸送会社」としました。 会社は着々と利益を上げ、船の数も増加して、新式貨物船12隻の社船を持つに至りました。

彼の船は、東洋から英国に商品を運んでは、船腹を空にして日本や支那に帰ってくるという有様で、極めて不経済な話でした。 ある時、サミュエルの船は東洋への帰途、石油の輸送を依頼され、数個のタンクを積み込んで思わぬ儲けをしたことがありました。 

期を見るに早い彼は、石油輸送の有望なことに着目し、パリのロスチャイルド家から資金の融通を受けて、石油輸送用の汽船の施策を開始しました。これが世界の大洋にタンカーが出現した最初です 彼は引き続いて建造を続けました。 

こうなってくると自然の成行きとして、彼は石油生産について触手を動かし始めました。 北ボルネオに採掘権(コンセッション)を買収し、間もなく自分のタンカーを自分の石油で充たすようになりました。 各地の支店は、利益の薄い真珠貝の売買から、より利益の上がるランプと灯油を取り扱うことななりました。

油王国建設

マーカス・サミュエルのシェル輸送会社の石油業っへの転向は、当然ヘンリー。デターディングのロイヤル・ダッチ石油会社との抗争になりました。 当時、ロイヤル・ダッチ石油はオランダ領東インド(現インドネシア)の石油を輸送するために、わずか一艘のタンカーしかなかったのに対し、シェルはロスチャイルド・パリ家から融資を受け、次々とタンカーを建造して極めて安価な運賃で自己経営の石油を輸送することができました。

デターディングにとっては、このロンドン生まれのユダヤ人こそが当面の敵でした。少なくともロックフェラーはそう考えて、南洋における英・蘭の石油抗争を横眼で見ていました。 ナポレオンが倒れるか、ライオンが倒れるか、しばし形勢を見たうえで、おもむろに石油王としての実力を発揮すればよいと考えていたのです。

スタンダード石油から見れば、この両者の石油などは物の数ではなく、北米の油井は刻々と動く秒針の間に巨万の富を噴出していました。 ロックフェラーは1881年に39の石油会社を合併し、資本金7,500万ドルの資金力で、米国石油の95%を支配していました。

そして、その翌年に世界経済史上の怪物「スタンダード・トラスト」の成立を見るに至りました。 この石油トラストには、ジョン・ディ・ロックフェラーを中心として9人の委員からなる委員会があって、連盟39会社の代表機関となり、ここで最高政策を決定して、米国石油業界を自由自在に操っていました。


鉄道輸送からパイプライン

ロックフェラーが石油王国を築き上げるまでには、巧みな戦略と金権力を駆使した謀略がありました。1870年代、彼はまずペンシルベニア鉄道のスコット、ニュー、ニューヨーク・セントラル鉄道のヴァンダー・ビルド及びイリノイ鉄道のジョウェットと提携し、運賃割引の協定を結びました。 

これらの鉄道はは、米国東部の小工業地帯を走っていたので、石油輸送の点でも極めて有利な地の利を占めていました。 そして、これら諸鉄道の巨頭たちはロックフェラーの株をつかまされていたので、配当金の増加を謀るためにもロックフェラーに味方せざるを得ませんでした。

その結果、スタンダード石油の競争者に対する石油輸送の運賃は、2倍にも3倍にもなりビジネスは成り立たなくなり、競争相手が弱り果てた所を見込んで、ロックフェラーはこれを買収し自分の傘下に抱き込んでいたのです。 最初、ロックフェラーが石油業に手を染めた頃には、ペンシルベニア州各地に散在する製油所から石油を買い、これを木製の油槽馬車に積んで市場に運んでいました。

この木製油槽馬車が鉄の油槽と変わり、ついで油槽か車を製造して、鉄道との割引契約によってレールの上を走らせることに成功しました。 ロックフェラーは更に進んで、鉄道の割引運賃以下で輸送する事を考案しました。 パイプラインが初めて造られたのです。

このぴプラインによって油井から湧き出した原油は、滝のごとく製油所に送られ、最低運賃より約6分の1で、石油が輸送できるようになりました。 このパイプラインこそが米国におけるスタンダード石油石油専売を確立した大きな原動力です。

パイプラインの設置は非常に高価で、到底小企業の資金力では及びもつきません。 直系6インチの鉄管を何百マイルとつなぎ合わせるだけでも大変な費用なのに、ポンプ装置もいれば冬場凍結しないように保温装置も設置しなければなりません。その上に鉄管を設置するには地代も発生します。

当時の相場でいうと、米国では1マイルのパイププラインが約2万ドルかかると言われています。当時の米国内のパイプラインの延べマイル数は約20万マイル、実に地球5周分の長さと言います。(1マイル=1.6009km)

パイプラインを独占されてはいかに優秀な有為を持っていたところで群小石油業者は太刀打ちできません。城浦井通りにの運賃を支払って、スタンダード石油に対抗しようとすれば、それこそ元値を切って赤字で売らなければなりません。

一方、ロックフェラーは椅子にふんぞり返っているだけで競争相手を足下に屈服させ宇ことが出来ました、賄賂、筋力、政治力、ロックフェラーは全米の石油を一手に納めることになりました。

 

シャーマン法(アメリカの独占禁止法)

その結果、1892年、セオドア・ルーズベルト大統領のトラスト征伐となりシャーマン法の発動を見るに至りました。しかし、このトラスト征伐は外面的なものであり、依然としてスタンダード・トラストは実質的に存在していました。

 

タンカーの時代

地上に於いてパイプライン独占によって米国内石油産業を支配したロックフェラーは同じやり方で外敵(ロイヤル・ダッチ石油)に立ち向かいました。 西太平洋から挑戦してきたロイヤル・ダッチ石油は、わずか一艘のタンカーを保有しているに過ぎませんでした、蘭領東インドから産出する石油を世界の市場に配給するには」、どうしても運送用に船を雇わねばなりませんでした。

これに眼をつけたロックフェラーは、金の力で片っ端からタンカーとの契約を結び、たとえドッグに横たえておくにしても、一艘たりともロイヤル・ダッチ社利用されないようにしたのです。この悪辣な戦略はたしかに一時はデターディングを悩ませました。

折角の商品は空しく倉庫内に積み上げられるばかりで、これを輸送することが出来なくなってしまったのです。

ロックフェラーの横暴に対しデターディングはサミュエルと提携することになりました。 サミュエルが十数隻のタンカーを持っていたからです。

 

ロイヤル・ダッチ・シェルの設立とスタンダード石油への反撃

かくして、ロスチャイルドの仲介により、1897年、デターディングはロイヤル・ダッチ・シェル石油会社を創立しました。

ロイヤルダッチ石油会社は、シェル輸送会社と合同して、ロスチャイルドも資本参加し、改めてロイヤル・ダッチ・シェル合同会社となり、スタンダード石油に対して反撃を開始しました。


ロスチャイルドが出てくれば、当時はまだロックフェラーとは実力と格が違います。 ロスチャイルドの親戚であるクーン・ローブのジェイコブ・シフが、ロックフェラーに資金援助し、経営のアドバイザーとなっていて、ロックフェラーは今日のように巨大財閥になれたのであり、またアメリカ議会の調査によれば、1900年頃、ロスタイルド家はアメリアの富の約2倍、全世界の約50%の富を支配していたとされています。

 

・ロスチャイルド財閥-111 国際金融財閥の序列 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/af41696ec05203f68b46d63b897e9b3d

・ロスチャイルド財閥-196  ロスチャイルド7代目当主 Alexandre de Rothschild https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/eb9df5eb208317312b0a1bf276cdbde2

・ロスチャイルド財閥-195  2012年ロスチャイルド の投資会社RIT・キャピタル・パートナーズ  
              がロックフェラー 資産運用事業の株式37%取得 https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/6aeceba979c21512d0b651606778f7fc

 

この合弁から、ロイヤル・ダッチ・シェルは英国資本の会社と考えられるようになり、オランダ人デターディングも大英帝国の大石油業者であるかのように考えられるようになっています。 

世界の石油輸送組織をも独占しようとのロックフェラーの夢は惨めにも破られたばかりか、逆にデターディングに覇権を奪いされらることになりました。 

1900年までは、タンカーのほとんど全部は米国に属していましたが、今日では(欧州大戦前まで)世界汽船総トン数の10%を占め、約800万トンに達するタンカーのうち72%までは、デターディング及びその勢力下にあったのです。


デターディングは、ロイヤル・ダッチ・シェルを創設しジョン・D・ロックフェラーのスタンダードオイルの競争相手にして世界最大の石油会社の一つに育てています。

尚、ロイヤルダッチシェル(Royal Dutch Shell plc)は、2021年11月15日、社名を「シェル(Shell plc)」に変更することを発表。 2022年1月21日に拠点移転、および社名変更が実施されました。

 

 

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