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丸紅、サウジアラビアで陸上風力 総事業費1000億円

2024-05-21 20:24:02 | 環境・エネルギー、資源



丸紅はサウジアラビアで同国最大規模の陸上風力発電所を開発する。21日、サウジ政府機関と売電契約を結んだ。

2カ所で発電容量で合計110万キロワットの発電所を建設し、2026年8月からフル稼働させる。総事業費は計1000億円程度を見込み、資金はプロジェクトファイナンス(事業融資)で賄う予定だ。

 

現地財閥系企業のアジランと組み事業会社を設立し、丸紅が過半を出資する計画だ。建設地はサウジ中部のリヤド州と北西部のノーザンボーダー州で、最大で計150基程度の風車を建設することを検討している。

2カ所とも丸紅が主体となって開発から資金調達、保守・運転までを一貫して管理する。運転開始後はサウジアラビアの政府機関サウジパワー・プロキュアメントカンパニーに25年間定額で売電する。

 

サウジアラビアは2030年までに電源に占める再生可能エネルギーの比率を5割にまで高める計画だ。

陸上風力は現在の40万キロワットから1600万キロワット超まで拡大する。拡大した再エネを使った水素などの新エネルギーの製造も検討している。

 

丸紅はこれまで、米国やポルトガル、国内で計約90万キロワットの陸上風力を運営してきた。

洋上風力では秋田県で着床式を運転し、スコットランドでは世界最大級の浮体式発電事業について、英国企業などとの企業連合体で開発している。

 

 

日経記事2024.05.21より引用

 


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