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ぐっすり眠れる癒しのグレゴリオ聖歌メドレー ~主はわが光~

2024-05-12 23:56:41 | 音楽全般・ダンス・映画・アニメ、オペラ、クラシック、POP、

ぐっすり眠れる癒しのグレゴリオ聖歌メドレー ~主はわが光~

https://www.youtube.com/watch?v=ipOrKfE9IkE

 

 

 

 


マグダラのマリアの福音書から謎解かれる、テンプル騎士団の秘密や、グノーシスの真相について解説します【スピリチュアル】

2024-05-12 23:34:23 | 哲学・宗教・思想

マグダラのマリアの福音書から謎解かれる、テンプル騎士団の秘密や、グノーシスの真相について解説します【スピリチュアル】

https://www.youtube.com/watch?v=d8PVcAeD_ZQ

 

 

 

(関連情報)


・マグダラのマリア【グノーシスと神聖婚】イエス知った「中の人の勧告」の告発
https://www.youtube.com/watch?v=NjG6pxq5fzU

 

 

・天使と悪魔、ダヴィンチコード 『最後の晩餐』
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d4e28d6ed6c99e32a4b06604065b5058

 

 

 

 


建国後の合衆国ー14 家父長的権威の衰退と近代家族

2024-05-12 22:19:29 | ヨーロッパ・中東・アメリカ全般、歴史・文化・食文化・芸術・建築

建国後の合衆国ー13 南部奴隷社会 黒人奴隷の家族https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f641aafdfca84d2c422a977033cccfa8
からの続き

 

 

イギリスの家族制度が植民地時代の百数十年間、そのままの形で存続することは新大陸では不可能でした。

植民地時代末期には分割相続制度が一般化し,長子相続制は南北問わずに事実上消滅していました。

spの理由の一つとして、植民地での土地の広さに比べ、労働力の不足が挙げられます。 父親は、多くの子供たちの労働力を確保し、荒野を開拓して農業経営を拡大するためには、何らかの形で分割相続を分割相続を約束する必要があったのです。

 

とはいっても、家父長の権威は依然として存在しました。 たとえば、植民地時代のニューイングランド農村社会は自給自足的性格が強く、若者たちにとって農業と村のわずかな手工業以外にほとんど雇用機会はありませんでした。

しかも、家父長たちは子供が成人に達しても財産分与を渋り、相続を期待する息子たちの労働力を支配し続けました。

当然、彼らの結婚年齢は引き延ばされ、親の祝福を得て結婚して生計は別にしても、土地所有権の譲渡は先のことでした。

父親がまとまった財産を子供たちに譲り始めるのは、四季に近づく晩年になってのことだったのです。

 

しかし、植民地時代の急激な人口増加と、19世紀に入ってからの内陸開発と工業化の進展により、伝統的家父長支配の経済的基盤が崩壊しました。

入植後、二代、三代、四代と続く間に、個々の農民の土地所有は細分化し、分割相続されるべき親たちの土地は足りなくなりました。

息子たちはもはや、親の小さな土地を分割相続して生計を立てることは期待できずに、西部に移住して農業に職を求めるか、都市の労働者その他の職を求めることになります。

 

その時、父子の間に何が起こったのか。 二通りの点検があったようです。 一つは労働運動指導者トマス・スキドモア載せ因縁時代の例です。 彼は1790年コネチカット州フェアフィールド群ニュータウンで十人兄弟の総領として生まれ、十三歳になる前に地域の学校の教師になりました。

父親は当然のこととして給料を全部取り上げました。 しかし、十八歳になったスキドモアは金を父親に渡すことを拒否し、親と喧嘩して家を騙した。

後に彼の社会批判の中核には、家父長支配に対する厳しい批判と、遺産相続制度そのものの全面的否定の観念がありました。

変えの兄弟が十人であったことは、18世紀には普通でした。 人口急増の一因は多産にあったのです。

 

ベンジャミン・フランクリンの父は、後妻として入った彼の母に十人の子供を産ませ、さらに先妻の子共が7人いました。 スキドモアの家出もそれほど例外的ではありませんでした。

伝統的な考え方によれば、息子たちは21歳になるまで「父親のために働くことを義務付けられた一種の財産のように見なされていました」(ジョーゼフ・F・ケット)。

したがって、新たな雇用機会を外部に求める若者は、17歳から21歳ころの間に、父親の強い反対を押し切って独立しました。

もちろん、実際には一定のお金を支払うなど、父親との間に様々な形での妥協が図られることも多くありました。

 

植民地時代の徒弟制度は、未成年者の雇用形態であると同に、技術教育と親に代わる後見監督機能をも果たしていました。

建国初期には、多くの職種で徒弟制規制が著しく弱まり、少年たちが徒弟期間を務めあげずに逃げ出し、よそで職人として働くことも多くなりました。

すでに紹介したロードアイランド型工場では、少年たちは最初から徒弟としてではなく、賃金労働者として働きました。 このことも、彼らの親たちからの自立を早めることになりました。

 

他方、もっと恵まれた人々の例もあります。 聖職者や弁護士のような高等教育を必要とする専門職で成功した人々の場合、彼らは子供を働かせるより高等教育の機会を与え、若い頃から独立心を強めるように育てた記録も残されています。

しかし、このような子供たちは全体の数からいって消して多くはありませんでした。 ただ、彼らは指導的なっ役割を果たす人々であり、19世紀に支配的な文化を形成し、『世論』を左右したという点で、この子育ての型はアメリカ発展の推進力になりました。

 

若者たちの親からの経済的自立は、決して豊かな未来を保証するものではありませんでしたが、彼らの職業や住居や移住地に関する自己決定は、広く人間関係一般に根本的な変化を惹起しました。

ウィービは19世紀前半の人々の空間的・社会的流動化を『選択革命』と名付け、これを基軸概念に、19世紀前半の政治・社会史全体を説明しています。

この人口の流動化は、19世紀前半の米国史を理解するには大事な視点です。

 

 

(関連情報)

1. 建国後の合衆国-1 ジャクソン大統領による土地強奪
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e3133076c791bcb68fb784f0fda0aada

2. 建国後の合衆国ー2 メキシコ領土獲得戦争
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/b98362c56ee34ea0232ce7abf35a2b18

3. 建国後の合衆国ー3  有料道路建設https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f7732681a17552137e8e825d693d70bc

4. 建国後の合衆国-4  大運河建設ブームhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/5a8e291c0bbcae626aa9c16566cf0b1b

5.  建国後の合衆国-5  蒸気ボートhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/36926fea375feebeec7b870a643154c2

6.  建国後の合衆国-6 鉄道時代の開幕https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e41b415af0cde7ab639ced37ea333168

7.  建国後の合衆国ー7 工場制度の出現
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/406176fab1ec1dcdaf117cefbabd0024

8.  建国後の合衆国ー8 世界最初の紡績一貫工場https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/31c7061b6eed00409710025e11d2456e

9.  建国後の合衆国ー9 労働者階級の出現https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/8bdbf78f3133393e6b6bce7fd5f600f7

10.   建国後の合衆国-10  アメリカ労働運動の出現https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e5101f09aaf0bd4a9f80e26db3ad96ad

11.  建国後の合衆国ー11  南部奴隷制社会 綿花王国の形成
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d6b63441e361c8a771e9185c019a9534

12. 建国後の合衆国ー12 南部奴隷社会 黒人奴隷の文化https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/a7fd8a1c3adb08f6e6bec419395a4192

13. 建国後の合衆国ー13 南部奴隷社会 黒人奴隷の家族https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f641aafdfca84d2c422a977033cccfa8

14. 建国後の合衆国ー14 家父長的権威の衰退と近代家族https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/50d8dea63fd8e50975de0d2578a6355b

 

 

PS.

・アメリカを正しく認識する 建国までの歴史概略シリーズのまとめhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/c92a98cc78bf8a2cff02eab33b4b245b

 

 


核融合の安全規制議論、24年度中に方針 内閣府が初会合

2024-05-12 21:03:15 | 環境・エネルギー、資源


2024年度中に安全確保や規制に関する考え方を取りまとめる(10日、東京都千代田区)

 

内閣府は10日、核融合発電の新たな技術実証や産業化に備えて安全確保や規制のあり方を議論する専門家会議の初会合を開いた。

米国や英国など海外の状況を参考にしながら核融合の原理、装置に関する特徴なども科学的に分析した上で、2024年度中に基本的な考え方を取りまとめる。

 

専門家会議は産業界のほか、核融合に用いる原理や燃料、放射線やエネルギー政策などの専門家ら13人が加わる。会合の議論のほか、一般からの意見公募も踏まえて核融合の安全確保に関する方針を示す。

主査に就いた調査会社マトリクスK(東京・港)の近藤寛子代表は「核融合の規制の策定や標準化は海外で議論が先行しており、同様の措置が日本でも急務だ」と挨拶した。

 

核融合発電は太陽の内部で起きるのと同じ反応を応用し、原子の核同士をくっつける時に出る大きなエネルギーで発電する。原子核の分裂反応を用いる一般的な原子力発電とは原理が異なる。

政府は日本の核融合発電の実証開始時期を30年代とする方針だ。実用化に向けた新たな炉の設計や産業化には核融合の特徴を踏まえた安全規制の検討が必要だとして議論を始めた。

 

 

 
核融合発電

「核融合反応」やそれを生み出す「核融合技術」、そこから生み出されるエネルギーを活用する「核融合発電」など注目テーマのニュースや解説をまとめました。

 

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日経記事2024.05.10より引用

 

 


東京エレクトロン22%増益 25年3月期、市場予想並みに

2024-05-12 20:56:30 | エレクトロニクス・自動車・通信・半導体・電子部品・素材産業


東京エレクトロンの2025年3月期の純利益見通しは市場予想並みとなった

 

東京エレクトロンは10日、2025年3月期の連結純利益が前期比22%増の4450億円の見通しだと発表した。

生成AI(人工知能)向けなどで半導体製造装置の販売が回復する。純利益は市場予想並みの水準を確保し、株価は時間外取引で上昇した。業績見通しが市場予想を下回った他の半導体関連と明暗が分かれた。

 

純利益はQUICKコンセンサス(前期比24%増の4530億円)並みの水準となった。

売上高は前期比20%増の2兆2000億円、営業利益は28%増の5820億円を見込む。配当は年481円と88円増やす。併せて800億円を上限とする自社株買いも発表した。

 

新規装置の売上高は24年4〜9月期に7700億円、24年10月〜25年3月期に9100億円と、22年4〜9月期(9177億円)に近い水準へと復調する

。AIの開発・運用に使うサーバーの旺盛な設備投資を背景に、最先端のDRAM(メモリーの一種)やロジック向けが伸びる。

 

 

東エレクは需要見通しも据え置いた。ウエハーに回路を作る「前工程」向け装置の24年の世界市場は前年比5%増の1000億ドル(約15兆5000億円)と予想する。

「年後半から最先端DRAMの投資回復を見込む」(河合利樹社長)。弱含む長期記憶用のNAND型フラッシュメモリー向けも「来年以降は投資が大きく戻ってくると期待している」(同社)。

 

注目のAI関連需要は25年にかけて本格的に立ち上がると見る。「今期、来期までの需要は見えている」(同社)といい、25年のAIサーバー向けの製造装置市場は160億ドル程度と想定する。

 

 

 

決算発表を受け、私設取引システム(PTS)では東エレク株が一時、10日の東証終値から2%上昇した。

アセットマネジメントOneの前川文彦ファンドマネジャーは「研究開発費を約500億円増やすなかでも期待を裏切らない利益計画を出した。自社株買いも発表し、及第点の内容だった」と指摘する。

 

東エレクは日本企業の株高をけん引してきた。

4月4日には昨年末比6割上昇し、年初来高値を付けた。PER(株価収益率)は5月10日時点で47倍台と23年1月(約17倍台)の3倍弱にまで切り上がった。ゴールドマン・サックス証券の中村修平アナリストは「今期の業績回復は途上だ。来期にかけて市場期待を上回る成長が見えてくるかが重要になる」と話す。

 

 

一方、これまで半導体関連は業績見通しが市場予想に届かず、株価が調整する例が相次いだ

。オランダの製造装置大手ASMLホールディングは4月17日、24年4〜6月期の売上高見通しを57億〜62億ユーロ(約1兆円)と発表。上限値で市場予想(QUICK・ファクトセット、63億7490万ユーロ)を下回り、米国市場で株価は7%下げた。

 

アドバンテストは4月26日、25年3月期の連結純利益が前期比8%増の670億円の見通しだと発表した。市場予想(QUICKコンセンサス、1013億円)を大きく下回り、翌営業日に失望売りが膨らんだ。

半導体関連への過熱していた期待が修正された格好だが、中長期的な成長見通しは崩れていない。「AI期待はどこかで盛り上がってくる」(大和証券の柴田光浩シニアストラテジスト)。東エレク決算を機に市場に安心感が広がれば、先行きに強気な見方が再び増える可能性もある。

(大道鏡花)