【猪口議員宅で火災 】外部から侵入された形跡なし 出火前に帰宅した夫(80)と長女(33)と今も連絡とれず など【関連ニュースまとめ
https://www.youtube.com/watch?v=vd8DyTUzVkQ
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洪水が起きた町を歩く人々(30日、スペイン東部バレンシア)=AP
【パリ=北松円香】
スペイン東部バレンシア州で、記録的な豪雨による洪水被害が広がっている。少なくとも95人の死亡が確認された。現地紙エル・パイスなどが30日に報じた。
建物の屋根の上や車中で一夜を明かした人も多い。消防や警察、軍が出動し、救出活動が続いている。道路の閉鎖や鉄道の運休、飛行機の航路変更など交通網にも大幅な混乱が生じている。
洪水を受け、スペイン政府は29日、危機管理室を設置した。
サンチェス首相はX(旧ツイッター)で「行方不明者と低気圧の被害を懸念している」と説明し、不要な移動を避けるなどの注意を国民に呼びかけた。
日経記事2024.10.30より引用
米人気歌手のテイラー・スウィフトさん。ハリケーンの被災者に向けて500万ドル(約7億5000万円)
の寄付をしたことがわかった
(CNN)
米人気歌手のテイラー・スウィフトさんが、巨額の寄付を通じて米国内の被災者の支援に動いていることが分かった。
寄付は同国を襲った大型ハリケーン「ヘリーン」と「ミルトン」により被災した人々の支援に充てられる。
フードバンクのネットワーク、「フィーディング・アメリカ」を運営するクレア・バビノーフォンテノット最高経営責任者(CEO)は9日、団体のインスタグラムに投稿した声明で、スウィフトさんから寄せられた500万ドル(約7億5000万円)の寄付への感謝を伝えた。
寄付の対象はハリケーンの被災者救済に向けた取り組みとなっており、被災地の復旧と復興、食料及び清潔な水の供給に寄与するという。
バビノーフォンテノット氏は続けてスウィフトさんに対し、「私たちに寄り添い、飢えに終止符を打つ取り組み、困窮する地域を助ける取り組みを支持してくれている」と感謝を表明した。
大型ハリケーン「ミルトン」は、9日夜にフロリダ州に上陸した。多くの気象学者は、当該地域で記録上最も破壊的なハリケーンの一つになる可能性があると予測する。
2週間前には大型ハリケーン「ヘリーン」が、「カテゴリー4」の勢力を維持してやはりフロリダ州に上陸。約800キロを移動し、計6州に壊滅的な打撃を与えていた。各地で大規模な洪水が発生し、結果的に230人以上が死亡した。
事態を受け4日には、伝説的なカントリー歌手のドリー・パートンさんが、本人並びに自身の会社から慈善団体への巨額の寄付を発表していた。同団体はヘリーンによる洪水の被災者に向けた緊急支援に取り組んでいる。
CNN記事2024.10.10より引用
1日、米ノースカロライナ州西部では被災地で道路のがれきを除去する作業が続いた=ロイター
【ヒューストン=花房良祐】
9月26日に米南部に上陸し北上した大型ハリケーン「へリーン」を巡り、米メディアは死者が少なくとも160人に達したと報じた。
行方不明者の捜索は続いており、公表される死者数はさらに増える可能性もある。被害が大きかったのは海岸から遠く離れた内陸。気候変動でハリケーンが大型化しやすくなったうえ、地元当局の準備不足を非難する声も上がっている。
へリーンは26日に南部フロリダ州に上陸。バージニア州まで北上した。最も死者数が多かったのはノースカロライナ州で少なくとも73人に上った。
普段は行楽客に人気の同州の西部で、アパラチア山脈の山あいに点在する街を結ぶ幹線道路は寸断された。
今回のへリーンでは、内陸部で被害が大きいのが特徴だ。
ノースカロライナ州西部は大西洋から400キロメートル以上、メキシコ湾から700キロメートル以上離れているにも関わらず、死者が多かった。
米南部では歴史的に、ハリケーンの多くがメキシコ湾沿岸から上陸するため、ルイジアナ州など同湾沿岸の州で被害が多い傾向にある。上陸後には勢力が弱まるため、内陸の被害は大きくなりにくい。
今回の「異変」の背景には、気候変動で海水温度が上昇した影響で、大気中に蒸発した水分をハリケーンが取り込みやすくなったことがある。水分を多く含んだ雲が上陸後の集中豪雨の発生につながった。
へリーンは上陸後に「熱帯性低気圧」に変化したが、雨量は依然として多かった。直径は約500キロメートルもあり、過去20年にメキシコ湾などで発生したハリケーンの9割を上回る規模の大きさだった。
1日、被災地はがれきの除去に追われた(米ノースカロライナ州)=AP
米国では、海沿いの街ではハリケーン被害に備えていることが多く、例えば、高床式にして高潮に備えている住宅も多い。
一方、内陸部では洪水への備えが不十分だったと指摘されている。例えば、アパラチア山脈の街では洪水に備えるという発想に乏しかったという。
当局の準備不足を問う声も浮上している。今回、ハリケーンの襲来に慣れているフロリダ州では住民に早くから避難勧告が出されていたが、内陸ではギリギリまで避難勧告がなかったという。
足元、被災地では食料や水が不足している。米メディアは「上陸前に水をあらかじめ用意すべきだった」などと住民が当局を批判する声を伝えた。
ノースカロライナ州のクーパー州知事は30日、「準備はしていたが、ノースカロライナ州西部ではこんなことは初めてだ」と述べた。
インフラや農産物などの被害が広がり、米メディアは経済損失額が1600億ドル(約23兆円)に上るとの推計を伝えた。
ノースカロライナ州は11月の大統領選の激戦州でもあり、ハリケーン被害が選挙戦に影響する可能性もある。
バイデン大統領とハリス副大統領は被害の大きかった地域を近く訪問する予定だ。ハリス氏は地方遊説の予定を切り上げて首都ワシントンに戻り、災害の報告を受けた。
一方、トランプ前大統領はバイデン政権の災害対応を批判した。同じく激戦州でハリケーン被害を受けたジョージア州を9月30日に訪問した。