母はあっけなく逝ってしまった。
それほど大した症状ではないと漠然と思っていた。退院後の処遇を
計画しているほどだったのでなくなってしまう可能性など少しも
考えていなかった。
悔いが残るとともにさほど苦しむことがなかったのをよしとする
しかない。
人の命のはかないのを身をもって知った。
20代で就職したころ夜遅くなると心配して途中まで迎えにきていた
のを思い出す。
べったりの母子でなかったし時として衝突することも多々あった。
いろいろ思い出してしまう。
こまごまとした用事があることで気がまぐれる。
それほど大した症状ではないと漠然と思っていた。退院後の処遇を
計画しているほどだったのでなくなってしまう可能性など少しも
考えていなかった。
悔いが残るとともにさほど苦しむことがなかったのをよしとする
しかない。
人の命のはかないのを身をもって知った。
20代で就職したころ夜遅くなると心配して途中まで迎えにきていた
のを思い出す。
べったりの母子でなかったし時として衝突することも多々あった。
いろいろ思い出してしまう。
こまごまとした用事があることで気がまぐれる。