昨日は父の日

昨日は父の日だったのでわが父の所にささやかなプレゼントなど持参した。
両親が健在というのは非常に幸せなことだといつも思っている。父など
ひいき目とはいえ結構しゃきっとしているし元気だ。私がこどものころは
無口で（いまでももちろん無口だが）とっつきにくいことこの上なしだった。
それなのに同じような無口な夫を持つとは・・魅入られたように・・と自分
で言っている。
そのうえ両親は不仲でこども心に負担だった。しかし今ではすっかり落ち着
いた老夫婦というところ。
いまだに無口ではあるがそれなりに愛想良くなったような気もする。ひとは
変わるということか・・・。

それにしても不思議なのは自分の育ってきた環境を踏襲しているように思える
ことだ。無口な父が重荷だったのに自分自身がおなじような人を選んでしま
ったことや、母任せだったこどもの教育をやっぱり自分でほとんど背負ってし
まったこと。知らず知らずにおなじような道を歩いてしまうのかもしれない。

今年も早くも半分近くが終わってしまった。一年がますます速いような・・。