風の中でダンス

なんでもない毎日をちょっとメモしてみる。

音楽の存在

2008年06月01日 | Weblog
読んでいる本に「若い頃は音楽がない生活は考えられなかったが、今は
音楽がなくても全然気にならない」というようなことをい言っていた。
ほんと、そうだ。子供の手が離れる頃まではいつもなにか聞いていたか
ったような気がする。それもちょっと周りからは顰蹙もののハードなのが
すきだった。今も嫌いではないが。
賑やかなのも好きだけれど思いっきり静かに一人というのも、欲しい。
私は一人の時がほしい。とても欲しい。いつもだとさびしいかもしれないし
ないものねだりかもしれないが・・。
まったり静かな曲もいいし、でもなにもなくてもいい。それだけ感動の相手
が変わってきたのか。

行き詰って判断がつかないときはぼーっとしているうち、すーっと、抜けた
という瞬間がある。ま、暇だからぼーっとしてられるとは思うけれど。

時が解決してくれるというのは本当だ。若い人が自分で死を選ぶのを見ると
もう少し辛抱したらなんとかなるのに・・といつも思う。
苦しくてどうしようもなくても時がたって思い返すとそんなにたいしたことでは
なかったと気付く。そうして何度も何度も失望してはまた生きていく。そんな
ものじゃないのかな。<死んだ気になればなんでもできる>とは思わない。でき
なかったもの、私には。でもいつしか痛みは薄らいでまた前を見ていける。
そんな繰り返し。
私は死ぬのが怖い。自分がなくなってしまうのがとても怖い。それなら生きられるだけ生きようかなと思う。
生まれ変わった人生もっとつらいかもしれないから。

コメント
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