風の中でダンス

なんでもない毎日をちょっとメモしてみる。

草原の優駿たち

2008年06月25日 | Weblog
千歳から日高に向けて走ると広々とした草原(牧場)に牛や馬が悠々と
散らばっている(散らばって・・って失礼かな)
思わず見入ってしまうのは母馬と一緒に草を食べている仔馬たち。
母・・・鹿毛・仔・・栗毛というのやその逆の取り合わせ。遺伝の妙と
いうのだろうか。そして母馬はしっかりとわが仔を見守っているよう。
身も世もなく母性本能が物をいうんだろうなあ。人間もそうだったはず。
社会が発達したのに伴って別の欲望が頭をもたげてきたかもしれない。

母親としては他の願望をすべて振り切って子供が全てというのでは少し
物足りないけれど、子供が一番だありたい。小さいうちは特に。

母馬は父親の手助けなしで仔を育てる。(もし父馬が子育てを手伝うなんて
ことになったらどうだろう(笑)ディープやキンカメは200頭ぐらいの
親子のところを順番に面倒見に行かなければならないよね。大変

かくして母馬は一人で子どもを育てていく。将来立派に独り立ちできるように
きちんと育てる・・らしい。それにしても生まれたてや数か月のちびちゃんの
可愛いこと可愛いなりに精いっぱい足を踏みしめて自己主張をして
いるよう。

牛は食べられるために草を食べ、馬は走るために草を食べる。健気というのか
あわれというのかこちらは複雑な気持ち。
この間目にしたうちの一頭がもしかしたらG1を先頭で駆け抜けるかもしれない。
夢は果てしなく膨らむ。
コメント
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