この季節になると食べたくなるのが、手作りの草餅。
何処にでも売ってはいますが、手作りはやはり一味違います。
一口食べた瞬間、ヨモギの香りが口の中にフワーっと広がって、春の味がします。
道端でヨモギを見かけると、その香りが恋しくって草餅食べたいなぁ~と思います。
子供の頃、「草餅作ってけっから、餅草(ヨモギ)摘んでございん」と言われると、食いしん坊の私は、嬉しくって、包丁とザルを持って川土手にヨモギを摘みに行きました。
今のような飽食ではない時代のキナコと砂糖をまぶした草餅は、大変な御馳走でした。
昨日、実家で妹が私に“草餅を作って!”と言うので、草餅を作るのは結構大変な作業なのですが、急遽作る事にしました。
実家の裏庭でヨモギを摘み、母も交えて3人で綺麗により分け、それを家に持って帰って良く洗い、重層を入れたたっぷりのお湯で茹で、水にさらし、出来るだけ細かく細かく刻み、冷蔵庫で保存。
餅米一升を研ぎ一晩水に浸す。(ここまでが昨日までの作業)
ザルにあげ、20分。
餅つき機に米を入れて平らにし、さらにヨモギをまんべんなく入れてふたをしてスイッチオン。
大きさと形はまちまち、見かけは今一でしたが、ヨモギとキナコの香りが部屋いっぱいに広がって、ヨモギがたくさん入った、美味しい草餅がたくさん出来ました。
(忙しくって、ふっくら膨れたお餅の写真と全部の草餅の写真撮るの、忘れちゃった。)
形の良い均等なお餅を作るにはまだまだ修行が必要だわ。
いいねなかよく三人で共同作業。
ちなみに私のモットーは…なかよく
好きな言葉は『戴きます』と『ごちそうさま』
ちみの草もちはごちそうになれないよね
残念
やはり手数をこなさないと上手くはなれないね。今年から餅は自分の家で搗こうと思ってるから、練習しないと。
昔、食べた物って美味しいねよね。