まほろ駅前多田便利軒

三浦しおんの‘まほろ駅前多田便利軒’を読みました。
第１３５回直木賞作品です。
まほろ駅近くで便利屋を営む男と、男の同級生のお話です。
まほろ駅は作者が在住している町田市がモデルで、町田市はずーっと昔兄が住んでいて私も何度か訪れた街で、少し懐かしい。

難しい‘沈まぬ太陽’を読んだ後、のんびり少しづつ読むのには丁度良い、読んだ後にホッとするような作品でした。

仙台でランチ

５月に、友人達と行く予定だったディズニーシーが震災のためキャンセルになり、その友人達と震災後初めてのランチで再会して来ました。
場所は仙台駅近くの“花蔵（かぐら）”
頂いたのは、‘おもてなし花かご膳’1,850円。
７貫のお寿司と天ぷら、茶わん蒸し等にコーヒーとデザート。上品で結構なボリュウムのあるランチに舌鼓打ち楽しい時間を過ごしてきました。
個室は声の高い長居のオバちゃん達には必須の条件です。

友人達も実家は海の近くがほとんど。家族は皆無事との事で、家族に何かがあればこうやって笑って会う事も出来ないね、ともう津波の話は暫くお休みにしたいんだけど又々終始津波の話に…。

締めは場所を移して、仙台パルコ５階にてケーキと紅茶。

キャンセルした分の旅行も９月に決まり、楽しみが一つ出来ました。

震災後初飲み会

３．１１の東日本大震災から昨日で３ヶ月経ちました。
震災後初めて飲み友達７人中６人が集まりました。（１人は他県から親戚が来るため欠席）
馴染みのお店も浸水し、イケメンのオーナーとも再開を祝い、つまみはいつもの、焼き鳥、じゃがバター、サラダ、イカの一夜干し、刺身、キムチチャーハン。

まずは元気で再会できた事に乾杯
終始津波の話に付きました。
２億の負債を抱えたＴちゃんは津波に車ごと流され車の屋根に上って助かったそうだ。
口には出せませんでしたが、事業も再開したそうでこれから大変だろうけれど頑張って欲しいと願いました。

次回の予約をして楽しい飲み会は、若い頃には考えられなかった１０時で終了。

横浜戦見て来ました。

セパ交流戦も残り試合が少なくなって来ました。

昨年まで楽天でプレーし、今季、金銭トレードで横浜に移籍した渡辺直人との試合をどうしても見たくて昨夜Kスタ宮城に行って来ました。
ファンに惜しまれながら移籍した渡辺直人が打席に立つと、８日に続いて拍手と歓声が上がりました。
直人も「何て言って良いか…。言葉が出ない位感動した」とコメントし感謝しました。
それほど直人はファンに愛され移籍を惜しまれた選手でした。

試合は、ルーキー塩見を勝たせたかった…、２対１で迎えた９回裏、ハーパーの２ランホームランで一挙同点とされてしまいました。
その時点で塩見の勝ち星は消えてしまいました。
９分９厘勝つと信じていた試合をひっくり返されると応援にも力が入りません。またしても塩見投手から白星がこぼれおちてしまいました。

６回か７回だったらまだ落胆も小さかったかも知れないけれど９回って…。

はやぶさ

２００３年５月９日、宇宙科学研究所から打ち上げられ、昨年６月１３日に帰還した小惑星探査機はやぶさを映画化した“はやぶさ”を見て来ました。
約５０分間、５００円のこの映画は小学生に是非見て貰いたい映画でした。
欲を言えば消息を絶って、再び交信出来までをもっと詳しく解説して欲しかった。

１ｍ×１．６ｍ×１．１ｍ、５１０ｋｇの“はやぶさ”は秒速３０キロで移動し、７年間で６０億キロメートルの大航海を成し遂げました。
東京～大阪間を約１５秒で移動する事が出来ます。

イトカワの大きさは540ｍ×270ｍ×210ｍ、多様な地形のイトカワには小さいロケットでも行きやすく、エネルギーが小さくても行けるという技術的な観点からイトカワが選ばれました。

はやぶさは一度は消息を絶ち絶望視されましたが、奇跡の生還を成し遂げ感動を与えてくれました。
惑星探査は、これまでは片道切符の旅でしかなかった。NASAでも成し得なかった小惑星イトカワのサンプルを持ち帰るというサンプルリターンの偉業を達成いたしました。

衝突を繰り返して出来る小惑星の歴史が解析されるかもしれないという壮大なロマンはまだ始まったばかりです。


イトカワ探査の終了後、JAXAでははやぶさ2をミッションとして立案しており、、2011年5月12日、JAXAより「はやぶさ2」の2014年に打ち上げが発表されました。
日本の技術はすごいです。

１番じゃなきゃ駄目なんですね～２番では駄目なんです。