マンデーの日記

Whatever Will Be, Will Be.

信州松本の旅

2014-05-06 | 旅行
GWに信州松本に行って来ました。

3日。南インターに入るまでに渋滞に巻き込まれ一泊目の宿泊地長岡に着いたのは4時半過ぎ。
ホテル近くの山本五十六記念館は5時までの開館時間の為見学は間に合わず…。

長岡はこの日成人式だったそうで駅近くの居酒屋はどこもいっぱい。ホテルの人に勧めて頂いた手作りのお店も予約でいっぱい。残念…。
この時期の成人式は初めて聞いた。

4日早朝一路安曇野に向った。
お天気も良く北アルプスをバックに‘安曇野ちひろ美術館’はありました。
入場料は800円。入館証の提示で一日出入り自由。
ちひろ没後40年記念展開催中でたくさんの人で賑わっていました。

蕎麦処で老舗のラーメンを食べ、出来れば大王わさび農場に寄りたかったが、電話をして見るとわさび農場への道路は渋滞中、駐車場も満杯との事で翌日早朝に来る事にした。

2時半ホテル着。
チェックインして歩いて国宝松本城に向う。

戦う為に黒い堅固な天守閣と、優雅な月見櫓を持った平城です。
チケット売り場に並ぶと、「天守閣まで行って帰るのに3時間かかるが良いか?」と聞かれた。
せっかく来たのだからと並んで見る事にしたのだが、後から考えると《そこまでして並ばなくても良かったな~》と言うのが見て来た感想。
お城に入るのに長蛇の列、入ってから天守閣までも並んで進まない。
その時、急いでいる人の為の出口に向かう振りして私を追い抜いて行った若いカップルがチャッカリ横入りしたのだ。
そのまま平然と並ぶのを見ていやーーな気分に…。
こういう事を出来る神経を疑う。

お城に着いたのは3時過ぎだったろうか、出たのはすでに暮れかかっていました。
急いで、旧開智小学校に向う。
綺麗で豪華でお洒落な建造物です。

すぐ隣に現在の開智小学校は旧を模して作ったんだね~素敵です。


松本の街は自然豊かで綺麗街でした。
街のど真ん中にお城があって北アルプスと良くマッチしています。
ハナミズキの木が今満開で、街路樹にも家の庭にも白やピンクの満開のハナミズキがいっぱい。

5日。
7時半ホテルを出発し8時頃に大王わさび農場に到着。

渋滞に巻き込まれずに済みました。
入場は無料だが店は9時から。

二つの川は水質が全く違います。
上が一般の河川の万水川。下が湧き水100%。一日70万トンも湧くそうだ。
二つの川は合流して犀川に入り千曲川となり日本海まで270キロの旅に出る。

わさびソフトクリーム。美味しい。

帰り道、歴史好き夫が川中島古戦場に寄りたいと言う。
武田信玄と上杉謙信一騎打ちの川中島の戦いの場所です。

古戦場八幡神社敷地内の横綱蕎麦屋にて美味しい信州蕎麦を頂きました。

カンボジア旅行記③

2014-01-28 | 旅行


旅行最終日、最後の観光地は東南アジア最大の湖トンレサップ湖クルーズです。
たくさんの魚が住む湖からの恩恵を受け、100万人以上が住んでいるそうでベトナムからの難民が多く学校に通うのはほとんどベトナム人なのだそうです。
実はカンボジアでは裕福な人達なのだそうだ。
その中の一つお土産品店に上陸しました。
タライに乗った子供や親子が近づいてきて1ドルをねだります。
多分貧しいからねだるのではなく、くれるから近づいてくるのでしょう。
あげなかったら、親子連れが恐い顔をして離れて行きました。
お土産品店ではヴィトンやグッチのカバンが置いてある。
勿論偽物で私が見ても見分けがつくのだからどういうものかは分かるだろうが、その割に高いから驚く。


ガイドブックにも載っているお土産品店のアンコールクッキーのお店は日本人がオーナーのお店です。
「カンボジア人の手によるカンボジアの素材を使った本物のカンボジア土産を作ろう」オーナーのマダムサチコさんのこの想いからアンコールクッキーは生まれました。
カンボジア産カシューナッツを贅沢なほどたっぷり使ったアンコールクッキーは日本人の口にあいますし、アンコールワットの形が良いです。

カンボジアの70%は密林でした。
現在はその50%はなくなっています。


ガイドさんはカンボジアには法律がないと言います。無いに等しいと言う事でしょう。

アンコールワットは大きく綺麗で素晴らしい遺跡でしたが、99年間ベトナムに売られていてこのさき90年間はベトナムのものなのだそうで観光の収入は勿論ベトナムのものです。

シュムリアップ空港も個人のものでカンボジアの物ではないそうで私利私欲の為にお偉いさん達が売ってしまったと言います。

今回のガイドさんからは自分の国を少しでも良くしたいと言う思いが強く伝わってきました。
カンボジアと言う国はすごい所でした。
カンボジアはこの先どういう方向に進むんでしょうか!?
民主化が進み豊かになって欲しいです。

まず政治が変わらなくっちゃ…。

カンボジア旅行記②

2014-01-25 | 旅行
カンボジアには1080の遺跡があります。

観光初日、写真を取って1週間の期限付きパスを40ドルで買う(ツァー代金に入っている)
遺跡に入る時はこれを係員に見せるのだが、帽子、サングラスにマスクをしていてもOK。

ジブリアニメ“ラピタ”のモデルになったベイメリアはホテルから約80キロ・1時間半の距離にあります。

アンコールワット・アンオールトムのモデルになった遺跡と言われています。
残念ながら“ラピタ”を見ていないのでどこがその場所なのか見当もつかない。
石の転がり具合がざっくりして良いな~。

正直、アンコールワット以外、遺跡の見過ぎでどこが何処だか分からなくなってしまいました。
夕日を見に行ったプレループ遺跡
密林の中から見つかった遺跡は砂やガジュマルの木の根によって破損が激しくあと数年で崩れてしまう遺跡が何か所もあると言う。

遺跡の回りには物売りがいっぱいいてかなりしつこい。
カンボジア人は無料で遺跡に入れるのだが子供が多い。
その顔は目がぱっちりしていて顔立ちの可愛い子が多いのに驚く。
気になって元締めとかいるのかガイドさんに聞いて見ると、自分たちの為に売っているとの事。少しほっとした。
東洋人を見て大体、日本人か韓国人か中国人かを見分け巧みに言葉を使い分け近づいてくる。
この時、日本人をターゲットにする事が多いそう。

一人の女の子が近づいて来た。
『社長さん』が最後に「お嬢さん」とまで言われたのでは買わずにいかずマグネットを1ドルで買ったら「がんばってね」と励まされた。この子相当頭の良い子だな~と実感する。
カメラを向けるとポーズを取ってくれた。

アンコールトムは850年前の都でワットの約4倍の広さがありアンコール王朝の終わりに築かれました。
密林の中にあった遺跡の回りは数年前まで地雷が埋められており、コブラも生息していると言う。
ブラックジョークが得意のガイドさんの話なのでどこまで本当かは分からないが「この辺にコブラはいるの?」と聞くと『いますよ、呼んで来ましょうか?』とこんな調子。

ベイメリアの帰り道、民家に立ち寄る。

ガイドさんは慣れた調子で民家を案内するのだが、日本人はココナッツとヤシを反対に理解しているのだそうだ。最初がココナッツで次がヤシ。
毎日食べたベトナムのフォーの様な物でなかなか美味しい。


魚のマッサージ。
初めに私が足を入れる。くすぐったくて大笑い。2人目3人目4人目と足を入れた途端に大笑い。道行く欧米人や韓国人が私達を見てこれまた大笑い。
カメラを向け写真を取って行く人も…。おかしかった~




カンボジア旅行記①

2014-01-22 | 旅行
《プレループ遺跡から夕日鑑賞》

仙台7時41分発の新幹線で東京駅へ
成田エクスプレスにて成田空港へ
ソウルインチョンで乗り換えシェムリアップ空港へ

時差は2時間。
添乗員はいないので現地までは自力で行きました。
寒い東北から暑い東南アジアへ初日は移動で終わりました。
カンボジアは今が乾季でベストシーズンです。
今回の旅行も一度も雨に会わず、心配していた暑さも湿度もなく過ごし易かった。

9~15世紀にかけてメコン川流域に壮大な文明を築いたクメール人達は宗教的、文化的な世界をアンコール遺跡に結集させました。
ヒンドゥー教と仏教の神仏への信仰が調和しながら人々の暮らしが築いていきました。

現地ガイドさんは33歳。
私の長女の1歳下ですが、自分の考えをしっかり持っているベテランのガイドさん。
ベテランゆえに観光スポットを良く熟知していらっしゃる。
2年間で日本語をマスターし17歳からガイドの仕事を始めました。
遺跡の説明は勿論、政治、庶民の生活、今のカンボジアを熱く語っていました。
彼らは日本人ガイドながらビザが取れない為、日本に行った事はないそうです。


カンボジアには遺跡は1080あります。
地雷は15年前までは1500万個ありました。
今はまだ500万個あるそうです。
ポルポトが倒れてからは20年間内戦が続きました。
彼が生まれてから総理大臣も大臣も全然変わっていない。
汚職と賄賂の国で、公務員の給料は8000円、暮らしていけないのだそうです。
遺跡でバッジを売る警察官を沢山見ました。

空港までのバスの中の最後のあいさつで、「遺跡、政治、カンボジアについて、ブラックジョークもたくさん話しました。嫌だと思った人もおられたでしょう。日本のガイドブックには、虫除けのスプレーの持参、生の野菜や果物はお腹を壊しますので控えた方が良いでしょうと書かれていますがそれらは15年前の話です。今のカンボジアを知って欲しい」と話されました。
私は最後のガイドさんのこの話がとても印象に残りました。
確かに、虫はいましたが一度も刺されていませんし、どこに行ってもお腹を壊す私が今回下痢もせず帰ってこれたのは驚きました。