2024夏・長野旅
小布施散策の続きです。
お付き合いいただければ嬉しいです。
長野・小布施は、
かの葛飾北斎が晩年に何度も訪れ、滞在し、
多くの作品を残した地としても有名です。
(実はわたし、今回知ったのですけど)
だから、すごく期待していた「北斎館」。
北斎の作品をこの目で見ることができると
ワクワクしてたんですが・・・。
直前に調べたら、なんとなんと休館の最中。
実際、広い駐車場もがらんとしてて。
↓こちらは「北斎館」の横にある懐かしい郵便ポスト。
この北斎館の斜向かいが、わたしたちが食事をした「寄り付き料理蔵部」。
この道を挟んでポストの反対側が「小布施庵」で、こちらの横から
「栗の小径」が始まっています。
見ることができなかったのはとても残念でした。
そこで、気を取り直して
もう一つ、
栗の小径の途中にある、
「高井鴻山記念館」を訪れてみました。
↓「栗の小径」の遠く向こうに看板のようなものが見えるでしょ。
その左側(向かい側)が「高井鴻山記念館」です。
正直なところ、
この方の名前は全く存じ上げていなかったのです。
目を引いたのは、ちょうど
2024年町政施行70周年記念夏季特別展として、
「妖怪大集合」とあったからです。
妖怪??
ポスターが貼られているのを見て、
さらに興味を持ってしまいました。
そこに描かれている妖怪たち、
なんともおどろおどろしいのですが、
一方でユーモアがあるというか。
↓こちらは正面入り口。
わたしは反対側の「栗の小径」から入場しました。
この高井鴻山という方は、
この地の豪農で、
家業の傍ら、葛飾北斎をはじめ名だたる絵師に絵画を学びました。
彼の残した作品は花鳥画や山水画など様々なのですが、
中でも晩年に没頭したのが妖怪画だったようです。
最初の頃は着色した妖怪を描いていましたが、
次第に墨一色の濃淡で描くようになったとのこと。
描かれた妖怪たちは、
彼の師や友人たちを写したものではないかと言われています。
(記念館のポスターから)
どの絵もすごくユーモラスで個性的。
水木しげるの漫画を見ているようで、
水木さん、この方から影響を受けられたのではとさえ思いました。
この記念館、
高井鴻山宅なのですが、
その建物を見学するのもなかなか良かったです。
そしてもう一つ、
わたしが予定に入れていたのが、
「和紙の中條」。
和紙小物がたくさんありました。
最初は絵手紙に使えそうな和紙を探そうと思いましたが、
あまりの小物の多さと面白さで、
そっちに目がいってしまって。
結局最初に目があった、出目金を買ってしまいました(笑)。
(写真左下のレジ下に何匹か色違いが飾ってあります)
本命の北斎館は見られませんでしたが、
思いがけずの出会いもあり、
アートも少しは楽しめたかなと思いました。
小布施滞在時間は、13時過ぎから16時半まで。
かなり暑い日でしたので、
ちょうどいい時間だったかなと思います。
汗をかきかき小布施駅に戻り、
予定よりも一本早い電車で長野駅に戻って、
ホテルにチェックイン。
その後少しゆっくりしました。
でもこの日は、まだ別の大きな予定を入れてて。
それは次回に!
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この方の妖怪絵、ものすごく愛嬌もあっていいのです。
見ることができてラッキーでした。
思いがけない出会いだったと思います。
記事の通り、
思いがけない出会いが、
旅の醍醐味ですよね〜😁