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ゆうわファミリーカウンセリング新潟 (じーじ臨床心理士・赤坂正人)     

こころと暮らしの困りごと・悩みごと相談で、じーじ臨床心理士が新潟市で公園カウンセリングなどを相談、研究しています

メルツァーさん・キーツさん・シェイクスピアさん-じーじのカウンセリング日記

2025年03月08日 | 心理臨床を考える

 2019年1月の日記です

     *

 去年12月から読んでいたイギリスの精神分析家のD・メルツァーさんの『精神分析と美』(2010・みすず書房)をようやく読み終える。

 何度読んでも難しい。

 付箋やアンダーラインは増えてきたが、今回も何割、理解できたかやや疑問。

 ブログにリポートを書こうと思ってパソコンの前に座るが、言葉が出てこず、しばらく頑張るが、断念。次回のお楽しみとなる。

 しかし、今回初めて気づいたが(今ごろ気づくのも、我ながらどうかと思うが…)、メルツァーさんのこの本にイギリスの詩人のキーツさんやシェイクスピアさんなどが出てくる。

 ようやく精神分析の本の中に2人を見つけてうれしくなる。

 キーツさんは昨年秋、岩波文庫の『キーツ書簡集』(1952)を古本屋から購入して読んでみたが、こちらもリポートができるのはまだ先になりそう。

 キーツさんのいうあいまいさに耐える能力を、この本では、「消極能力」と訳しているし、キーツさんの本でも「消極的能力」と訳していて、「負の能力」よりいいような気もするが、あくまで素人の感想である。

 また、メルツァーさんが詩や戯曲を分析しているのを読んで、やはり精神分析家のオグデンさんが同じように詩や小説を分析しているのを思い出した。

 文学はやはりかなり精神分析に近い存在なのだろうな、と改めて思う。

 もっともっと勉強が必要だ。         (2019.1 記)

     *

 ゆうわファミリーカウンセリング新潟(じーじ臨床心理士・赤坂正人・個人開業)のご紹介

 経歴

 1954年、北海道函館市に生まれ、旭川市で育つ。

 1970年、旭川東高校に進学するも、1年で落ちこぼれる。 

 1973年、某四流私立大学文学部社会学科に入学。新聞配達をしながら、時々、大学に通う。 

 1977年、家庭裁判所調査官補採用試験に合格。浦和家庭裁判所、新潟家庭裁判所、同長岡支部、同新発田支部で司法臨床に従事する。

 1995年頃、調査官でも落ちこぼれ、家族療法学会や日本語臨床研究会、精神分析学会、遊戯療法学会などで学ぶ。 

 2014年、定年間際に放送大学大学院(臨床心理学プログラム・修士課程)を修了。 

 2017年、臨床心理士になり、個人開業をする。

 仕事 個人開業で、心理相談、カウンセリング、心理療法、家族療法、遊戯療法、メールカウンセリング、面会交流の援助などを相談、研究しています。

 所属学会 精神分析学会、遊戯療法学会

 論文「家庭裁判所における別れた親子の試行的面会」(2006・『臨床心理学』)、「家庭裁判所での別れた親子の試行的面会」(2011・『遊戯療法学研究』)ほか 

 住所 新潟市西区

 mail  yuwa0421family@gmail.com  


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4 コメント

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クリンちゃん、明けましておめでとう (どさんこじーじ)
2024-01-04 07:35:09
なーるほど、そうかもしれませんねぇ。
じーじの第二人格は、美人ちゃん女子なのかもしれませんね(?)。それもなかなか素敵ですね(?)。
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今年もよろしくおねがい申しあげます (クリン)
2024-01-04 07:27:22
↑前の方の「若い女性の文章・・」というのは、じーじさまが「じーじ、エライ!」ってご自分で書いたりするアレを指しているのではないか?と、今さらしてきする・クリンより🐻💛
(でもじーじさま、本当にエライです⤴✨)
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コメント、ありがとうございます (どさんこじーじ)
2021-08-14 07:59:00
お褒めいただいて、ありがとうございます。昔から、褒められて伸びるタイプですので、うれしいです。
女性うんぬんのご指摘、初めてでびっくり。確かになよなよとめめしいほうですが…、ひょっとすると、気がつかないだけで、多重人格なのかもしれません(?)。半分冗談ですが、それも面白そうですね。
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Unknown (h_tutiya)
2021-08-14 05:47:22
よく自らジイジと名乗っていらっしゃり、お孫さんもいるとのことですが、しっかり学びを続け、前を向いて進む姿勢、ご立派だと思います。文章を読んでいると、ふと若い女性の文章を読んでいる気持ちになることが多く、もしかして2人で書かれているのかと思ったこともあるくらい。応援しております。
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