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複数の座標軸で“人材資源”開発を

2008-12-24 17:22:09 | Management+Communication
【人の潜在能力を生かす経営】
複数の座標軸で“人材資源”開発を
http://business.nikkeibp.co.jp/article/pba/20081222/181049/

ハンガリー出身の心理学者であるミハイ・チクセントミハイ氏は、人間がある活動に集中し、完全に浸っている状態を「フロー」と呼んでいる。この「フロー理論」は、

(1)明確な目的がある
(2)高度に集中している
(3)無意識のうちに活動できる
(4)時間を忘れる
(5)手応えが分かり、調節できる
(6)活動がやさしすぎず、難しすぎない
(7)自分で制御している感覚がある
(8)活動に価値を見いだせる

の8要素で構成されていると説く。もちろん、この8つの要素すべてが必要ではない。しかし、これを換言すると、「容易には到達できないが価値のある目的を達成するためなら、人はトライ&エラーを繰り返しながらも夢中になる」ということだ。
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社会心理学者のリチャード・ハックマン氏は、「できるチーム」の5つの条件として、

(1)形だけでない、結束力のある「真のチーム」であること
(2)メンバーが納得感の持てる、揺るぎない方針を持つこと
(3)仕事の過程でチーム力が高まる構造を持つこと
(4)チームメンバーが意欲を高めるシステムや制度がビルトインされていること
(5)必要な時に適切なコーチングがあること

と指摘している。

 人間は扱われ方や心の持ち方によって、大きく変化する存在だ。「根性論」のような精神主義への反発は根強いが、科学的に人間の精神を研究し、アプローチ法を考えることに対しては、もっと積極的になっていいのではないか。
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NBonline(日経ビジネス オンライン)

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