川村カオリBLOG
http://ameblo.jp/kawamurakaori/
アルバム「K」セルフ・ライナーノーツ
http://www.kawamurakaori.com/K.html
『吉川晃司 川村カオリさん死去に悲痛…』Yahoo!ニュース(デイリースポーツ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090730-00000001-dal-ent
「見事に生きた奴は滅多にいない!川村カオリが逝ってしまった」-吉川が妹分の早すぎる死に悲痛な声を上げた。
川村さんが高校生のときに留学していた英国で知り合い、20年を超える交流を重ねてきた妹分の壮絶死。04年に乳がんで左乳房全摘出手術を受け、その後も肺などに転移したがんと闘い続けた川村さんを、吉川は公私にバックアップしていた。
所属事務所を離れていた川村さんが音楽活動の再開を希望した際、吉川は自身の個人事務所に所属させてマネジメント。今年5月には川村さんのデビュー20周年記念ライブも大成功させた。
吉川は当時のことを「あんな病状でアルバムを完成させ、もっと苦しい中で渋公ライブもやり遂げた。歌いたい事が山ほど増えた!まだ歌えるんだ!娘に見せるんだ!って、反則だよそれ。撃ち抜かれちゃって、木っ端微塵よ。本当は怖かったろうに、痛かったろうに。止めてやれれば、まだ近くに居たかもしれない」と、痛恨の思いを交えながら川村さんの激しい生きざまをつづった。
闘病の中でも力強く歌い続けた川村さんに「おまえに本物の勇気見せられちまったからには、俺達も明日から今まで以上に笑顔作って頑張らな、格好悪いね」と天国に向けて約束。「川村カオリ。永久の同志。君の生き様、見事だった!知ってる奴は、絶対に忘れない」と結んでいる。
『川村カオリさんが壮絶死…がん闘病』デイリースポーツ
http://www.daily.co.jp/gossip/2009/07/29/0002173721.shtml
がんと闘い続けた川村さんが、ついに力尽きた。今月1日には自身のブログで、新たながんが発見されたことを告白。入退院を繰り返しながら抗がん剤治療を続けていたが、6月に再入院。そのまま退院することなく、最後は親しい友人らに見守られながら息を引き取り、壮絶な闘いに幕を下ろした。
命の炎が消えるまで川村さんはミュージシャンであり続けた。ラストステージは今年5月5日のデビュー20周年記念コンサート。舞台裏で点滴を打ち、座ってのパフォーマンス。デビュー曲「ZOO」を歌った時だけはいすから立ち上がり熱唱、ファンから喝さいを浴びた。
抗がん剤の副作用で1週間寝たきりになることもあったが、それでも創作を続け、同月27日にはアルバム「K」を発売。スタッフの心配をよそに、気力で最後の作品を完成させた。
最初にがんが発覚したのは04年。乳がんで左乳房を切除した。ロシア人の川村さんの母も乳がんで98年に47歳で亡くなっており、当時は複雑な思いにさいなまれた。しかし、05年に復帰してからは
「がんは虫歯みたいなもの。早く治せば大したことない」「年に一度はマンモグラフィー検査を」と、女性にがん検査を受けることを積極的に訴えた。
その後、仕事復帰したが、昨年1月にリンパ節、肺、骨にがんが転移。すでに手術での切除はできない状態で、抗がん剤治療に希望を託した。同年9月に
「アーティストの自分が、何か発信することで、勇気を届けることができたら」とあえて病状を公表した。
闘い続けた川村さんを支え続けたのは長女(7)の存在だった。「娘のために生きたい」と闘病もありのままに見せた。自身のステージを間近で見せ、故郷のロシアをともに訪ねるなど、親子の時間を積み重ねた。母の強い愛は、天に召されても消えることはない-。
『川村カオリ先輩へ。』石野田奈津代Blog
http://www.ishinoda.com/archives/2009/07/post_443.html
突然の訃報に私も、かなりのショックを受けました。
今もまだ、信じられない気持ちでいます。残念でなりません。
川村カオリさんの最後まで全力で生きぬいた姿を尊敬し、
みなさんにも伝えたいと思ったのですが、なかなか伝わる言葉を探すことができません。
5月の渋谷C.C.Lemonホールでの20周年コンサートでお会いしたのが、
最初で最後でした。
同じレーベルメイトで、音楽の先輩である川村さん。
小学生の頃から、よく歌を聴いていました。
乳ガン早期発見を訴え、同じように苦しむ人がいなくなればと、
同じようにガンと闘う人の勇気になればと、
闘病中にもかかわらず、懸命に活動されていた川村さん。
コンサートでも、ひとつひとつの言葉や歌を大切に、
一瞬を精一杯生きているのが伝わり、心が動かされました。
私も、川村さんのコンサートの後、乳ガン検診を受けに行きました。
川村さんの活動を通して、早期発見に至った方も多いのではないでしょうか。
また、多くの方が川村さんの姿を見て、たくさんの勇気をもらったのではないでしょうか。
自分がもし、病に倒れたら、果たして川村さんの様に、
自分の全てをかけて、活動できるんだろうか。
自分の娘ができたとき、娘に対しても、ママはがんばってるんだよ!って、
精一杯生きることができるんだろうか。
いろんな事を、考えさせられました。
川村カオリさん、尊敬しています。
最後まで、かっこいい人でした。
私も、常に精一杯生きて、歌を伝え、
聴いてくれる人に勇気を持ってもらえる人になります。
川村カオリさん、ご冥福をお祈りします。