らるるのIT業界ピックアップニュース

日々IT系ニュースサイトを巡回して興味を持ったニュースをずらずらと紹介。

アナログ停波シールなるものが登場予定らしい

2005年07月29日 22時33分32秒 | 業界動向
[AVウォッチ] 「地上デジタル放送」に大きな変化。IPや衛星伝送を活用へ
アナログテレビが停波することは知られているものの、それが2011年であることはあまり知られていない、てな調査結果が公表されてます。それを受けてなんでしょうか、2011年にアナログ放送が終わりアナログではテレビを見られなくなるよ、ということを表す「停波シール」をアナログテレビにはっていく方向で検討中だそうです。義務なのかそうなのかといった細かい点はまだ決まってないと思われます。アナログテレビの電波の停波に関してはやっぱりそこまで必死になって告知していく必要があるという認識を持っているんでしょうね。

DNSが乗っ取られフィッシングに利用された

2005年07月29日 22時03分36秒 | セキュリティ
[ITmedia エンタープライズ] 三重県のサーバが不正アクセス被害、フィッシング詐欺への悪用が目的
記事を読む限りではなんだか何があったのかを把握しづらいです。三重県側のページをみてみることにしましょう。

推測する限り、二段階の攻撃を受けたといえるでしょう。一段目が、公開サーバそのものを乗っ取られかけてフィッシングに利用されそうになっていた。それを受けて代替サーバに切り替えた。二段目が、実はネームサーバ情報を勝手に書き換えられていた。これを利用して別のフィッシングに利用されていた。っていうところでしょうか。

二段目の方ですが、「e-デモのネームサーバ情報」が改ざんされていたと書かれているので、DNSのレコードが書き換えられて、ユーザは海外の敵のサーバにアクセスしちゃうようになっていたということでしょう。

DNS書き換えというのは結構盲点なんじゃないでしょうか。たとえば、私のwww.rarul.comのネーム情報はIDとパスワードだけで書き換えできます。もしここがバレると、ユーザは「www.rarul.com」でアクセスしているのに、実は私が用意したサーバにアクセスしていなくて海外のよくわからんサーバにアクセスしていることになっちゃうこともあるわけです。

有名なサイトのドメインの有効期間切れにかこつけドメインを先に買い上げてしまうなんて話もよくあります。物理的なサーバ管理だけではなく、DNSのようなドメイン情報なども守っていく必要があるといえるでしょう。

「コピーワンス」見直しの方向となりうるか

2005年07月29日 21時49分57秒 | 著作権
[ITmedia ライフスタイル] デジタル放送のコピワン番組、運用見直しへ
なんだか小難しく回りくどいように理解しにくい言葉で説明されている記事ですが、まとめると、「コピーワンス見直しを含めて議論していこう」ということでしょう。コピーワンスが全面的に撤回されるとまではいかないでしょうが、放送事業者側もそこそこ前向きに検討しているっぽいコメントがかかれてます。まぁデジタルテレビ放送ですべての番組が一律コピーワンス信号となっていた今までが異常だったわけで、それが改善されていく方向だと前向きにとらえておきましょう。

子どものケータイ利用に関するフォーラム

2005年07月29日 06時02分22秒 | ケータイ
[ITmediaビジネスモバイル] 何のための携帯か――親と子どもの埋めがたいギャップ
「子どものインターネット利用」問題が叫ばれることも多い今日この頃、「子どものケータイ利用」もまたいろいろと議論されているようです。そんなテーマを持ったフォーラムのレポート記事です。

なんでも、親は緊急連絡用にケータイを子どもに持たせるのに対し、子どもは友人と連絡が取れるメリットを感じているというギャップがそもそも問題だそうな。記事中にもあるように、
“携帯はインターネットにアクセスできるツールだ”という認識が、親には不足している
というのが根本なんでしょうね。というか、ケータイでインターネット利用できるんだということを知らない親もいるんじゃないでしょうか。細かいこというとそりゃWebとEメールだけなので「インターネット」じゃないかもしれないですが、今や9割以上のインターネット利用はWebとメールなんだし、ケータイ=インターネット端末でしょ。

ただ、ここでいわゆるコンテンツフィルタリング系サービスの話が記事に全く出てきていないのが不思議に思う点です。有名どころでは、あらかじめ通話先が限定される安心だフォンがあります。メールの送受信先も限定されたプランも今後提案されてもいいでしょうね。Webの制限という意味ではiモードのフィルタリング機能EZWebののアクセス制限機能インターネットアクセス制限なんてあります。別の観点では、月々の利用料を制限するようなのも各社出してます、っておお総務省お墨付きらすぃ。端末側で制限する機能がったりもします。

まぁ問題は、こういうサービスの存在がほとんど知られていないという点でしょう。

グローバルインターネットをダウンさせる攻撃の名前

2005年07月29日 05時17分10秒 | その他
[ITmedia エンタープライズ] 脆弱性報告の研究者とBlack Hatに、Ciscoが法的措置
記事自体は、脆弱性のパッチが配布される前に脆弱性の詳細を一般公開していいかどうかというよくある話がらみです。が、今回気になったのはその本題とは別のところ。
デジタル真珠湾攻撃とは、元ホワイトハウスのサイバーセキュリティ責任者リチャード・クラーク氏が作り出した、グローバルインターネットをダウンさせる予期せぬ攻撃を表現する言葉だ。
やはりというか、アメリカではアメリカが全世界なんだなぁと思わされる言葉でした。間違っても「デジタル原爆」とは名付けないだろうな。

音楽団体が私的録音補償金制度の拡大を要望

2005年07月29日 05時07分12秒 | 著作権
[ITmedia ライフスタイル] 速やかに「iPod課金」を――音楽関係7団体が強く要望
まぁにわかに注目が集まりつつある私的録音補償金制度問題ですが、音楽団体がHDD/フラッシュメモリ型のオーディオプレーヤにも速急に課金すべきと要望しているというニュースです。

個人的には私的録音補償金制度をなくせだとかそこまでの意見は持ってませんが、少なくとも議論をきちんと深めておく必要のある問題だと思います。「汎用HDDにも」とかいってる人たちが(デジタルオーディオ類が補償金の対象に)「現在決まっていないのが遅すぎるぐらい」としゃべったんじゃ、何も説得力を感じないのですが。

それより、今回強烈に感じたのがココ。
「(前略)容量に応じた補償金額を設定したいと考えている」
(;´Д`) HDDって単価あたりの容量が上がり続けるものなので、そんな風に決められちゃ、ハードの単価に対する補償金の率が上がり続けちゃうんですが。

沖縄セルラーでauシカグッズキャンペーンが展開

2005年07月28日 00時23分11秒 | ケータイ
[ITmediaモバイル] 生写真公開! これが「auシカパペット」だ
auシカマスコットストラップがかわいらしい。そういや、ドコモダケストラップもあったなぁ、とか思い出す。なんつーか、ビジネスする上では、イメージ戦略っていうのか、商品名・マスコット・ブランド名・象徴などをきっちりさせてマーケティング戦略を練るのは大事だなぁと思わされるニュースです。

個人的には、最近ペンギンのストラップやぬいぐるみが欲しいんですけど、通販で探しても案外ないもんなんですよねぇ。さりげなーく机の上に置いておいたりしたいのになぁ。

パソコン出荷台数が伸びてるらしい

2005年07月28日 00時01分09秒 | 業界動向
[ITmediaニュース] PC出荷台数、1Qとしては過去最高――JEITA
JEITA発表のデータによると、ここ1年ちょっとほどはパソコンの出荷台数が伸びているらしい。まぁ正確には、3年ほど前に出荷台数の伸びが止まり減り気味になっていた分を取り戻しているという感じでしょうか。

個人的には「なんで出荷台数のびんの?」という疑問があります。記事によると景気回復が追い風らしいが、本当に景気回復してるんだろうか。まぁ出荷台数が伸びたり景気回復したりするにこしたことはないんでしょうけどねぇ。実際んとこはどうなんでしょ

Longhornのベータ版がもうじきリリース

2005年07月26日 21時41分50秒 | 業界動向
[ITmedia エンタープライズ] Windows Vista、Longhorn Server、IE7の各ベータ版は8月3日に同時リリース
Vista」ことLonghornが8月3日にベータ版リリースされるということです。Microsoftとしては95以来の大規模なWindowsのバージョンアップとなるため、新機能のアピールやベータテストを大々的にやりたいというところでしょうね。

ツーカーがKDDIへ統合されることに

2005年07月25日 22時45分04秒 | ケータイ
[ITmediaモバイル] KDDI、10月1日にツーカーを吸収合併
いろいろと今後の動向がささやかれたツーカーですが、結局KDDIの中のブランドとして継続していくことになったようです。

ナンバーポータビリティが始まった場合に他社へ客が逃げてしまうのはイヤだったんでしょうかね、売却して結果他のライバル会社を作るなんてこともさけたかったんでしょう。今後は3Gのauへ同番号で移行できるようにしていくようなことが語られてます。これで安心して、3Gと2Gのすみ分け経営をしていくことになるでしょう。

RMSを支援する行為は逮捕される?

2005年07月20日 11時16分56秒 | 業界動向
[SlashdotJ] アクセス禁止国からリネージュに不正中継、大学生逮捕
国外からのアクセスを規制しているリネージュIIで、日本国内で接続を中継する行為をしていたため、不正アクセス・業務妨害ということで逮捕者が出たニュースです。まぁ、ただ中継をしていただけでなく、RMS(リアルマネートレード)でぼろもうけしていたというわけのようですが。

RMSという行為自体運営者側にとってデメリットなのかどうか、ということに対しては議論も多いでしょう。RMSやボット行為を念頭に置いていない「善意の」利用者が迷惑を被るから、そういう行為はいけないと話がとりあえずは出てくるかと。そのため、今回のような不正中継やRMS行為・ボット行為を規約で禁止し、発見され次第アカウント停止・削除を行うなんてのはもはや日常茶飯事です。

で、規約違反ならまぁわかるんですが、今回は逮捕ということです。気持ちとしては、規約違反をしてもうけている人たちがアクセスできるよう手助けをしているからダメ、というとこでしょうか。規制したい気持ちはよくよくわかるんですが、果たしてこれが逮捕理由となるのかというあたりに疑問が残ります。

戯言議論につきあってくれたIくん、ありがと。

livedoor Blogで外部サイトへのリンクに制限

2005年07月20日 10時46分10秒 | 業界動向
[SlashdotJ] livedoor Blogが2ch風リンク採用へ
タイトルがズバリ「2ch風リンク」と書いてます。2ちゃんねるでは、2ちゃんねる内からのリンクに「ime.nu」を挟むことでREFERRER情報を外部に漏らさないようにする対策がなされてます。例えばこんな感じ、http://blog.goo.ne.jp/rarul/ これと類似したものがlivedoor Blogにも取り入れられたというニュースです

これだけの説明じゃピンとこないんですが、これを取り入れたlivedoor側のねらいは
  • 利用者に外部サイトであることを認知してもらうため(ただの名目)
  • 広告をより多く表示させるため
  • Amazonアソシエイトのようなものを利用できないようにするため
と議論されてます。この中でも特に最後の点は大きいでしょうな、せっかく利用者がたくさん増えたBlogをどうすればお金にできるかを考えた結果でしょう。外部のアソシエイトを利用せずにlivedoorデパートを利用して欲しいという意向があると予想されるそうな。

外部への迷惑行為に対するISPの対応

2005年07月20日 10時32分04秒 | セキュリティ
[Internetウォッチ] OCNユーザーが2ちゃんねるに一時アクセスできない事態に
OCNのバカな人がDoS攻撃(DoS攻撃かどうかはわからんけどそんな感じの攻撃と思われる)をして、それを2ちゃんねる運営側がOCNに連絡して対応を要請したけど断られた、なのでサーバ側でOCN前期生をすることにした、てなことがあったそうです。

2ちゃんねるかどうかはこの際どうでもいいんですが、こういうたぐいのトラブルって今後増えてくると思うんですよねぇ。今はむしろ、ウィルスメールを定期的に送りつけてくるやつがいた場合に、ログつきIPアドレスつきでISPに連絡して対処してもらう、なんてのが良くある話です。ウィルスだけじゃなくて最近はスパムも多いですな。結果、ISP側もシステム的な対応を迫られ、例えばBIGLOBEの場合の記事があったりします。これが、今後はメールだけにとどまらず他の様々なサービス(ポート/プロトコル?)に広がっていくことでしょう。

で、日本人の悪いところなのか、例えば定期手にウィルスメールを送りつけられてしまっててもその送信元に文句をなかなか言わない、なんてのがあるんでしょうか。中途半端に苦情を言うと「Fromを偽装するタイプのウィルスがあり私は関係ない」と中途半端に理解されてしまうことも。メールのReceivedヘッダを見ればたとえFrom偽装メールであっても送信元がわかるのですが、そこを理解せず「Fromの偽装」だけを一つ覚えに繰り返す人も世の中にはいるそうな。そんな風な場合に逆に誤解され話がこじれてしまうなんてことも考えられます。そんなややこしいことに巻き込まれるくらいなら、じっとウィルス/スパムに我慢して・・・という心理なんでしょうかね。

前置きが長くなりましたが、通報してISPから警告してもらったはずなのに未だにウィルスメールを送ってくるんですが、なんとかならんのでしょうかね。ISPから警告をもらいつつ3ヶ月もウィルスを飼うなんてもうアフ(ry

Intelの苦しいプロセッサ開発事情

2005年07月20日 09時45分51秒 | 業界動向
[PCウォッチ] なぜYonahはEM64Tに対応しないのか(笠原一輝のユビキタス情報局)
記事のタイトルは、次に出てくる予定のモバイル向けプロセッサ「Yonah」がなぜEM64T(64bitのCPU)に対応しないのかということですが、記事の中身は、現在AMDに対して苦しい立場に追い込まれているIntelの事情を、順を追って説明しているっていう感じの記事になってます。

本来なら、こういう記事は後藤弘茂氏に書いて欲しいなぁと思うわけですが、当の後藤氏は衝撃的なSmithfieldの発表となって以来、あまりIntelのプロセッサ事情の記事を書かなくなっちゃったしなぁ。そんなIntelの現状があるからこそ、AMDもここぞとばかりにがんばっているわけです。

Pentium Dのレビュー記事の最後の段落が悲惨。
リテールのクーラーを使っても、しばしばCPU温度は80℃を超えてしまい、TM2が動いて強制的に動作周波数を2.8GHzに落としてしまう

ドコモの次世代ケータイ向けプラットフォーム

2005年07月20日 08時40分12秒 | ケータイ
[ITmedia エンタープライズ] SunとNTTドコモが携帯電話用の新Javaプラットフォームを計画
504iシリーズが発表された頃にはドコモもゆくゆくはMIDP仕様へ移っていくだとか語られてました。で、今2005年夏、Sunの名のもと公開されてるMIDP統一仕様ですら、実態は各キャリアで作った独自ライブラリで拡張され互換性がないという現状です。

そんな中、より拡大するケータイの機能をフォローするため、CLDCではなくCDCベースにするため、ドコモが現在のDoJAや他社のMIDPとは異なった新しいJavaプラットフォームをSunと計画しているというニュースです。開発後は統一仕様の普及のために
「これをドコモ専用にするつもりはない」(夏野氏)
と、他社にも採用してもらうよう働きかける計画のようですが・・・個人的にはあんまり期待できないなぁ。結局他社も独自開発して、また互換性のない世界が広がって・・・「Write Once, Run Anywhere」ねぇ。