らるるのIT業界ピックアップニュース

日々IT系ニュースサイトを巡回して興味を持ったニュースをずらずらと紹介。

無人レジが広まるかもしれない?

2005年09月15日 07時39分41秒 | 業界動向
[ITmediaニュース] 「無人レジ」、日本でも普及の兆し
セルフサービス型レジのシステムが開発されたという記事です。商品をバーコードに通していく作業を客が行い、支払いも自動販売機風に済ませられるというもののようです。店員1人で複数のレジを監視できるので、トータルで人件費を抑えられるようになるのがメリットだとか。

お金払わずにいっちゃう人をどう防ぐのかというようなありがちな問題点も考えられますが、この無人レジというシステムはかなりの普及が期待できるんじゃないでしょうか。よくスーパーでレジがずらっと何十台も並んでいる光景がありますが、そういうとこに今後急速に導入されていくかもしれません。逆に、コンビニなんかでは、結局店員が何人かは必要になっちゃうので、普及しないかもしれません。

商品にRFIDタグを付けてバーコードスキャンの手間を省き、さらにEdyなどの非接触式の電子マネーでさっと支払いができる、そんなシステムへの拡張も期待できます。

アナログでのHD出力制限は望まれていない?

2005年09月14日 03時31分46秒 | 業界動向
[PCウォッチ] 「AACSのアナログHD制限は望まない」20世紀FOX副社長
にわかに騒がれつつあるアナログであるD4ではHDコンテンツが出力できないという問題に関連した記事です。AACSの意向とかなんとかで、HD出力が許されるのはデジタルでコピープロテクトのあるHDMIに限るという話です。

今回の記事では、20世紀フォックスとウォルトディズニースタジオはD4でのHD出力が制限されるのを望まない、というような取材結果が明らかにされています。またまた何じゃそりゃ、誰が言い出したかD4でのHD出力制限。

誰も望んでいなかったCCCD誰も望んでいなかったコピーワンスに続く、誰も望んでいなかったアナログHD出力制限・・・とまではまだいかないか。あくまで2社だけの意向だし。

eBayがSkypeを買収へ

2005年09月14日 02時56分41秒 | 業界動向
[ITmediaニュース] eBay、Skype買収を正式発表。オークションにSkype通信統合へ
いろいろと買収の話が語られていたSkypeですが、結局eBayが買収することに決まったそうな。

買収による事業提携では、「eBayではSkypeをオークションに組み込んで、売り手と買い手のコミュニケーション強化を図る方針」ということらしいです。・・・それって本当に必要とされてるの?と疑問に思ってしまうわけですが。似たような機能としては、Yahooでは出品者のサイトでオンライン状況が確認できすぐにYahoo!メッセで話せるなんてのがありますが、果たしてこういうのを使いたいと思う人がどれだけいるのかと思ってしまいます。

まぁeBayくらいの会社だから、きっともっと画期的な提携も視野に入れてることでしょう。

Windows Vistaは7つのエディションで登場

2005年09月13日 03時58分17秒 | 業界動向
[SlashdotJ] Windows Vistaは7つのエディションを提供
日経Windows Proで発表されたそうな。
  • Starter Edition --- 入門
  • Home Basic Edition --- 一般的なホームユーザ
  • Home Premium Edition --- 複数マシンを所有するホームユーザ
  • Professional Edition --- 一般的な企業向け
  • Small Business Edition --- 小規模なビジネス管理者向け
  • Enterprise Edition --- エンタープライズビジネス向けに最適化されたの
  • Ultimate Edition --- Home PremiumとEnterpriseのスーパーセットで最上位エディション
で、Starter Edition以外には64bit版も出るそうで。もはや、種類が多すぎてわけわからん。

MSによる仮想化を加速させるOSの提供

2005年09月13日 03時42分28秒 | 業界動向
[PCウォッチ] CPUのハードウェア仮想化技術でOSが変わる (後藤弘茂のWeekly海外ニュース)
IntelのVTやAMDのPacificaを使ったVMMの目指す将来像について語られてます。特に、Microsoftによる「Windows Virtualization」を解説しているという感じです。

話自体はかなり大がかりなもので、LonghornのServer版でようやく実現できるかというほどの長期スパンの構想の話だそうで。で、気になったのは、そっちの話ではなくて最後の章にある、
Microsoftが最も嫌うのは、自分たちのOSの下に別なソフトウェアが走ることだからだ。
です。つまり、CPUによる仮想化支援機能が提供されるに当たって、それを利用したVMMをMicrosoft以外が作るのは何が何でも阻止したいという意気込みがあるそうで。今や、IntelのCPUが64bit拡張する時に、先行していたAMDのAMD64互換にさせるほどの圧力をかけられるMicrosoft。そんなMicrosoftの怖さが見えてくる点に感じます。

VTやPacificaの前ではLinuxはどう動くんでしょうかね。MicrosoftのVMM上でしか動かないとか・・・・あり得そう。

ホームネットワーク実現のための課題

2005年09月13日 02時58分03秒 | 業界動向
[ITmedia +D LifeStyle] ホームネットワークはどこへ行った?
今頃はDLNAできっと盛り上がっているだろう、と少し前は予想されていたものの、ここのところあまりぱっとしないホームネットワークについて、その現状をうかがい知ろうという記事です。

今は、利用スタイルについての提案を行うべき時期なのかもしれません。ホームネットワークとしてつながるとつながっていなかった今までと比較してこんな便利なことができるようになります、というような啓蒙が足りないそうな。Viivなんかが象徴的かも。本来なら、ホームネットワークで扱いたいはずのHDデジタルなコンテンツなのにコピーワンスのせいでホームネットワークで共有できない、てな状況も原因の一つだそうな。

NASやテレビなどでDLNA対応機器が地味に増えつつありますが、ネットワーク対応が消費者への売りになるには、画期的な利用スタイルの提案などのあともう一歩の押しが必要っぽいです。

au向けの簡単ケータイS登場

2005年09月06日 22時53分22秒 | ケータイ
[ITmedia +D モバイル] ツーカーSの“KDDI版”──「簡単ケータイS」登場
ツーカーSコンセプトの端末がauからも出た、というように単純に捉えてはいけないと思われる記事です。ツーカーがKDDIに統合されるというのとセットで考えた方がいいかも。

ツーカーSの登場から約1年、売れ行きと時期から考えてそろそろマイナーチェンジした機種が出てもいい頃です。それに相当するのが今回の機種だと考えると、ツーカーSを持ってる人やこれからツーカーSを買おうかと考えている人を、ツーカーではなくauへ入らせるための準備とも見ることができます。

つまり、この流れは、実はツーカーとauで2Gと3Gの棲み分けをするというものではなく、ツーカーをauへ完全に統合し、ツーカーユーザは全員auに移ってもらうということなんじゃないかと思われます。いくらツーカーがケータイ分野での敗者とはいえ、未だにWILLCOMよりも契約者数は多いわけです。KDDIがツーカーを結局どうしたいのかがうかがい知れるかもしれない記事です。

SamsungがBlu-ray/HD DVD両対応プレーヤ提供を名言

2005年09月06日 22時44分07秒 | 業界動向
[ITmediaニュース] Samsung、Blu-ray・HD DVD両対応プレーヤーを計画
結局物別れに終わったBlu-ray/HD DVD統一交渉ですが、それを受けてか、Samsungが両タイププレーヤ(とドライブもと思われる)の提供を明言しています。

まぁ規格が分かれてしまうと、こういう両対応ドライブはいずれ出てくるでしょう。しかし、現段階でそれをあえて明言するというのは、Blu-ray陣営かHD DVD陣営かという権力闘争に巻き込まれている企業にはなかなかできないことでしょう。てか、Blu-ray陣営じゃなかったのかよ!> Samsung

どっちの勢力に属するかという模索はまだまだ続いていて、例えばNECなんかは、
Blu-rayのシェアが伸びればBlu-rayを採用することになるだろう
などなどのちょっと問題かと思われるような発言があります。・・・というか、NECはもはやBlu-ray陣営の勝利と読んでるわけですか・・・

Linux名使用にライセンス料が必要な理由

2005年09月06日 22時34分12秒 | 著作権
[ITmedia エンタープライズ] Linuxの商標登録が必要になった理由
Linuxという名前を商用利用する際に商標のライセンス料を払う必要がある、ということを解説している記事になります。

結局のところ、商標として管理しないと、勝手にLinuxの商標権を訴えたりあらぬ目的でLinuxの名を使ったりするよくわからんやつが出てきてしまうので、それを対策する必要があるってことのようです。対策ってっても、裁判費用やらいろいろと金がかかるので、Linuxという名前を商用利用する人からライセンス料をもらいそのお金を割り当てるということのようです。

まぁ理論としては筋が通っているんですが、「ライセンス料が対策費以外に不正に利用されている」というたぐいの指摘はどうしても出てきてしまうでしょうね。