[internetウォッチ] ネクソンのサーバーに不正アクセス、仮想通貨3,606万円入手した少年逮捕
ニュースサイトの記事を見る限り、仮想通貨を「入手した」「盗んだ」から逮捕、という論調が多いです。厳密には違います。
今回の逮捕理由は、不正アクセス禁止法違反です。つまり、通常の利用者のアクセス方法とは異なるような種類のアクセスを行うことで通常の利用者にはなしえないような操作をサーバ側にしたということです。つまり、仮想通貨を増やしたという結果が問題なのではなく、仮想通貨の増やし方が問題だというわけです。
仮想通貨や仮想アイテムはサービス提供元のサーバ上にデータとして存在するもので、それらには通常財産権は認められません。つまり、アイテムや仮想通貨は厳密には利用者のものではないんですよ。なので、窃盗などは通常適用されません。財産権がないという主張は通常ゲーム運営側よりなされます。もし財産権を認めてしまうと、サーバ障害などでデータが消えた場合に補償に発展してしまうからです。
というわけで、今回のような事例は通常、不正アクセス禁止法で処理されます。このため、仮想通貨の増やし方に問題がない場合は罪に問われません。このあたりが、RMTを法的に問えるかどうかの話につながります。
ニュースサイトの記事を見る限り、仮想通貨を「入手した」「盗んだ」から逮捕、という論調が多いです。厳密には違います。
今回の逮捕理由は、不正アクセス禁止法違反です。つまり、通常の利用者のアクセス方法とは異なるような種類のアクセスを行うことで通常の利用者にはなしえないような操作をサーバ側にしたということです。つまり、仮想通貨を増やしたという結果が問題なのではなく、仮想通貨の増やし方が問題だというわけです。
仮想通貨や仮想アイテムはサービス提供元のサーバ上にデータとして存在するもので、それらには通常財産権は認められません。つまり、アイテムや仮想通貨は厳密には利用者のものではないんですよ。なので、窃盗などは通常適用されません。財産権がないという主張は通常ゲーム運営側よりなされます。もし財産権を認めてしまうと、サーバ障害などでデータが消えた場合に補償に発展してしまうからです。
というわけで、今回のような事例は通常、不正アクセス禁止法で処理されます。このため、仮想通貨の増やし方に問題がない場合は罪に問われません。このあたりが、RMTを法的に問えるかどうかの話につながります。