らるるのIT業界ピックアップニュース

日々IT系ニュースサイトを巡回して興味を持ったニュースをずらずらと紹介。

ブロードバンド契約のうち18.4%がFTTH

2005年11月30日 13時04分39秒 | 業界動向
[Internetウォッチ] ブロードバンド加入者数が2,000万件突破、FTTHがCATVを上回る~MM総研調査
2,137万件のブロードバンド契約(ADSL+FTTH+CATV)のうち、FTTHは394万1,000件で約18.4%がFTTHであるという計算になります。特にここ半年は、ADSLの加入者数ののびよりFTTHの加入者数ののびの方が大きいです。もうADSLではなくFTTHであるというような時代です。

いわゆるマンションタイプでVDSL使ってるような場合はどこに分類されてるんでしょうか。たぶんFTTHの中に一緒くたにされてるんでしょうけど。

ネットボランチが落ちてました

2005年11月28日 22時47分35秒 | その他
[Internetウォッチ] ネットボランチDNSサービスに障害、28日15時30分ごろ復旧
YAMAHAのルータがダイナミックDNSサービスとして提供しているネットボランチDNSサービスが落ちてました。某所でRTXシリーズを使ってるんですがあんまこのDDNS機能は使わないでいるので今回被害は受けませんでした。が、一応法人向けにも提供しているんで、落ちられると結構困る人も多かったようです。これの影響で、YAMAHAのルータ紹介や技術情報のページなどもいろいろ落ちてました。

新製品に反応するブログのタイプ分類

2005年11月28日 21時32分47秒 | 業界動向
[ITmediaニュース] ブロガーの製品チェック、切り口は4類型
日本広告主協会 Web広告研究会が、特定の製品名を含むブログを対象に、それらブログを4種類のタイプに分類してます。
  • ニュース型 -- ニュースリリースに対する意見や分析
  • 広告型 -- タレント出演などの製品のCMそのものが対象
  • 体験・感動型 -- 製品のレビュー(特に製品のファン)
  • 日記型 -- 日々の日記野中で製品名が登場してる
こういわれればそうなのかなぁと思えなくもないけど、「特定の製品名を含むブログ」以外のブログはどうなんだろというあたりも興味あり。

WX310SA向けjig登場

2005年11月26日 06時44分54秒 | ケータイ
[ケータイウォッチ] jigブラウザ、ウィルコム「WX310SA」版が登場
Javaで作られたフルブラウザとして有名なjigがWILLCOMのWX310SA向けのバージョンを提供開始するようです。ただ公式コンテンツのような扱いですね。WILLCOM端末でMIDP(Java)対応となりおもしろそうなものが作れそうな下地ができましたが、今んとこ仕様に関することがほとんどオープンになってないです。一般クリエータ向けにも解放してくれればいいんですがね。

ADSL競争はもう終わり

2005年11月26日 06時14分13秒 | 業界動向
[ITmediaニュース] フレッツ・ADSLに下り1Mbpsの廉価版
1Mbpsに帯域を絞ったADSLサービスはACCAやeAccessがかなり前から行っていますが、それと似たサービスをNTT東西が提供することになったようで。

ADSL高速化競争も50Mbpsほどで頭打ち、だけでなく50Mbpsも実際はでるかよ!という実態のない競争。もはやADSLに付加価値をつけて売るのは無理になったということでしょう。ってことで、廉価版プランを腰の重い人向けに用意してシェアだけ確保。

最近は純増ベースでFTTHがADSLを上回っているらしいです。ACCAがFTTHに参入なんて話もあり、いよいよFTTH争いが起こりそうです。ADSL時代の問題児ソフトバンクはケータイに忙しいようでFTTHには来ないようです。TEPCOがKDDIに吸収されたということもあるので、ここは一つKDDIにがんばってもらうしかないのかな。

私は関西なのでK-OPTI.comでいいんですがね。

コピーワンス見直しの背景の整理

2005年11月22日 04時00分15秒 | 著作権
ITmedia +D LifeStyle:「コピーワンス」大そもそも論
コピーワンス運用を見直すという方針で現在は動いていますが、この背景を整理しつつ、著作権保護とはそもそも何なのかを語った記事になります。

著作権法は、大義として著作者を守るためのものとなってますが、まぁ実際は著作物で商売している会社を守るための法律であると言っていいでしょう。そんな実態もあって、特にアメリカでは商売のジャマさえしていなければグレーなこともある程度許容されます。

商売のジャマなのか商売の可能性のジャマなのか、あたりが日本では揺れるとこです。「録画ネット」が知財高裁裁判で敗訴なんてニュースがありましたが、これ録画ネットのサービスでどこの商売がジャマされたのかがよくわかんないとこです。そりゃ厳密に言えば、私的な録画を超えた範囲のサービスであるといえなくもないです(そこすら結構曖昧)。結局、将来放送局などがオデマンドで番組配信するようなことになった場合に録画ネットの存在がじゃまになるということなんでしょうか。将来の商売の可能性をジャマするものさえ排除できるというのが、日本での解釈なんでしょう。

さてさてコピーワンスに戻って。コピーワンスという仕組みを使えば、確かに利用者が勝手に放送番組の2つ以上の複製を作れなくなります。放送局の希望である勝手にコピーがネットなどでばらまかれるのを防げます。しかしそれ以上に、番組の私的コピーを前提とした商品などが販売できなくなります。記事ではこんな風に書かれています。
現状のままコピーワンスが続けば、録画産業は確実に衰退する。1回しかコピーできなければ、メディアの売り上げは激減するだろう。またメモリーカードのようなものにコピーしたらオリジナルが消えちゃう、ということになれば、そういう行為をする人もいなくなる。あらゆる映像記録メディアは、「録画できる可能性はある」という事実だけを残して、衰退していくところだったのである。
文化の発展に寄与することを目的とするはずの著作権法が、実態として発展の阻害となっているというわけです。音楽販売売り上げが減っている原因はパソコンなどを使った違法コピーである、とか言われてましたが、実態は音楽というコンテンツに昔ほど人が集まらなくなってきているですよね。CCCDなどの縛りは、結局利用者離れを加速させるにすぎなかったと。

権利団体とはいえ、やっぱ商売を考えた上で方針を決めないとよくわからん方向へ行っちゃうということです。放送におけるコピーワンス問題でしたが、HD DVDやBlu-rayでコンテンツをホームネットワーク共有できるかどうかなど、別の問題もまだまだたくさんあります。

中国の著作物販売の実態って?

2005年11月22日 03時24分31秒 | 業界動向
[ITmedia +D PCUPdate] 中国大手検索サイトの著作権侵害裁判と中国ユーザーの反応
中国の検索エンジン「百度」が、MP3ファイルをクローリングしてきてそれを巨大なデータベースとして利用者に無料ダウンロードできるようにしている、それが音楽販売会社から訴えられた。そんな事件をもとに、中国国内での率直なユーザの意見を拾い上げようというような記事です。

正規品がそもそも売られていない、売ってても高すぎる。という実態があるようで。日本でも音楽1曲500円くらいでオンライン販売がされていましたが、日本でiTMSが開始されるのを機にかなり値下げされました。中国では、正規品の値段がもっと相対的に高いんでしょうかね。

都市部と農村部で貧富の差が激しく人口が鬼のように多く広い国土に多数の少数民族がいて。中国という国は混沌としてます。

ウィルス感染しWinny経由で個人情報流出させたら責任を問われる?

2005年11月18日 03時06分06秒 | セキュリティ
[SlashdotJ] Winnyによる道警の捜査情報流出、損害賠償訴訟で原告敗訴
この個人情報流出事件で、個人情報を漏らされた側が賠償を求めて裁判を起こし、その控訴審で逆転敗訴となったようで。

なんかいろいろと考えなきゃいけない問題ですが、とりあえず現状ではサイバーノーガード戦法やってる方が楽に見えます・・・

Revolutionで年齢制限をハードで支援

2005年11月18日 02時23分01秒 | 業界動向
ITmediaニュース:任天堂「Revolution」にプレイ制限機能
ディスクに年齢制限情報を入れておきんでゲーム機本体でパスワードロックしておくことで、子どもが勝手に年齢制限超えたソフトで遊べなくしちゃう、そんなのをRevolutionで導入するそうです。まぁこの延長で、1日○時間までしかハードが動かないようにしてしまうなんてのも考えられますね。「○」にはどんな数字が入るんでしょうか。。。まぁいいや、それは。(ちなみに私の最高は20です、・・・ってどうでもいいですね、はい。)

たとえばテレビでも同様の「Vチップ」なんてものがあるらしいです。へぇ。だけど、誰が年齢制限の定義をするのかや、制限することが本当にいいことなのかなどなど、あらぬ議論を呼びそうな話題ではあります。

聴覚・視覚に続く、人の感覚に迫る装置

2005年11月18日 02時10分43秒 | 業界動向
[ITmediaニュース] 脈の“ゆらぎ”で心を判定――NTTコムが開発
心の状態の判定とにおいの出る出力装置ってことで、従来の聴覚視覚以外の感覚に通じるという意味で新しいですな。

においは以前にすでにアナウンスしていたのでそのうち商品化されるとは思ってましたが、やっぱなかなか量産して安くとはいかないようで。出せるにおいもかなり限られている感じです。心の状態の判定は、まぁ要するに脈の変化を感知して判定するってことですな。

プッシュトークの使い勝手レビュー記事

2005年11月16日 22時21分21秒 | ケータイ
[ケータイウォッチ] ケータイ新機能チェック 注目の新サービス「プッシュトーク」、その使い心地は?
プッシュトークそのものを未だに得体の知れぬものと認識してますが、そのサービスのレビューがあがってます。まぁ結論からいうとこんな感じなんでしょうな。
1対1のやり取りの場合、メールのほうが相手の都合にかかわらず連絡可能で(中略)プッシュトークの利点は薄れるかもしれない。多人数で同時にやり取りする場合、(中略)「プッシュトーク」のほうが、よりリアルタイムに意志の疎通が可能だ。

日本のケータイはスマートフォンに勝てるか

2005年11月16日 22時13分57秒 | ケータイ
[ITmediaビジネスモバイル] 日本のスマートフォン市場を本気で考えるべき
日本はよく世界でもっともケータイ端末の機能や質が高い国であるとか言われますが、海外と比較すると非常に特殊な方向へ進化しています。いくら多機能とはいえ、いわゆるスマートフォンとは根本的なところで思想が違っています。良くも悪くも、キャリア主導でサービスと端末の機能を提案してきましたし、日本のメーカが日本人向けに作ってきたという面があります。

日本だけで鎖国してればそれでいいんですが、世界はそれを許してくれません。SymbianやBREWに代表されるようなデファクトスタンダードとなりうるプラットフォームが世界中で広まってしまうと、日本のケータイ市場も無視できなってきてしまい、結局そのまま海外初で作られたデファクトスタンダードなプラットフォームに流されてしまいます。そうなる前に、スマートフォン市場を今一度認識してそこへ本気でチャレンジしてほしい、てな感じの記事です。W-ZERO3みたいなものにもっとトライしてほしいとも書いています。

日本のメーカも積極的に世界向けに端末を出したり、またキャリアもコンテンツ囲い込みビジネスをそのまま海外へ輸出したりしていますが、デファクトスタンダードなプラットフォーム作りという面ではやはり弱いです。うかうかしてると、今のMicrosoft Windowsのようなものにあっという間に負けてしまいますよ。Windows Mobileは今んとこあまり怖くないのでいいんですが。

デュアルコアはIntelにとって「見える」付加価値

2005年11月15日 05時10分22秒 | 業界動向
[PCウォッチ] 軽量モバイルPCのデュアルコア化を模索するIntel (本田雅一の「週刊モバイル通信」)
チップを売ってもうける商売である以上、出荷量を増やすか単価を上げないと売り上げは上がりません。以前は周波数という「見える」数字で優位性をアピールし単価を上げる作戦でしたが、モデルナンバー制となった今はそのモデルナンバーの数字の違いでしか優位性をアピールできなくなり(違いが見えにくくなり)、単価を上げづらくなってしまってます。そんな中での、「デュアルコア」という特徴そのものを付加価値に仕立てようというIntelの作戦です。

ただそれも一筋縄ではいかないようで、例えば超低電圧版は薄型軽量省電力モバイル向けに有利なチップであるのにもかかわらず、周波数などから来るモデルナンバーが低い・デュアルコアではない、となり単価を上げづらいという事情があります。(超低電圧版の価値が「見えにくく」日本くらいでしか買ってもらえない) んなら製品ラインナップをできるだけデュアルコアにしちゃえ、てことで、10.5W TDPクラスにもデュアルコアCPUを、とIntelが無茶なことをいってます。

デュアルコアって、サーバマシンなどの一部PC向け以外でも果たして有利なんでしょうかね。HTってメモリのレイテンシを隠すための技術と説明されてますが、処理速度に格差のある2つのコアが動いているCPUといえなくもないです。今んとこHTで十分やん、と思わないでもない今日この頃。まぁモバイル向けCPUには今んとこHTやEM64Tが実装されていないので、単純にデスクトップ向けCPUと比較できないですが。

オークションの不正出品をデータマイニングで検知

2005年11月15日 04時41分26秒 | 業界動向
[ITmediaニュース] 不正利用をデータマイニングで検知──Yahoo!オークション
オークションの出品をパラメータ化してデータマイニングし不正な出品をピックアップさせるシステムを目指すということですが、
普段は低額商品の落札ばかりで出品経験がないユーザーが突然ノートPC 30台を出品した場合、「他人によるIDの不正利用」「高評価を得る偽装工作をした上で詐欺出品」の可能性が高い、と判断する。
出品の絶対量が多くて利用者も多いので、そんなに単純にパラメータ化はできないんじゃないかなぁ、とあらぬ心配をしてしまいます。

SONY BMGのCDにLGPL違反の疑い

2005年11月12日 23時12分58秒 | 著作権
[SlashdotJ] SONY BMG製CCCDにLAMEのソースコードを盗用した疑い
rootkitになっているとか騒がれている当CDですが、今度はLGPLなLAMEのソースコードを流用してライセンス違反している疑いが出てます。あらぬところから別問題が出てくるなんて、場合によっちゃrootkit問題よりもこっちの方が大問題になりかねないですな。ソニーとしてはとっとと最大限の対策をした方が後のためになるでしょう。