らるるのIT業界ピックアップニュース

日々IT系ニュースサイトを巡回して興味を持ったニュースをずらずらと紹介。

C3の後継CPU「C7」が発表

2005年05月31日 01時57分25秒 | 業界動向
[PCウォッチ] VIA、90nmプロセス/SSE3サポートの「C7」
低消費電力PC向けや組み込み系向けのCPUとして地味な人気のあるVIAのC3の後継「C7」が発表されました。AMDのGeodeは個数自体あまり出回っていないと聞くので、ファンレスPCをほしがる人には朗報じゃないでしょうか。まぁ私も鯖マシンをどうしようかと考えているので、非常に興味のあるところです。

再生速度が少し速いソニーのHDDウォークマン

2005年05月31日 01時48分55秒 | その他
[BroadBandウォッチ] スタパ齋藤の「週刊スタパトロニクスmobile」ようやく買ったぜ!! HDDネットワークウォークマン「NW-HD5」
基本的には製品レビュー記事のはずが、最後の方で再生速度がおかしいという指摘があります。早速2chで調べてみると、どうやら再生速度が少し速いのはもはや暗黙の仕様と化していたようです。てか、再生速度がおかしいって、音楽プレーヤとしては失格なのでは?

まぁ、私は実物を持っていないんでこれ以上は何も言えませんが、所詮時間って相対的なものなんですね。って悠長なこといってる問題じゃないか・・・

「つながる家電」は売れるのか

2005年05月31日 01時38分05秒 | 業界動向
[ITmedia ライフスタイル] 今年の冬、“つながる家電”が市場を席巻する?
家電(特にAV機器)同士をネットワークでつなぎコンテンツを家庭内でやりとりするいわゆる"ホームネットワーク"(このBlogではこの用語を使ってます)についての話題です。どうつなぐのかのルールを定めたDLNAガイドライン(プロトコルとはいえない)に対応した機器が今年冬にもたくさん出てくるのでは、という期待を持たせてくれるような記事となってます。

現在の問題はやはり相互接続性ですね。「本当につながるのか」は消費者にとってはかなり気になる点でしょう。現在もそこにフォーカスが当たった議論がよくなされます。しかし、清水理史氏もよく指摘するように、そろそろ「本当につながるのか」よりも、「つながるとどう使えるのか」を模索すべき時期にきているかと思います。つながったところで、使いやすくなければ誰も使ってくれないでしょう。幸いなのかはわかりませんが、DLNAではインターフェースなどの使い勝手の面については何も言及されてません。こここそ、メーカ各社やソフトメーカがこぞって競うべき場所じゃないでしょうか。のんきに構えていると、「Windowsの10フィートUI」みたいなのに押し切られてしまい、そのままデファクトスタンダードになり、テレビにWindows搭載なんて笑えない自体になりかねません。

実現できるサービスという面では、Link de 録ネットdeダビングが先行してます。でもやはり、相互接続という面でまだ弱みがあります。どこがこのホームネットワーク競争を勝ち抜くのか、興味があるところです。(というか私が競争するんですか・・・)

ケータイ端末機能は契約してないと使っちゃいけないの?

2005年05月31日 01時24分17秒 | ケータイ
[ITmediaモバイル] 解約するとテレビは見られない──KDDIが新端末で
ケータイは初期は、端末をキャリアからレンタルするという形でのサービスでした。1994年に買い切り制度が解禁となり、以後の爆発的普及に貢献したことはいうまでもないことです。つまり、ユーザは端末を買い上げ端末をネットワークで使えるようにしてもらう契約をしている、とみなすのがふつうでしょう。

今回、auの販売するテレビ機能付き端末は、契約がなされていないとテレビが使えなくなるようにしているそうです。ん?ってことは、月額プラン契約の中に通話・通信機能以外の端末のつっこんだ機能を使えるようにしてもらう条項でもあるんだろうか。ってことでauのページを調べてみましたが・・・基本使用料に関する契約のWebページが見つからないではないか。まぁ、そのうち暇な誰かがやってくれるでしょう。

地BSデジ/CSチューナをスカパキャンペーン適用して買ったとします。んですぐスカパを解約したとします。そして地BSデジも見れなくなったら困るっしょ?地BSデジ/CSを全部含んでいるCATV契約を結んでいるのならば納得できるんですが。月額プラン契約は、通話・通信以外の、放送機能に関する契約を含んでいるんでしょうか。

電子コンテンツビジネスの現状 -書籍の場合-

2005年05月31日 01時05分28秒 | 著作権
[ITmedia ライフスタイル] 「電子書籍」はどこまで来たか
電子コンテンツといえば、音楽や映像のように著作権問題で大きく揺れる市場がまず頭に浮かびます。これらに相応する規模を持ちながらも、意外と著作権問題があまり(悪い意味で)白熱してないのが書籍です。問題が出ているとことすればデジタル万引きでしょうね。それでも、音楽や映像分野に比べれば、この被害は微々たるもんでしょう。

先に結論に行っちゃいますが、コンテンツの電子は結局ビジネスモデルに直結してしまうんです。書籍に関してはそれがきっちりしていて、電子フォーマットとコンテンツの囲い込みが表裏一体化してます。この辺については私も以前興味を持ち調べてました。XHTMLのサブセットとして電子書庫フォーマットを策定しているものもあるんですが、正直全く普及してませんね。そんな現状もふまえて、stViewerはあくまでテキストビューアという位置づけのままにしてます。

っと、長い前置きを書いてから、今回の小寺氏のコラムについて。いいたい点は2つ。

一つ目に縦書きについてのこだわりについて触れられてます。正直、私自身は縦書きにほとんどこだわりはないんです。今時の学校の教科書も、国語の教科書以外は全部横書きですしね。でもやはり、縦書きに思い入れがある人が多いんでしょうね、stViewerへの要望もありましたし、iアプリ向けのテキストビューアであるreateiFDでも縦書き対応してますし。

二つ目、テキストビューアとしてのPDA人気のなさと、AVプレーヤへの機能統合についての可能性が書かれてます。やはり、ここでケータイ上でのテキストビューアのアプリについても触れてほしかったですね。「文学を読むのにいちいちPCかよ」なら、まさしくケータイこそがうってつけの役目だと思うんですが・・・

以下チラシの裏。iアプリとVアプリでは利用者数が全然違うね。うん、Vodafone向けに作ってしまったと思う点。

IT管理者を解雇するプロセス

2005年05月31日 00時32分35秒 | セキュリティ
[ITmedia エンタープライズ] IT部員を安全に解雇する方法
なんか、IT管理者がさも特別な従業員であるかのように書かれてます。が、実際のとこは、会社の機密情報を知っている重役クラスの社員を解雇する場合と一緒なんじゃないでしょうか。他の会社にばらされちゃ困るような情報を握っている人を解雇すると、同程度のリスクを負う可能性もあり得ます。結局、機密保持契約のようなものにあらかじめ同意させておき、万が一損害が出た場合に責任を負わせるという、よくあるプロセスでの対応がふつうなんじゃないでしょうか。

「有害ゲーム」を有害図書に指定

2005年05月31日 00時27分18秒 | 業界動向
[ITmedia Games] 「グランド・セフト・オート3」を有害図書類指定へ――神奈川県
個人的には、まっとうな対応かと思います。スーパーファミコンまでの時代は、任天堂がゲームを監査し、やばそうなものを徹底的に発売させないようにしてました。が、PS時代からは、いい意味でも悪い意味でも自由にゲームが作られてきたという経緯があります。今回のように規制すべきという声のあがるゲームもいくつかありましたし。

問題をあげるとすれば、図書と同じ扱いにしたというところでしょうか。どういう法的枠組みで規制していくのがよいかという議論はあるところでしょう。まぁ、その点については、私はあまり何かをいえるような立場でもないですし。

「汎用HDDにも私的録音録画補償金」はどれだけ妥当?

2005年05月28日 03時27分15秒 | 著作権
[SlashdotJ] 汎用ハードウェアからも金を取れ
ちょっと古いニュースにピックアップしたものですが、汎用HDDからも金取れの話題ですね。これに関しては小寺氏のコラムもあります。スラッシュドットならではの、論理的な指摘がいくつか読めます。

まぁなんというか、議論がいろんな意味で盛り上がる話題だけに、投稿数も多くなってます。JASRACという組織に対する疑問から、このままでは空気に対しても課金されちゃうとか、いろいろと読めるでしょう。

まぁ、汎用HDDにも課金されちゃうと、どこまでが課金されなくてどこからが課金されるのかの線引きが本当によくわかんなくなっちゃう、という点では本当に同感です。それこそ、USBメモリやSDカードと何が違うの?フラッシュメモリは全部アウト? プログラムなどの著作物もHDDに記録できるのに、なんで音楽にだけお金払わなきゃいけないの?とか。

さすがに、汎用HDDからも金取るというほどアフォな決定は下さないと信じてますけどね。信じるものは裏切られる・・・かも。

ケータイに通話機能は必要とされているのか

2005年05月28日 02時41分44秒 | ケータイ
[ITmediaモバイル] 携帯で「たまに使って便利な機能」は……通話?
無料転送メールサービスで行われたアンケート結果を伝える記事です。ケータイにおける通話の比重がかなり低くなっているのが伺えるアンケート結果となっています。

数年前から私がほしがっているものに、通話機能がなくメール機能に特化したケータイ端末です。というか、そういう基本プランです。正直、メールがあれば通話がなくても十分に感じるんですけどね。まぁ着信はできた方がいいんですけど。まぁキャリア側としては、ARPUを下げたくないんで、メールだけユーザであっても今の最安プランでガマンしてくれというところでしょうけど。

次世代DVDの統一交渉は結局どうなったのか

2005年05月28日 02時30分51秒 | 業界動向
[ITmedia ライフスタイル] ソニー・西谷氏に聞く「次世代DVD統一交渉の顛末とこれから」
少し前まで紙面を大きくにぎわせた次世代DVD統一交渉ですが、結局なんだったのかよくわからないうちに結論が何も伝えられないまま話がしぼんでしまったという感があります。この交渉での主役となってる両陣営のトップに対するインタビューの記事です。

この記事を通して見ると、ソニー・松下側の方が統一への意気込みが強かったんじゃないかという気がします。0.1mm構造部分だけは譲らないけど、それ以外の面では大きく譲歩しかつ東芝側に花を持たせてバックアップ体制も約束するというような条件が、曖昧ながら語られてます。その結果、製造コスト上の問題でやっぱり0.1mm構造には同意しかねる東芝だった、というように語られてます。

現状じゃBlu-ray陣営の方が有利に見えるだけに、強気のソニー・松下、統一をお願いしにきた東芝という構図だと勝手に理解してたんですが、交渉の中身はそうでもなかったようで。技術的に可能かどうかや必要とされるかどうかなどを前提として交渉してきたようですが、現状じゃ何も合意できなかったようです。

もはや、技術的にどうこうではなく、政治的にどうこうしなきゃ統一は実現できないとこまできちゃった感じがします。今のところは、対立したまま2規格のものが店頭に並んじゃう可能性が一番高い気がします。

このインタビューは、今後順次他の陣営側に対しても行われていく予定だということみたいです。別の陣営から見るとまた違った解釈も十分にあり得るので、そっちにも注目したいです。

「通話もできるIM」への意欲

2005年05月28日 02時17分58秒 | 業界動向
[ITmedia エンタープライズ] マイクロソフトの従業員5万人が「電話つきIM」で新たな風を起こす?
「通話もできるIM」を企業が積極的に利用していくというような話題です。最後にちらっとある通り、Skype人気を受けた反応でしょうね。

音声ソフトとして注目を浴びているSkypeですが、本来ならIMで音声会話機能をもっと手軽につかるのが理想かと思います。ふつうのユーザはUPnPやらポート解放やら意識したくないですし、企業だとそんなポート解放を許してくれませんし。そういう意味では、中央サーバを経由して音声チャットをするTeamSpeak等のソフトがもっと注目されてもいい気がしますが、あまり注目されていないのが現状ですし。

ユーザが簡単に利用できる理想の音声チャットソフトや環境って、結局どんなんなのかがまだピンと見えてきません。

NHKの想定するサーバー型放送

2005年05月27日 02時38分39秒 | 業界動向
[Internetウォッチ] 蓄積された番組をデータベースのように視聴できる「サーバー型放送」
相撲の対戦表から見たい対戦を選び、そこだけを視聴するといった使い方が可能になる。
この力士の過去の対戦を見る」といったメニューを選択すると、インターネット経由で過去の映像を配信するビデオオンデマンド型のサービスに接続し、過去の対戦映像を視聴するといった使い方も想定されている。
よくある質問
・メタデータは誰が提供してくれるの?
・NHKがサーバとして提供すべき?ユーザがDVR内検索として利用すべき?
・著作権問題は大丈夫なの?
メタデータ付き映像に対して条件を記述してシーンを抽出するための問い合わせ言語ってあったっけ?

いずれにしても、NHKでないとこういうサービスを現実的に提案できないですね。民放やる気なしだし、研究レベルだと上記のような問題があるし。

kakaku.comの不正アクセス発覚後の対応

2005年05月27日 00時59分02秒 | セキュリティ
[ITmediaニュース] 「過失はない」「地震のようなもの」――カカクコム、侵入手口明らかにせず
あーん、そんなイメージを悪くしちゃうような対応をわざわざ取らなくてもねぇ・・・「不正アクセス経路を明かすとそれを使った行為を助長する」に関してはよく議論も起こりうるところですが、対策を取ることが可能な不正アクセス方法ならば積極的に公開すべきかと私は思います。(詳細を明らかにしないのはパッチ未公開時のみということ) あと、やたらと「自分は悪くない」的な発言がおおいのはねぇ。。

「地震にあったようなもの」と今回表現しているので、ターゲットにされたと言うよりはたまたまターゲットとなってしまったというようなニュアンスを表現したいのでしょうか。ちょうどSanty, MSBlaster, CodeRedのようにランダムに不正アクセス先を探すようなタイプのにやられたんじゃないでしょうか。まぁ推測にすぎませんけど。

asahi.comの記事では今回の件はSQLインジェクションが原因だと報じられてましたが、kakaku.com側はノーコメントだそうで。さすがにSQLインジェクションだとは思いたくもないけど。

セキュリティ問題は一生解決しない

2005年05月27日 00時21分38秒 | セキュリティ
[ITmedia エンタープライズ] セキュリティホールは永遠に不滅
コラム文章になってる記事ですが、タイトルの通りのことが書かれてます。要するに、脆弱性やフィッシングなどの悩ましい問題は解決することがないでしょうね。これらは結局、記事中にも書かれているとおり、クレジットカードを店員に渡しているスキにデータをコピーされたとか、ATMでお金をおろしたとたんに後ろからおそわれ盗まれたとか、こういうたぐいの行為が電子的に行われているにすぎないからです。電子的に行われているが故に、被害を受けたことや被害状況がわかりにくかったりするのが強いていえばの特色となるでしょう。まぁ、文句たれても、もはや電子化された社会を元に戻すことは不可能なわけで。

AvalonとIndigoのβ1 RCが公開

2005年05月24日 23時01分49秒 | 業界動向
[ITmediaニュース] MS、「Avalon」「Indigo」のβ1 RCを公開
次世代WindowsであるLonghorn(開発コード名)の目玉機能である「Avalon」「Indigo」のβ1 RCが公開となってます。今回はSDKも一緒について来るということで、新しいWindows環境でプログラミングする人向けへのアピールという意味っぽそうです。

今回のはMSのページによるとWinXPとWin2003向けだそうで。元々はLonghorn向けの機能として開発していたのですが、戦略的に結局WinXP向けへも提供することとなったという経緯があります。Longhornのもう一つの目玉機能であるWinFSもなんだかよくわかんない状態なので、あまりズルズルといきすぎるとLonghornの価値が下がりかねないわけですが・・・とMS側のいらない心配を私がしなくてもいいか。