らるるのIT業界ピックアップニュース

日々IT系ニュースサイトを巡回して興味を持ったニュースをずらずらと紹介。

Web 2.0は初心者でもわからないといけないものなんだろうか

2006年01月30日 21時37分32秒 | 業界動向
[Internetウォッチ] 今日から始める! Web 2.0超入門講座  ~初心者でもよくわかる「これからのWeb」のすべて~
一瞬「どこを縦読みすれば(略」とでもつぶやいてしまいそうになってしまった記事がきてます。

「Web2.0」なんていう用語は一部のギークが技術偏重ブームを盛り上げるために使っている用語なので、無理に「初心者でもよくわかる」ように説明する必要性を感じないんですが・・・わかりやすければ何でもいいんですかねぇ、うーん。

私自身が「Web2.0」という用語に非常に懐疑的だからこそこうひねくれて考えてしまうだけなんでしょうか。保守的・ネガティブ思考はやめた方がいいんだけど、どうもやめられそうにない。こういう私みたいな人が将来思考停止な「老害」になってしまわないかが我ながら心配です。

電気用品安全法による中古販売の制限

2006年01月30日 21時02分02秒 | その他
[SlashdotJ] 電気用品安全法によって中古ゲーム機や中古オーディオが販売できなくなる?
気用品安全法によりPSEマークのない電気製品が売買できなくなるという話がにわかに話題になってます。端的に言うなら、ACアダプタもしくはそれ相当のもの(を含む本体)が怪しいそうで、PSEマークのないそれらの製品の中古販売が実質できなくなるそうな。

一応種類に応じて猶予期間が異なるらしいんですが、これみても正直わからんて・・・っというわけで、どれがいつから対象になるのかといった情報が錯綜しているのが現状のようです。

とりあえず、ノートPCや周辺機器(ルータなど)のACアダプタは要チェックかもしれません。壊れた場合旧型のACアダプタが入手できない可能性があるので。あとファミコンはACアダプタを別にすれば中古販売可能・別途PSEマークつきのACアダプタを購入する必要狩り、セガサターンは電源内蔵なので中古販売できない、とかとかいう話もあるようです。

Winnyがもたらしたもの

2006年01月30日 20時01分04秒 | 著作権
[ITmediaニュース] 開発者が語る“ポストWinny”
作者逮捕という大事件がもうすぐ2年がたとうとしてますが、結局Winnyで何が変わってこれからどうなろうとしているのかあたりが話された研究会のレポート記事がきてます。

P2P的考え方からすると、複製権やら公衆送信権やらの考え方が危うくなってきていて、だからこそソフトウェア利用もしくは開発の倫理面も話されているという感じですね。ただ、当面の問題点は、作者自身も認めているというWinnyの欠点ですね。
金子氏は、一度放流したファイルは消せないという管理不可能性は「Winnyの技術的欠陥」と自ら認める。
つまり、Antinnyに代表される通称「ぬるぽ」・・・じゃなくて「キンタマ」ウィルスのようなものの広まりを止められないこと、およびそれにより繰り返し引き起こされる一連の個人情報流出です。ほぼ日本国内でしか流行っていないウィルスであるという面もあり、これの対策こそがまずは求められる課題であるように思えます。

MNP導入時のPHSとメールアドレスをどうするかの総務省見解

2006年01月27日 04時08分30秒 | ケータイ
[Internetウォッチ] 「PHSでのMNP導入も考慮」総務省がパブリックコメントに見解
PHSは070と090(+080)の使い分けの意義がないならば、そのうちMNP対象としてもいいかもしれない、メールアドレスはそのまま使えるようにするのは現実的でなく転送や案内のサービスをキャリアが行うことに期待、という感じですね。まぁ無難な回答でしょう。

で、WILLCOMがMNP対象になるのはいつごろなんだろ(´・ω・`)

「無限繰り越し」な無料通話は現実的?

2006年01月27日 03時38分53秒 | ケータイ
[ITmedia +D モバイル] 数カ月なんて言わず、“無限繰り越し”なんてどうでしょう
1ヶ月繰り越し、2ヶ月繰り越し、3ヶ月繰り越し・・・なケータイキャリア間の"競争"について、ITmedia Mobileのけんちゃんが「無限繰り越し」なんてどうよ?と提案してます。

無料通話が余っている状態というのは、キャリアが使ってもらうことを想定していたのに使ってもらえなかったものであるわけで、無料通話が余る=キャリアがまるまる儲かる、という構図ととらえることができます。なので、無限繰り越しとはその分を貯金するサービスとも取れます。利子は付かないので、インフレし続ける限りキャリアに本当の意味での損はないわけですね。

キャリアにとっての不安材料は、通信・通話の急増に対処しづらいことでしょう。ためにためまくった無料通話を、新しいサービスが出たとたんにみんなが一斉に使った場合、回線がパンクします。そういう突発的事項が懸念材料でしょう。

あとは、プラン変更時は無料通話が目減りするなどの措置をとっとけば、キャリア側の事情を考えても結構現実的な話といえます。

まー結局、ためにためまくったとして使わない人は使わないんですよ。なので、家族で分け合えるサービスの方が利用者にとってはためになっていることが多いでしょう。

「コピーワンス見直し」の具体的な方向性

2006年01月12日 03時09分42秒 | 著作権
[AVウォッチ] JEITA、「コピーワンス見直し」について提案内容を説明
「コピーワンス見直し」という上から降ってきた議題の具体的な提案の1つが紹介されてます。ライセンスされたEPN対応機でのみ取り扱うことができるような暗号化された状態で回数制限なしにコピーできる、てな案のようです。いわば、由緒正しき機種でのみ録画・コピー・再生できるようになる、ってことでしょうな。

ただ、今回の話もあくまで「コピーワンス見直し」の1つの案にすぎないとのことです。当然まだ決定というわけでもないようです。放送業界からの提案や反論なども出てくるんでしょう。

協力と競争の入り乱れるホームネットワーク主権争い

2006年01月11日 08時54分06秒 | 業界動向
[ITmedia +D PCUPdate] インテルブースにViiv対応デスクトップが展示
表向きはIntelのViivに賛同しViiv対応PCを発表している日本メーカですが、DVDレコーダやらケータイやら、ホームネットワークを構成しそうなデバイスをたくさん作っているのも日本メーカです。DLNAとかViivとかいいながら協力しているように見せかけ、裏では主導権争いしているというのが今の状況でしょう。そういう視点で書かれた記事もあります。...この記事に書かれている「MacのViiv対応」はさすがにないと思いますけどね。

Yahoo!GoやらGoogle Video StoreやらiTMSやら、配信側も必死です。Windows MCEやらVaio Media CenterやらiTunesやら、データストアとしてのホームサーバ争いも必死です。PSPやらXBox 360やらiPodやらケータイやら、クライアント争いも必死です。こういう争いの様子の方が「放送と通信の融合」と呼ぶにふさわしい気がします。

日本では、楽天 vs TBS、livedoor vs フジ の方が「放送と通信の融合」の象徴という雰囲気がまだ強いです。あれはただの「時価総額を利用した実態あるメディアの買収」でしかないはずだったのが・・・業務提携してはじめて先のような主導権争いに参入できる(=業務提携/買収なしにはあり得ない)ともいえるんですが、どうやら日本のテレビ局は電通とべったりして先の成長のないテレビ広告市場だけを囲えればいいと判断したようです。そんな考えが正しいとも間違ってるともいえないのが現状。未来の勝ち組の考えていたことが「正しい」んですよ、それだけのこと。

え?夢のない意見って?ただの保守派の戯言ですよ。

東芝が「究極のテレパソノート」発表

2006年01月11日 08時32分45秒 | 業界動向
ITmedia +D PCUPdate:ほかより1歩先行く技術を──東芝、フルHDパネル搭載地デジノートを投入
ノートPCとしては世界初(2006年1月現在)となる地上デジタルチューナー+アナログチューナーのダブルチューナーに、1920×1200ドット(WUXGA)表示対応の17インチワイド/フルHD液晶パネル、1ビットデジタルアンプ+バスレフ型harman/kardon製スピーカーの搭載などを主な特徴とする。
これはもはやノートパソコンではないような・・・でもそんな製品が売れているってことなんすよねぇ、うーん。

AMD Live!を採用するベンダ側のメリット

2006年01月09日 22時54分36秒 | 業界動向
[PCウォッチ] AMDの新プロモーションブランド「AMD LIVE!」 (笠原一輝のユビキタス情報局)
デジタルコンテンツを扱うハブとしてのPCをアピールするためのブランド「AMD LIVE!」が発表されましたが、これをベンダ側が採用する時のメリットについてかかれてます。

IntelのViivに対抗しているのは明らかです。IntelのViivではベンダ(PCを出荷するメーカ)はViiv対応とすることでCPUなどを安く調達できるというメリットがあります。販売促進という名目でキャッシュバックされる形ですね。それと同等のことをできるだけAMDはお金持ってんのかなぁというあたりがまず懸念されます。

さらに笠原氏は、日本ではすでにTVチューナなどを搭載したPCがかなり出回っているので今更AMD Liveのようなアピールが必要ないのでは、とも指摘してます。

というわけで、IntelのViiv対抗としてはちょっと弱いんかなぁ、というのが現時点で思われることです。

トラックバック文化論

2006年01月07日 10時46分06秒 | その他
[SlashdotJ] ライブドアのトラックバックスパム対策は改悪?
トラックバックってのは、リンクしてもらっていたときに「***からリンクされてます」と提示できるようにするために導入された仕組みなのはいうまでもないとこです。ところが、Trackback pingを飛ばす手順がリンクを張る手順と同期していないために、困った文化論が出てきているという現状です。

ここで、ライブドアブログがはてなダイアリーと同様に、実際にちゃんとリンクを張らないとトラックバックを飛ばせないように仕様変更したところ、逆に非難されることになってしまったそうな。結果設定で選べるように変更されることになったとのこと。

この手の「実際にはリンク(言及)がないのに内容の関連からトラックバックだけ飛ばす」のが、映画などの感想を書くブログでよく見られるようです。先の文化圏分類でいうところの「関連仲間文化圏」ですね。彼らは、映画についての感想を書いた文章の所属(テーマ)を明示するための手段としてトラックバックを使ってるんでしょうね。もしそうなら、楽天広場の「テーマ」の分類が目的に合致するんでしょうか、類似のものがgoo blogで「ジャンル」として実装されてますな。

MSがXBox 360向け外付けHD DVDドライブ用意を明言

2006年01月06日 02時43分00秒 | 業界動向
[AVウォッチ] 米Microsoft、Xbox 360用HD DVDドライブを年内に発売
年内にMSがXbox 360向け外付けHD DVDドライブ発売を明言しています。具体的な仕様・価格・用途などが全然具体化されていないのでこれから用意するんでしょうね。

こんな時期にしかも外付けという中途半端な形のものを約束するだけ、っていうのもなんかおかしな話です。やはり、外付けHD DVDドライブ発売と同時にHD DVDドライブを内蔵したXBox 360を発売するのでは?と考えるのが自然でしょうかね。

一方、Blu-ray Discドライブ搭載を明言しているPlaystation3ですが、現時点ではパイオニア製ドライブは999ドルの予定とのことらしいです。SCEIはPlaystation3をいったいいくらで売り出すつもりなんでしょうかね。もちろん(外付けであっても内蔵であっても)HD DVDを載せるXBox 360の方も他人事じゃないでしょう。ゲーム機として使うことを考えれば現時点ではふつうのDVDで十分なはず、今あえて無理に(=赤字覚悟で)Blu-ray/HD DVDドライブを載せるのもかなりチャレンジングともいえます。ホント、任天堂はハードでは絶対にチャレンジをしないなぁ。

HD DVDとBlu-ray Discプレーヤが発表

2006年01月06日 02時29分21秒 | 業界動向
[AVウォッチ] 東芝、499ドルのHD DVDプレーヤーを3月に投入
[AVウォッチ] パイオニアがBlu-ray Discプレーヤーを発表
HD DVDが499.99ドル(安い方)、Blu-rayが1,800ドル、HD DVDが3月、Blu-rayが5月、という予定のようです。まぁ他社製プレーヤやソフトのほうと、またそれらの価格・完成度も見てじゃないとあまり意味がないでしょうけど。

予定通りHD DVDの方が安く発売されそうですね、東芝が無理しているともいえますけど。一般人の手の届くところに降りて来るにはもう少し時間がかかりそうです。

WMF形式処理におけるShimgvw.dllのバグのパッチは1月10日

2006年01月06日 02時23分26秒 | セキュリティ
[Internetウォッチ] Windowsの深刻な脆弱性、1月の月例セキュリティパッチで対応
例のめちゃやっかいなバグですが、MSは1月の月例パッチとしてこのバグに対応すると発表しています。月例パッチは毎月第2火曜日なので、現地時間で1月10日、日本時間で11日の夕方ってとこですね。

これに関しては月例を待たずしてもっと早くパッチを出した方がいいようにも思えるんですが、MSはパッチに問題がないかどうかのチェックに時間をかけたいということなのでしょう。非公式パッチが大々的に流れてきたりと、もうイヤンな感じです。

MSがWindowsでHD DVDを優遇

2006年01月04日 07時03分47秒 | 業界動向
[SlashdotJ] マイクロソフトがHD DVD陣営にはWindowsを割引か
どこまでが決定事項でどこからがウワサレベルなのかはわかりませんが、IntelとMSのHD DVD支持の話を具体化するという動きの一つかと思われます。また、今回のWindows上での優遇がhpの迷走に少なからず影響を与えたという推測もなされてます。

MSがWindows VistaでHD DVDを標準で(ドライバレベルで)サポートするのはまぁ目に見えてるんですが、今回の発表はそれ以上のものなんじゃないかと思われます。たとえば、本来ならライセンス料が発生する再生ソフトをMS側で面倒見るとか。HD DVDの幹事である東芝とのクロスライセンスの話も多少は影響あるのかもしれません。

iHD vs Java、Playstation3 vs XBox 360という構図からすればHD DVDをMSが支持するのはまぁわかるんですが、それならXBox 360にHD DVDのドライブ載せる方が直接的だと思うんですがねぇ。それとも、XBox 360が失敗してもHD DVDを協力にサポートできるようにするためにWindowsで後押しするってこと?Internet ExplorerやWindows Media Playerの時の独占禁止法違反の再来も連想させられます。