随分前になりますが豆葉が騒がれていた頃
宮崎に凄い豆葉があるとの情報で入手しました。
蘭が来て見たら”これが?”というほど細葉でビックリし
お棚に納め数ヵ月後に直ぐ凄い葉幅の葉が出始め
驚き買い取りましてまた別のお棚に納めました。
九州の所有者の方の所には随分と前から大きなものが
存在し実生品が出始めるよりはるかに前でしたが
あれは”翠華殿の実生”と某氏に
指摘されたこともありどうなのかを観察しておりました。
まず花は通年、白花が咲くことは確認出来ましたが
その後、豆葉のブームに陰りが出はじめ
存在を忘れていました。
入手時から希望されていた別のお客様が先日お出でになり
”やっぱりこの豆葉はええのう。これが翠華殿でも
ちごうてもこの蘭が面白いけえ、ええわい”と言われ
子供を希望して頂きましたので株分けが
可能かどうか見ておりましたら
親・子共に萌黄の柄と子供には堅状線があることが
分かりこの蘭で久しぶりに驚きました。
この株分けに際しまして所有者の方にお願いし
出ていた子供2本を頂くことが出来ました。
ここをクリック!!
この蘭が山採りなのかあるいはオリジナルの翠華殿なのか
いまのところは品種の同定が出来ていません。
しかし変異してきている品種であることは事実です。
それで今回変異をお楽しみいただくために
この写真の割子を販売開始いたしました。